高利回りで売り切れ…外国債券の魅力

ZUU online / 2019年8月3日 13時5分

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(画像=Valeri Potapova/Shutterstock.com)

比較的安定した運用が見込める国内債券と比較して、ハイリスクではあるものの、高い利息を受け取れる可能性があるのが外国債券の特徴です。その利回りの高さから、売り切れが出てしまうほどの人気がある債券もあります。楽天証券が販売する外国債券を見ると、年率4%は当たり前で、高ければ6%、7%を超えるものも珍しくありません。(2019年5月時点)

しかし、高利回りというだけで売り切れるほどの人気が出るものなのでしょうか。そこで、今回は外国債券の魅力について考えていきましょう。

■高利回りはどこの国?

同じく楽天証券の国内債券を見ると、個人向け国債が3年、5年、10年いずれも0.05%と、定期預金よりもわずかに利回りがいい程度です。(2019年5月時点)金利を見ると、多くの投資家が外国債券に目を向ける理由がよく分かるのではないでしょうか。さらに、外国債券の商品リストを見ると最も利回りが高いのは、欧州復興開発銀行のトルコ・リラ建て債券で年20.94%です。(2019年5月27日10時時点)

岡三証券では、国際金融公社債の南アフリカ・ランド建て債券が利回り6.519%、国際復興開発銀行債のメキシコ・ペソ建て債券が6.967%といずれも高利回りです。これらを見ると、高利回りの外国債券は「新興国の通貨建てである」という特徴が分かるのではないでしょうか。アメリカドル、オーストラリアドル、カナダドル、ユーロなどは、日本に比べれば利率が高いものの、それでも0.5%~3%ほどです。

先進国の債券は「政治が安定していること」「市場が成熟していること」から、安心して投資が行えるという特徴があります。一方、新興国債券では、国の政治状況や社会情勢によって市場が不安定になることがあり、カントリーリスクを念頭に入れて投資を行うことが必要です。上記で紹介したトルコ・リラ建て債券においては、ずば抜けて利回りが高くなっていますが、円高による為替差損によって利益が生まれない現象も起きています。

リスクのない投資商品はないわけですから、複数のリスクを抱える新興国の債券を購入する際には、国の情勢などについてよく調べてから購入する必要がありそうです。

■新発債と既発債どちらがよい?

債券には、新発債と既発債の2種類があります。新発債は、新たに発行される債券のことで、条件が提示された後、一定期間募集が行われます。時期を逃すと購入することができないため、タイミングを逃すと、欲しい時に債券が購入できないこともあります。既発債とは、すでに発行され、流通市場で取引されている債券のことです。

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