特集2016年12月25日更新

2016年にブレイクした芸能人特集

俳優・女優・アイドル・ミュージシャン・お笑い…2016年に人気者の座を掴んだ新星たち。顔と名前をテレビやネットで見ない日はない、そんな彼らを改めて紹介します!

菅田将暉

「ORICON」が選ぶ、「ブレイク俳優」1位に

 ORICON STYLEでは、先日の女優部門に続き『ブレイク俳優ランキング』を今年も発表。見事、首位に輝いたのは、au CM「三太郎」シリーズでの“鬼ちゃん”で一気にお茶の間での好感度を上げ、月9ドラマ『ラブソング』(フジテレビ系)や今年公開された映画9本に出演するなど今最も忙しい俳優と言える【菅田将暉】。CMやドラマ、映画に引っ張りだこなのはもちろん、出演映画の番宣でバラエティ番組にも多数露出し、知名度を高めたこともブレイクの要因となったようだ。

高畑充希

ORICON「ブレイク女優」堂々の1位に

 2007年から6年間に渡りミュージカル『ピーターパン』の主演を務めただけあって、演技力や表現力、更には歌唱力も抜群の高畑。2013年に出演した朝ドラ『ごちそうさん』(NHK総合)でヒロインの義理の妹役を演じ、劇中で披露した「焼き氷の歌」が大きな話題となり歌の上手い演技派女優の称号を手に入れた。そして今年に入ると胸キュン映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で初主演を務め、朝ドラ『とと姉ちゃん』では少女が成長して出版社の社長を務めるまでを堂々たる演技でこなし多くの視聴者の心を掴んだ。

山崎賢人

細マッチョの“理想の恋人”人気No1俳優

3月に行われた「第39回日本アカデミー賞」で新人俳優賞を受賞。今年は映画「オオカミ少女と黒王子」「四月は君の嘘」で二階堂ふみ、広瀬すずとそれぞれW主演を務めたほか、7月期に放送されたフジテレビ系月9ドラマ「好きな人がいること」ではヒロインの桐谷美玲と恋に落ちるシェフを好演。

12月17日には「映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」も公開され、来年も「一週間フレンズ。」(2月18日公開)や「斉木楠雄のΨ難」「氷菓」「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」と待機作が目白押し。日本の映画界を席巻する俳優の1人へと成長を遂げた。

土屋太鳳

“清純派”演技だけでなくキレキレダンスでも注目

注目度No.1女優・土屋太鳳(21才)はとにかく忙しい。公開中の映画、内村光良(52才)監督作品『金メダル男』ではプロ顔負けのダンスを披露。これから来年にかけて主演作が立て続けに3本公開予定で、警官と結婚する女子高生役、鳥人間コンテスト出場をめざす大学生役、そして、兄に愛されすぎて困る女子高校生役を演じている。

ディーン・フジオカ

「五代ロス」以降も人気・実力ともに衰えず

2015年に放送された連続テレビ小説『あさが来た』(NHK総合)では、ヒロインのあさ(波瑠)が尊敬する薩摩藩士・五代友厚を演じてブレイク。世に“五代様ブーム”を巻き起こした。2016年に入ってからは『ダメな私に恋してください』(TBS系)のヒロイン・柴田ミチコ(深田恭子)が恋をするドSな元上司、また『IQ246~華麗なる事件簿~』ではIQ246の名探偵・法門寺沙羅駆(織田裕二)の執事・賢正を好演し、それぞれが好評価。9日に発表された大手インターネット関連サービス起業のYahoo!が選ぶ「Yahoo!検索大賞2016」でも大賞と俳優部門の2冠を獲得し、人気の幅広さを世に知らしめた。

二階堂ふみ

小悪魔的魅力とファッションセンスで女性からも人気

テレビタレントとしての顔も好評だし、モデルとしての顔も若い女性たちから支持されている。「彼女は新垣結衣や西内まりやなどを輩出している、女子小中学生向けファッション誌『ニコラ』のモデル出身ですからね。現在も、よくファッション誌で特集が組まれています。映画で演じる様々な役柄同様、様々なジャンルの服を独自のセンスで個性的に着こなしてしまうのは、さすがです」(女性誌記者)

星野源

「逃げ恥」で人気爆発、紅白も出場の“ポスト福山雅治”!?

