特集2018年2月18日更新

時代劇初主演も決定! ベッキーの「その後」

2016年に起きた不倫騒動で一時芸能活動を休んでいたベッキーが、4月スタートの時代劇で主演を務めることが発表されました。この発表により「本格復帰か」「完全復活へ」といった論調の記事が増えたことを受け、今回は休業から今年初めまでの芸能活動を振り返ってみることにしました。

目次

連続ドラマ『くノ一忍法帖 蛍火』で時代劇初主演

本作は、奇想天外なアイデアを用いた大衆小説で名高い山田風太郎が、1969年に発表した時代小説「忍法双頭の鷲」(角川文庫)が原作。これを『超高速参勤交代』の原作・脚本の土橋章宏が斬新にアレンジ。五代将軍・徳川綱吉の時代を舞台に、ベッキーさん演じるお螢(けい)ら3人の美人忍者根来組のくノ一が、女の魅力を活かしたくノ一忍術で、弱きを苦しめる悪を成敗する模様を描いていく。
一見すると普通の町娘に見える忍び・お螢に扮するベッキーは「時代劇のオファーをいただいた時、大変驚きました。この瞳の色があるから時代劇に出演するのはむずかしいと思っていたんですが、逆にこの瞳をいかした時代劇の役を与えていただき、本当に嬉しく思います」と喜びの思いを明かす。

殺陣アクションで負傷も「私の勲章」

2月7日に行われた取材会では、撮影中の激しい殺陣アクションで刀が頭部に当たって出血し、病院で2針縫ったことを明かしたベッキー。しかし「私の勲章なんで」と笑顔を見せていたといいます。

撮影のオフショットをInstagramに公開 ファン「可愛すぎる」

タレントのベッキーが、7日に自身のインスタグラムを更新し、網タイツの美脚がセクシーな“くノ一”姿で寝落ちする写真を公開した。
写真を見たファンからは「忍法寝落ちの術?」「くノ一が爆睡してたら襲われるよ」「くノ一の衣装が似合ってますね。かっこいい!」「怪我が大したことなくて良かったです」「寝顔天使ですね(笑)」「ベッキーの殺陣、楽しみです」などのコメントが寄せられている。

撮影はすでにクランクアップしており、本ドラマは4月クールの火曜20時に放送される予定です。

「ゲス不倫」騒動から現在まで ベッキーの芸能活動

2016年初頭の“ゲス不倫騒動”で芸能活動休業へ

7日発売の「週刊文春」で「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(かわたに・えのん)との不倫交際疑惑が報じられ、6日夜、緊急会見を行ったタレントのベッキー。
ベッキーは赤の艶やかな振袖姿の写真とともに新年の挨拶メッセージをアップしている。
その中で「人生ですから、悲しいこともあるかもしれませんが、それも抱きしめていきます」と、今回の騒動を暗示するかのようなベッキーの意味深なコメントが残されている。
今回、不倫疑惑が報じられることを事前に知っていたベッキー側が、自身の「軽率な行動」として謝罪する覚悟であった可能性も否定できない。長年にわたり好感度タレントとして愛されてきたベッキーの初スキャンダル。

16年5月13日、『金スマ』にて104日ぶりのテレビ出演

5月13日に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で、ついにベッキー(32)がテレビ出演。不倫騒動について自らの口で改めて謝罪をした。

公式ブログも久々の更新

この放送終了後にベッキーは公式ブログを更新。このエントリーに対しては1万件を超えるコメントが寄せられました。

注目すべきはほとんどのコメントがけっこうな長文だということ。投稿者は自らの意見を投稿しており、ベッキー擁護の側面が際立っています。人気アイドルのブログにも数千件のコメントが付くことがありますが、その多くは1行だけの“足跡”的なものが多く、今回のように長文コメントが1万件を超えるのはまさに異例。

