経済指標の種類とそれぞれの特徴を把握して投資に役立てよう

ZUU online / 2019年7月24日 13時0分

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出典:Getty Images

株価に影響を与える重要な要素の一つとして、経済指標があります。

種々の経済指標の中には、ある程度先を予測するような先行指標や、現在を示す指標、比較的後から出てくるような遅行指標などがあります。

それぞれに役割が違いますので、うまく利用しましょう。

また、全てのデータには、鮮度というものがあります。

これらのことを考えながら、経済指標について勉強して行きましょう。

■ 大まかな分類

経済指標は、似たものも多く、まずは大きな分類をしておいた方がわかりやすいと思います。

  • 雇用
  • 生産
  • 物価
  • 景況感(センチメント)

についての指標があります。

ここで、景況感とは、景気が先行きどうなるかという多くの人からの予想になります。

株価には大きな影響を与えますが、実際には遅行指標ですので注意が必要です。

■ 雇用に関する指標

□ 失業率(日本)

日本ではこれが最も有名で、15歳以上で働く能力や意思がありながら、職に就いていない人の労働力人口に対する割合を示したものです。

景気が良くならないと企業は積極的に雇用を行わないので景気の遅行指標と言われています。総務省が毎月末に発表します。

□ 米雇用統計

米国の労働省が毎月始めの金曜日に発表する米国の雇用統計で、非農業部門の雇用者数が注目で、15万から20万人くらいの増加が好調の目安となります。

□ 失業率(米国)

米国の労働省が毎月発表するもので、16歳以上の失業者の労働人口に対する比率です。

4〜5%程度であれば、完全雇用状態とされています。

□ 失業保険申請件数(米国)

米国の労働省が毎週発表する、米国で新しく失業保険給付を申請した件数です。

失業率や米雇用統計の先行指数として注目されています。40万人を下回ると、雇用改善の目安とされています。

ただし、米国では失業保険に加入していない労働者もいますので、必ずしも雇用実態を示しているとはいえないことには注意が必要です。

毎週発表されるという速報性や米国の景気の動向に素早く反映する先行指標として捉えられており、景気に3ヶ月程度の先行性があると言われています。

■ 生産に関する指標

□ GDP(日本)

「国内総生産」のことで日本国内で1年間に新しく作られた生産物やサービスの金額の合計のことです。

生産が増えているかどうかを示す指標で、これを上げるには、企業の生産や利益を上げるだけではダメで、個人消費や政府支出も増えなければ上がりません。

2期連続でGDPがマイナスになると景気の低迷が深刻だと判断されます。

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