デジタル・リアルティ・トラスト:不況に強いデータセンターREIT

ZUU online / 2019年9月16日 14時0分

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出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2019年9月11日投稿記事より

デジタル・リアルティ・トラスト(NYSE:DLR)は、主にデータセンターの開発・運用に特化したREIT(不動産投資信託)で、安定的な分配金を選好する長期投資家の投資対象です。

現在の分配金利回りは3.5%(4.32ドル)です。

同REITは14年連続で増配を行ってきました。これは優れた経営の成果ですが、今後も堅調な業績および増配を継続できるか確認してみましょう。

■ 大きな市場シェアと厳格なコスト管理

デジタル・リアルティはデータセンター業界の巨大REITです。

310億ドル(2018年のデータ、約3兆3000億円)に及ぶ世界のデータセンター市場で20.5%のシェアを占め、アップル、グーグル、マイクロソフトなどの主要ハイテク企業などが顧客です。

さらにデジタル・リアルティは、コスト削減にも努めています。

2018年に同REITはシカゴにあるデータセンターの長期利用料金を交渉し、電気料率を20%引き下げることができました。

■ リセッションに強いREIT

デジタル・リアルティは、成長を継続でき、リセッションにも強いREITです。

リーマンショック時の2008年でも同REITは増収増益を継続し、過去15年にわたって成長を続けてきました。

堅実なREIT運営、それから長期志向の優秀な経営陣がデジタル・リアルティを支えています。

デジタル・リアルティの主力サービスであるデータセンターの開発・運用の重要性を考えてみましょう。

企業はコスト削減のためにウェブサイトの閉鎖などできません。

グーグルは、その検索エンジンを稼働させるためにパワフルなサーバーが必要です。

人々は、ソーシャルメディアサイトの使用を止めることが出来ず、また、デジタルメディアへのアクセスも止められません。

デジタル・リアルティはコミュニケーション・インフラで極めて重要な役割を負っているため、同REITの顧客が契約を中止することはほぼ考えられません。

■ ラテンアメリカ市場でのプレゼンス拡大

デジタル・リアルティは、2018年12月にブラジルのデータセンター大手Ascentyの買収を完了しました。

これは、ラテンアメリカ地域でのプレゼンスを拡大するための戦略的買収です。

ラテンアメリカは、データセンター運用者にとって次のフロンティア市場です。

携帯電話およびインターネットの利用率が上昇しており、データセンター・サービスへの需要が急拡大しています。

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