16年7月、BSのレギュラー番組に復帰

BSスカパー!の音楽番組『FULL CHORUS ~音楽は、フルコーラス~』に復帰

不倫騒動後、レギュラー番組を休演していたタレントのベッキーが、5日放送の音楽番組『FULL CHORUS~音楽は、フルコーラス~』(BSスカパー!)に出演。最初のレギュラー復帰は、地上波ではなくBSとなった。
ベッキーは冒頭、明るい表情で「本当にご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。きょうからまたがんばりたいと思います」とあいさつ。共にMCを務めるハマ・オカモトから、「お帰りなさい」と声をかけられると、元気に「ただいま!」と答えた。

InstagramとTwitterも再開

同日、Instagramで「お仕事リスタート」「インスタ再開」の投稿を受けて、ネットでは賛否両論の声が巻き起こりました。

「お帰り」といったコメントが寄せられる一方で、ネット上では相変わらず批判が殺到。「地上波くるなよ」「一生、スカパーに出てろ」「これからも偽善キャラでいくのか?」「元気の押し売りは、もう見たくない」という声が見受けられる。
『Instagram』に寄せられたコメントは、今回の騒動を批判するものもあるが、
「おかえりなさい」
「待ってたよ」
「頑張れ」
といった、復帰を歓迎するものが多かったようだ。

同月、『27時間テレビ』に生電話出演

「さんま・中居の今夜も眠れない」で“ラブメイト”に選出される

7月23日・24日(日)放送の「FNS27時間テレビ フェスティバル!」(フジテレビ系)内「さんま・中居の今夜も眠れない」で毎年恒例の「さんまのラブメイト2016」を発表した。「ラブメイト」は明石家さんまがいま気になる女性を10名紹介していく企画。
10位はベッキー。デビュー当時、さんまに好意があったと思っていたが、先日の騒動で「俺は好みじゃなかった」と思い知ったという。「放送中に電話してきて」と呼びかけたところ、後ほど、なんと本人から「お久しぶりです、さんまさん」と電話がかかってきた。

16年9月、久々の地上波テレビ番組はナレーション出演

NHK総合『NEXT 未来のために』に“声のみ”の出演

タレントのベッキー(32)が、地上波放送のテレビ番組に久しぶりに出演した。ベッキーが出演したのは、今月10日に放送された『NEXT 未来のために』(NHK総合)というドキュメンタリー番組。「出演」とはいってもナレーションのみで、姿を見せることはなかった。

同月、新聞広告でのセミヌード披露が話題に

日本経済新聞朝刊のカラー見開き広告で“背中ヌード”を披露

タレントのベッキーが、29日の日本経済新聞朝刊(全国版)で、セミヌードを披露した。
ベッキーが登場したのは、見開き1面で掲載された出版社・宝島社の広告。ベッキーは自慢のロングヘアから、ショートヘアにイメチェン。「あたらしい服を、さがそう。」というコピーと共に、一糸まとわぬ姿を披露している。

同年代の女性からは応援の声

WEB女性自身の記事によると、ベッキーと同年代の女性からは応援の声があがっていたといいます。

《良かったなって思う。いろいろうまくいくといいね。新しい服、見つかるといいね》(34歳・翻訳家)
《あんな男に人生振り回されたベッキーにちょっと同情。でも、元カレと真逆の、いい方向にいってるんだなってわかる広告。あの男は一生変われなさそうだけど、ベッキーは変われそうな予感がする》(30歳・博物館勤務)
《きれい! 素直に女性として素敵だなと思いました》(35歳・弁護士)

16年10月、ラジオのレギュラー番組がスタート

『ミッドナイト・ダイバーシティー~正気の Saturday Night~』毎月1週目の担当

不倫騒動で数多くのレギュラー番組を失ったベッキーのラジオ番組が、10月から始まった。JFM系列で土曜の深夜24時から26時にかけて放送される『ミッドナイト・ダイバーシティ:~正気のSaturday Night~』である。
ベッキーがレギュラーを務める番組は、週替りパーソナリティとなっており彼女は第1週を担当する。レギュラーといっても“月イチ”である。

