持っているだけでこんなにかかる?不動産の維持費用

ZUU online / 2019年8月25日 18時20分

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(写真=photoviriya/Shutterstock.com)

「不動産を持っている人」というと、とても裕福な人をイメージするかもしれません。たしかに土地やマンションなど所有する不動産から収益が生まれることはよくあります。しかしそれと同時に、持っているだけでお金がかかる出費のタネでもあります。具体的にかかる費用を3つ挙げますので、不動産の購入や相続・贈与を検討している人は参考にしてください。

■固定資産税と都市計画税

不動産を持っていることで定期的にかかる費用の最たるものは、固定資産税です。加えて市街化区域内の土地や建物には都市計画税もかかります。毎年1月1日時点の所有者が納税しなければなりません。4月頃に市町村から納付書が届き、4回に分けて納付します。一括で支払っても構いません。

税率は市町村によって異なりますが、多くは固定資産税が1.4%、都市計画税が0.3%です。

納める税金は、この税率を課税標準額にかけて計算します。課税標準額は購入金額とは異なるもので、通常固定資産税評価額と一致し、市町村が査定するものです。評価替えといって3年に1回、時価を基準に変更されます。(ただし、課税標準の特例措置が適用される場合や、土地について税負担の調整措置が適用される場合は、課税標準額は評価額よりも低くなります。)

土地の固定資産税評価額は基準地価のおよそ7割です。基準地価は実勢価格にもとづいて決まるので、時価のおおよそ7割くらいと考えてください。

建物の固定資産税評価額は個別に計算されます。基本的に同じような建物を建てたときにどれくらいの費用がかかるか算出し、築年数が経って劣化した分を差し引きます。

購入したときの価格が低かったり、相続で受け継いだりしてお金をかけずに手に入れた不動産であっても、時価が高騰していれば高額な固定資産税がかかることもあるので注意が必要です。

住宅用の土地や新築の家は税額が少なくなる特例もあります。

■建物や土地の維持管理費

建物を持つと管理費がかかります。わかりやすい例としては区分マンションの管理費と修繕積立金です。ローンの支払いがかさんでいたとしても、誰も住んでいない空室の状態になっていても、管理組合の決めた金額を毎月支払わなければなりません。相場は月1万円から3万円程度ですが、タワーマンションなどの高級住宅の場合はもっとかかることもあります。

一戸建てやアパートをまるごと持っている場合などは、毎月決まった金額を積み立てることが強制されているわけではありません。しかし定期的に修繕をしないと朽ち果ててしまいます。雨漏りの予防や外壁塗装、シロアリ対策などの費用が必要となるでしょう。ときには数十万円から数百万円かかることもあります。

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