今後KDDIの株価はどうなる?非通信事業での成否もポイント

ZUU online / 2019年10月12日 17時15分

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(画像=madamF / Shutterstock.com)

通信会社大手であるKDDIは、携帯キャリアのauを運営する会社として広く知られている。携帯キャリアといえば、政府主導の携帯電話料金引き下げやMVNO業者の台頭、5Gへの移行など話題に事欠かない。これらはKDDIの株価にどのような影響をもたらすのだろうか。株価を左右する注目すべきポイントについて解説する。

■KDDIの最近の株価動向

KDDIは、NTTドコモやソフトバンクと並ぶ日本の総合通信大手だが、その業績や株価はどのように推移しているのだろうか。

●KDDIの業績

KDDIといえば携帯電話のイメージが強いかもしれないが、インターネットの光通信を展開し、三菱UFJと共同でじぶん銀行に出資したり、カブドットコム証券に出資したりもしている。本業の携帯電話事業だけでなく、銀行や証券業などの金融業界にも進出し、収益の多角化を図っているのだ。

KDDIの直近の業績は、以下のとおりだ。

2018年3月期
売上高 5兆420億円
営業利益 9,628億円
当期利益 5,725億円

2019年3月期
売上高 5兆804億円
営業利益 1兆137億円
当期利益 6,177億円

2020年3月期(予想)
売上高 5兆2,000億円
営業利益 1兆200億円
当期利益 6,200億円

※当期利益=親会社の所有者に帰属する当期利益

KDDIは、2019年3月期の決算で18期連続の増益を達成している。また、2018年度に初めて営業利益が1兆円を超えた。その後も増収増益を続けており、来年度も成長が予想される。

またKDDI株は、カタログギフトがもらえる株主優待が個人投資家に人気だ。

●KDDIの株価動向

最近のKDDIの株価動向を見てみよう。2019年度は概ね堅調に推移しているといっていいだろう。4月に急落したものの、その後は上げ下げを繰り返しながら順調に推移している。2019年9月13日時点の株価は、2,887.5円だ。

今後の株価の予想について、ポイントは大きく分けて2つある。

・携帯料金の値下げの影響と携帯キャリア業界への新規参入による脅威
・非通信分野での事業の成否

それぞれを詳しく解説しよう。

●携帯料金の値下げの影響と携帯キャリア業界への新規参入による脅威

ポイントの1つ目は、政府主導による携帯電話料金の値下げと、楽天が携帯電話事業に参入することだ。

携帯電話市場は、長らくNTTドコモ、ソフトバンク、au(KDDI)がほぼ独占してきた。しかし、2018年に政府から携帯電話料金引き下げの議論が出てきた。また、楽天が2019年10月から携帯電話事業に参入することが決まっている。(延期の可能性あり)

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