【米国株動向】アマゾン、eコマースに加えIoTでも影響力拡大

ZUU online / 2019年10月29日 14時0分

写真

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2019年8月3日投稿記事より

様々な機器がインターネットに接続されるIoT(モノのインターネット)は、急速に成長している市場です。

今年の市場規模は7,450億ドル(約80兆円)で、2022年には1兆ドルを超えると予測されています。

ジェットエンジンなど、増え続けるデバイス、産業機器がインターネットに接続されており、企業はこれまでアクセスできなかったデータを取得し追跡できます。

しかし、IoTは産業部門にとどまりません。

消費者分野では、アマゾン(NASDAQ:AMZN)が影響力を強めています。同社のクラウドベースの「アレクサ」AI(人工知能)スマートアシスタントは、多くのデバイスとつなげることができ、音声入力で制御できます。

同時に、アマゾンはスマートデバイスをより多くの家庭に導入し、IoTサポートをAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)によって行っています。

そのすべてを組み合わせることで、アマゾンはIoTで支配的な地位を獲得しつつあります。

■ スマートスピーカー

アマゾンの「エコー」は、市場で最も人気のあるスマートスピーカーであり、61%のシェアを占めています。

2番目の地位を獲得している「グーグル・ホーム」は、市場の24%のシェアしかありません。

しかし、アマゾンはエコーの販売動向にはそれほど関心を持っていません。

同社は、エコー自体の販売からは利益をほとんど得ていないか、場合によっては損失を出しています。

アマゾンは、スマートスピーカーをeコマース(電子商取引)に資するデバイスとして注目しています。

2017年に自宅でエコーを使用した人は、平均的なアマゾンのユーザーよりも年間700ドル、平均的なプライムメンバーよりも400ドルも多くの買い物をアマゾンで行っていました。

その要因は、エコーを使えば即座に注文することができ、さらに過去に購入した商品の再注文が容易にできるからです。

スマートスピーカー分野におけるアマゾンの初期のリードに加え、エコーの所有者が得られる各種メリットにより、スマートスピーカー市場が拡大するにつれ、同社への恩恵が増していくとみられます。

■ スマートホーム

スマートスピーカーに加えて、アマゾンはこの数年間、他の家庭向けIoT関連事業にも取り組んできました。

たとえば、4月に同社は「キー・フォー・ガレージ」と呼ばれるサービスを導入しました。

これは、モニターされている宅配ドライバーが配達先の家のガレージ内に入り、荷物を安全に届ける仕組みです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング