あなたの仕事の8割は、「やらなくてもいいこと」だった

ZUU online / 2019年6月12日 20時30分

このように、管理職の仕事を減らすには、自分の仕事を人に任せることが不可欠です。中には「任せられる部下がいない」と平気で言う上司がいますが、任せられるように部下を育成するのは管理職の責務です。

部下の育成は時間をかけてでも上司がやるべき仕事で、絶対に略してはいけません。

「任せられない部下」を「任せられる部下」に育てるには、仕事の状況を定期的に報告させるのが最も効果的です。私が上司に対してやっていたのと同じように、部下から定期的に情報を上げさせれば、仕事の遅れやミスの兆候があっても早めにフォローできます。

仕事を発注するときも、「この点に注意して進めるように」とアドバイスを添えれば、失敗も減って部下のレベルは確実に上がっていきます。

こうして時間をかけてでも部下が成長すれば、上司である自分も仕事を下に任せて、管理職にしかできない重要な仕事に集中できます。チーム全員がそれぞれの役割に応じた仕事に取り組めば、組織の生産性は一気に上がるはずです。

■皆で仕事のやり方を「考える」場を作る

もう1つ、チームの生産性を高めるために、管理職がやるべきことがあります。それは、「皆で仕事のやり方を考える場」を作ること。

「自分1人で生産性の高い働き方を考えろ」と言われても限界がありますが、チームの皆で議論すれば、1人や2人は良い知恵を出してくれるもの。それを全員で共有し、実践すれば、組織の力はどんどん高まります。

 私が管理職時代は、1年のはじめにチームの皆で集まり、「今年はどんな仕事をやるか」「それを成功させるにはどうすればいいか」を議論していました。

無駄な会議は略すべきですが、チームで新しいアイデアを生み出すための場は積極的に作ることをお勧めします。

■生産性の高い人は「暇だ」が口グセ!?

生産性の高い働き方をしている人には、ある共通点があります。それは、暇なことです。

暇とは、時間に余裕があるということです。だから何か問題が起こっても、すぐに対応できる。対応が早いから問題が解決するのも早く、短期間で高い成果を出すことができます。

ところが、ほとんどの人は「忙しい」が口グセです。自分の上司がいつも「忙しい、忙しい」と言っていたら、部下は声をかけづらく、なかなか報告や相談に来ないでしょう。

私はいつも「暇だ、暇だ」と言っていたので、部下も「だったら佐々木さんに相談してみようか」と考えて、何でも話してくれました。 

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