役者としては2003年夏に放送されたドラマ『WATER BOYS』(フジテレビ系/山田孝之主演)に出演したのがドラマデビュー。その数年前に結成していたバンド「SAKEROCK」のCDデビューも同年で、以降、役者としては劇団大人計画に所属、ミュージシャンとしてはカクバリズムに所属してきたが、昨年、バンド解散を機に大手芸能事務所アミューズがマネジメントをするようになり、仕事の幅が一気にメジャーに広がった。それまでも勿論、人気のある役者でミュージシャンだったし、『LIFE!~人生に捧げるコント~』(NHK)での「うそ太郎」などコント演技の評判も高かったわけだが、市場規模がぐっと巨大化したということである。

大原櫻子

歌手として武道館ソールドアウト、女優として複数映画に主演

初の紅白歌合戦出場後に20歳を迎え、1年3ヶ月ぶりとなる2枚目のアルバム『V(ビバ)』がオリコンウィークリーチャートで3位を獲得。女優としてもフジテレビ系月9ドラマ「好きな人がいること」に出演するなど大活躍をする彼女。

全会場ソールドアウトとなった今ツアー、歌手としての大原櫻子が存分に楽しめる公演となった。とんでもない加速度で人気を高め、ついに日本武道館にまでたどり着いた大原。この日も、超満員の約9000人、2日間合計18000人のファンを集めた。

加藤諒

イケメンじゃないけどイジられ上手の“愛され俳優”

「座ってよし、立ってよし」であり、レギュラーもゲストもひな壇もワイプもOKのオールラウンダー。しかも芸人からアイドルまで、「誰がどんなイジリをしても許される」スキがあるため共演者を選ばないのも、キャスティングされる上での強み。特に明石家さんまさんや中居正広さんなどの大物MCに愛されていて、そのイジリ方は「今コイツに振れば必ず笑いが生まれる」という確信犯的なものがあります。

欅坂46

2万2509人から選ばれた21人の少女たち

CDデビュー前から冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系)でオーディションの様子やデビューまでの成長の過程が放送されていたことが挙げられる。特に、当時14歳のセンター・平手友梨奈の凛とした存在感、大人に対して反旗を翻すような独自の世界観が、身近でありながら憧れの存在として、同世代の女性から多くの支持を集めているようだ。

坂口健太郎

モデルから俳優としてブレイクしたイメケン“塩顔男子”

2013年、色白で薄顔なことから、今モテるイメケン“塩顔男子”として話題を集め、2014年には「MEN’S NON-NO」6月号で、1994年10月号の田辺誠一以来、約20年ぶりに同誌現役専属モデルとして単独表紙を飾った。その後は、幾度となく表紙に登場。2015年11月には初のフォトブック「坂道」を発売するなど、“塩顔男子”としてブレイクした。

岩田剛典

王子様系俳優としても大人気の三代目JSBダンサー

グループのダンサーとしての活躍はもちろん、2014年のTVドラマ『ディア・シスター』(フジテレビ系)出演で脚光を浴びるや一気に人気が高まり、今年も映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の主演を務め大きな話題を呼んだ。社長の息子で慶応大学卒、演技もダンスもこなすという非の打ち所がないイケメンっぷりには「顔も頭もよくて運動もできるとか欠点一つもない」「植物図鑑でも王子様!って感じで最高にかっこよかった…」と、ぞっこんになるファンが続出している。

波瑠

多彩な演技と24時間TVで幅広い層に支持

2位にランクインしたのは、朝ドラ『あさが来た』(NHK総合)で明治を代表する女性実業家のヒロイン・白岡あさを好演し、一躍その名を全国に知らしめた【波瑠】。『あさが来た』の後、間髪入れずに出演したドラマ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)では、あさとは真逆のしっとりした大人の女性を演じたことで朝ドラのイメージからの脱却に成功した。その後もドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)で初の刑事役にも挑戦している。

広瀬すず

賞総なめ、人気・実力“若手No.1”女優

昨年は各賞を総なめにして、人気・実力ともに“若手NO.1”女優とも呼ばれる広瀬すず。本作では、猪突猛進で天才肌の“千早”その人となり、パワーをまとった圧倒的な演技で、一気に作品へと入り込ませてくれた。