同月、約5カ月ぶりに地上波番組で姿を見せる

フジテレビ『ワイドナショー』に出演

ベッキーがフジテレビ系のバラエティトーク番組『ワイドナショー』にゲスト出演した。地上波番組には5月13日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)以来久々の登場となる。
今回のオファーについてベッキーは「本当に、驚きました。私なんかが人様のことを言える立場ではないので大丈夫かなと不安になりましたし、もちろん怖さや緊張もありましたが、いつも拝見させていただいている番組ですし、出演させていただきたいと思いました。出演させていただくからには、『この質問は、しないでください』とは言いたくなかったので、『よしっ!』と気合を入れて臨みました」と振り返った。

16年12月、『帰れま10』にサプライズゲスト出演

ベッキー(32)が28日放送のバラエティー番組『朝昼夜帰れま10トライアスロン』(テレビ朝日系)にサプライズゲストとして出演。
番組中、お笑い芸人・カンニング竹山(45)が「どうしても個人的にテレビに出したい後輩がいるんです」と切り出し、登場したベッキーは「サンミュージック所属、ベッキー32歳です。よろしくお願いします!」とフレッシュに挨拶。タカアンドトシら出演陣は驚きながらも拍手で歓迎した。

サプライズ登場直後に地震が発生

サプライズで登場した直後に地震が発生。緊急放送に切り替わって番組が一時中断する事態にネットがざわつきました。

「一軒目酒場」での人気商品トップテンを当てる最中のこと。茨城県北部で地震が発生。最大震度6弱の大きい揺れに番組は急遽中止し、緊急放送に切り替わった。
人命に関わるため当然の措置とも言えるが、久々のベッキーのサプライズ出演は一部カット。この様子を観たネット民からは「当然とはいえ不幸すぎる...」「ベッキー登場に日本が揺れる」といった声も見られた。

復帰後の初CMは不倫騒動でも取り上げられていた「LINE」

LINE年末年始キャンペーン発表会があり、キャンペーンのCMでナレーションを務めるベッキーが登場した。ベッキーは11年のLINEサービス開始当初のCMにも出演しており、LINEのCMに出演するのは5年ぶりとなる。
本CMは12月31日(土)、’17年1月1日(日) の2日間のみオンエア。

17年1月、復帰後初の地上波レギュラー番組がスタート

北海道文化放送の生放送情報番組『北海道からはじ○TV』

ベッキーが地上波レギュラー復帰したのは、15日にスタートした北海道文化放送の生放送情報番組「北海道からはじ○TV」(毎週日曜・13時~)で、タレント・千原ジュニア(42)とMCを務める。

17年3月、『あいのり』新シリーズのメインMCに決定

NetflixとFODのネット配信番組『あいのり Asian Journey』のメインMCに

かつての人気番組の新シリーズ『あいのり REBOOT(仮)』のメインMCにタレントのベッキー(33)が起用されることが分かった。
ベッキーも当時から同番組のファンだったと語り、「私にはもったいないくらいの立場。この番組を通して私自身も成長していきたい」と喜びの声をあげた。

18年1月には地上波放送を開始

フジテレビは、『恋愛観察バラエティー あいのり』の最新シリーズ『あいのり:Asian Journey』を2018年1月12日(金)24時55分より地上波放送を開始する。

17年6月、復帰後初の映画『JKニンジャガールズ』に出演

“80%笑えて、20%ほろりとする超忍者コメディ映画”という本作は、人知れず東京を守るべく戦う女子高生忍者“JKニンジャガールズ”と、大阪を首都にすべく悪さを企む大阪の忍者たち“忍者オヤジーズ”との戦い(?)を描いていく。
ベッキーが演じるのは、忍者オヤジーズのサリー教官。

