競争が激化する動画配信市場

ZUU online / 2019年9月18日 14時0分

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出典:Getty Images

アップルが先日のiPhone11発表時に、アップルTVプラスを月額5ドルで提供すると発表し、大きな話題となりました。

また、6月末にディズニーがディズニープラスを月額7ドルで提供するとしてこちらも話題になりました。

昨年までは、米国の動画配信市場は最大手ネットフリックスの独壇場に近く、市場のリーダーとしてFANG銘柄と言われてもてはやされました。しかし、今年は、冴えません。

そこには、競争の激化があるようです。市場の拡大にもかかわらず、急激にレッドオーシャン化しているようです。

動画市場全体の中で、限られた動画視聴時間を、テレビ、映画(劇場)、DVD/Blu-rayなどの様々なプラットオームが争っています。

その中で、動画配信ビジネスは、シェアを伸ばしています。今後、動画市場でテレビ、映画に次ぐ市場に成長すると期待されるため、競争が激化してきています。

テレビ(ケーブル・テレビを含む)、映画(劇場)、DVD/Blu-ray、YouTube などの無料動画配信などとネットフリックスのような有料の動画配信サービスは、個人の余暇時間を奪い合っている状況です。

コード・カッターとか、コード・ネバ―という言葉があるように、ケーブルテレビを止める、あるいは契約したことすらない、という人が増えており、インターネット経由の動画配信のシェアが急速に拡大しています。

このビジネスのコストはどうでしょうか。動画配信は、既存のコンテンツを流す分には、コストがあまりかからないのは当然ですね。

オリジナル番組は、映画の大作ほどではないにしても、かなりかかるようです。

ネットフリックスはオリジナル作品の制作費が年間で1.6兆円にまで膨らんできています。

ネットフリックスはコンテンツホルダーではないので、マーケットシェアを維持拡大するには、絶対に必要なのでしょう。

現時点では、利益率7.8%。ディズニーが24.2%ですから、オリジナル番組で勝負するネットフリックスは収益性がさほど高いようには見えません。

まずは、圧倒的シェア1位を狙うという戦略なのでしょう。

このビジネスがサブスクリプション・サービス(月額定額制)であるため、事前に収入が入るので、ネットフリックスなど制作側にとっては予算が立てやすくありがたい仕組みです。

それでも、制作のためにネットフリックスは多額の負債を抱えています。

動画配信専業のネットフリックスは月額$12.99。

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