人生100年時代を生きるには「何歳まで働けるのか」を考えよう

ZUU online / 2019年9月25日 12時0分

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出典:Getty Images

「自分は何歳まで働くのか」と考えたことがあるでしょうか。

会社員であれば定年がありますので、60歳または65歳で一区切りといったところでしょう。

ただ、人生100年と考えると、あと35年も年金と貯蓄だけで生きていかなければならず、これまで十分に貯蓄ができなかった人は、65歳以降も働くという選択をする人が増えているのです。

今回は、人生100年時代を生きるために、何歳まで働けるのかを考えてみたいと思います。

■ 老後資金が不足している人は何歳まで働くのか

厚生労働省の「労働力調査年報」によると、65歳以上の雇用者は年々増え続けており、2013年で285万人だったものが徐々に増え続け、2017年では426万人と、たった4年で141万人も増加しています。

では、なぜ高齢になっても働くのでしょうか。

厚生労働省の「中高年者縦断調査」によると、「現在の生活費のため」「現在の生活費を補うため」「借金返済のため」という理由で働くのは、年金受給額が少ないほど構成比の上昇が顕著となっています。

また、「家にずっといるのは嫌だから」「時間に余裕があるから」という理由で働く人は、年金受給額が多いほど構成比が上昇しています。

つまり、年金受給額が少ない人ほど「高齢でも働かなければ生きていけない」ということを物語っているのです。

では、今度は「実際には何歳まで働けるのか」という視点で考えてみましょう。政府の掲げている高齢者雇用対策では、「意欲と能力がある限り、年齢にかかわらず働き続けられる社会をめざす」とあります。

しかし実際には、意欲や能力があっても、体力がなくなれば働けなくなるのです。

そこで、老後のステージを「60~64歳」「65歳~74歳」「75歳以上」という3つに分けて考えてみました。

□ 60歳から64歳

この年代の人は、働くにはまだまだ十分な体力があります。総務省が2015年におこなった労働力調査によると、定年後に再雇用になったりアルバイトを始めたりしており、この年代の男性は75.5%もの人が何らかの形で働いています。

先程ご紹介した厚生労働省の「中高年者縦断調査」にあるように、生活費のために働く人、定年になり時間を持て余している人など様々な人がいます。

男性であれば誕生日が昭和36年4月2日以前の人は、年金の前倒しである厚生年金の特別支給がありますので、年金カットとなる28万円を目安に働くという人もいるでしょう。

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