17年8月、『ゴッドタン』の特番に出演して話題に

ベッキーさんが登場したのは、「好感度を上げたい」というテーマで小木さんが披露した楽曲。「ワイドショーやラジオで言ったことをネットで叩かれる」と悩む小木さんが「どうしたら好感度が上がるか?」という相談を持ちかけた相手がベッキーさんだったというストーリーだ。
デュエット曲では、小木とベッキーによる歌詞の掛け合いが見せ場。歌詞の中で「どうしたら好感度って上がるのかな?」と問いかける小木に、ベッキーは「ワタシ今そんなに高くないよ!」「打たれ強くもないよ!」と返答。ベッキーは「♪(好感度が)高くなくても生きていく」と高らかに歌い上げた。
歌い終えてどこか吹っ切れた様子のベッキーに、司会の矢作兼(おぎやはぎ)は「感動しちゃうね!」と絶賛。

ネットでは賞賛の声

放送終了後、ネットでは「面白くて笑いすぎた」などの称賛する声があがっていました。

・面白くて笑いすぎたww
・新たな名曲誕生
・ベッキー「私そんなに好感度高くないよ」テロップ「しまった!!」www
・ベッキーなんだかんだいって可愛いし面白く良かった

17年12月、『チマタの噺』で不倫騒動の真相語る

“愛人役”オファー殺到を告白

笑福亭鶴瓶とゲストが自由によもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」の12月12日放送回にタレントのベッキーがゲスト出演。“あの騒動”後、大リーガー・イチローと食事会を開いたことや、現在“愛人役”のオファーが殺到していることなどを明かした。
「間違った恋をしてしまいました」と反省の弁を述べ「こういう経験をしたのなら、それを生かしたい」と語るベッキーさんに、鶴瓶さんが「ドラマでそういう役が来たらどうするの?」と質問すると。「実際そういうオファーが来ている。バリバリ来ていますね」とベッキーさんが“衝撃告白”。これには鶴瓶さんも「何やこの世界は!」と半分あきれ顔だった。

17年12月、『絶対に笑ってはいけない』での逆ドッキリが話題に

女性キックボクサーによる“禊のタイキック”を受ける

ベッキーさんはココリコの田中直樹さん(46)に「タイキック」を仕向けるという役どころで登場。ところがその後、ベッキーさんへの「逆ドッキリ」が発表され、2016年の不倫騒動の「禊」として自らも女性ムエタイ選手からキックをお見舞いされることに。

ネットでは賛否両論

このお笑いの“演出”には、ネットでさまざまな声があがり話題を集めました。

「ベッキーの禊タイキックは笑う」「タイキック受けたのすごい」などと好意的な声が寄せられる一方、「今までテレビ観た中で一番胸くそ悪いわ」「もやもやがすごい」という否定的な声も目立った。
「女性が不貞をするとここまでされるの?」「一気に冷えたわ」「ガチで怯えてるんじゃん」などベッキーを気の毒がる声が多く、視聴者もドン引きしてしまったようだ。

本人は「タレントとして本当にありがたかったなと」

一方、逆ドッキリを受けたベッキーはこの件に対して、自身のラジオ番組で次のようにに語っています。

「年末年始といえば、年末ですね。ガキ使の『笑ってはいけない』。放送されましたけど、年末のバラエティー番組といえば代表格が『笑ってはいけない』じゃないですか。なので、バラエティータレントの私個人としては出演させてもらえてうれしかったな、と思います。あと、仕掛け人として出ていったんですけど、そんな私が逆ドッキリされるっていうのもね。タレントとして本当にありがたかったなと思っています」

また18年1月1日には、自身のInstagramで新年のあいさつとともに「ご心配なく!」と投稿しています。


日本中をにぎわせた不倫騒動後の芸能活動の一部をピックアップしてみて、騒動前と比べると完全復帰とは言えない状況ではあるものの、着実に仕事が増えていっている印象を受けました。現在話題になっている時代劇の初主演をきっかけに「本格復帰」となるのか、今後のベッキーの動向も気になるところです。