女優としての類まれなる感性を持つ一方で、すぐさま周囲を虜にするような人懐っこい笑顔も彼女の持つ魅力のひとつなのだろう。インタビュー中も、楽しそうに頭を巡らせ、丁寧に質問に答えてくれた。

BABYMETAL

とどまるところを知らない、世界規模の活躍

2014年に発売された1stアルバム「BABYMETAL」は全米ビルボード総合チャートにランクイン。同年には日本武道館でのライブを行い、日本武道館単独公演の女性最年少記録を樹立した。その後、イギリスの大型フェス「Sonisphere Festival UK」のメインステージに参加し、6万5,000人の観衆を迫力のパフォーマンスで魅了したり、レディー・ガガの北米ツアーのサポートアクトに抜擢されるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せた。2016年12月には「RED HOT CHILI PEPPERS」のイギリスツアーにスペシャルゲストとしての出演が決定しており、その勢いはとどまることを知らない。

ぺこ&りゅうちぇる

周りを幸せにする原宿系読モカップル

原宿のカリスマ的存在のりゅうちぇるは、ここ半年間で100本以上のテレビ番組に出演するなど、お茶の間にもすっかり顔が浸透。番組ではその人気の秘密を、「自分の発言を自分で笑うため」と結論づけた。

メイプル超合金

テレビ出演激増の個性派お笑いコンビ

昨年と比較して番組出演本数を増加させた「2016ブレイクタレント」として、お笑いコンビ・メイプル超合金が、昨年の15本から295本(増加数:280本)となり、同部門の1位に輝いた。2位はお笑いコンビのトレンディエンジェルで昨年107本から今年355本(増加数:248本)。

2012年8月に結成した、金髪に全身真っ赤の衣装がトレードマークのカズレーザーと、紫の衣装で体重130キロの巨体・安藤なつによる同コンビ。昨年末に開催された『M-1グランプリ2015』で初の決勝進出し、一気に知名度を上げた彼らは今年に入り、あらゆるバラエティ番組に出演した。

トレンディエンジェル

昨年の「M-1」優勝で大ブレイク

「斎藤は先日、出演した『おしゃれイズム』(日本テレビ系)で、今年のテレビ出演はコンビ、ピンと合わせて326本だったと紹介されていました。その他にCMや営業の仕事もあるでしょうから、月収800万円というのは、かなりリアルな数字のはず。さらに今年ずっと勢いが落ちていませんから、いわゆる1億円プレイヤーでしょうね。他の事務所より芸人の取り分が少ないといわれる吉本興業でこれですから、すごい売れっぷりですね」

ピコ太郎

「PPAP」が世界中で人気爆発

 YouTubeの2016年の世界動画ランキングで日本人初の2位となるなど、謎の中年歌手、ピコ太郎(53)の快進撃が止まらない。 

 「日本より先に、台湾、韓国、シンガポール、フランスなど、海外でプロモーション活動を行っていたピコ太郎ですが、10日、ラゾーナ川崎プラザでファーストアルバム『PPAP』の発売記念ミニライブを開催しました。日本では初のフリーライブだったため、会場には彼をひと目みようと約1万人が集まり、本人もかなり驚いていましたね」(芸能プロ関係者)

横澤夏子

ネタだけでなく女優としても活躍するピン芸人

「ちょっとイラっとくる女」など女性を題材にしたネタで知られる女性ピン芸人・横澤夏子(26)。ネタ番組やバラエティ出演はもちろんのこと、女優としても活躍中の彼女は、今期の連続ドラマ『せいせいするほど、愛してる』(TBS)で、主演・滝沢秀明や武井咲と同じティファニーで働く女性を演じている。

オリエンタルラジオ

「武勇伝」から10年余。「PERFECT HUMAN」で再ブレイク

今年「PERFECT HUMAN」が大ブームとなり、紅白歌合戦初出場が決まった彼ら。藤森慎吾は「第一報を聞いたときは嬉しくて、嬉しくてしかたなかった」と喜びを爆発させ、「相方のあっちゃんと12年コンビとして活動してきて、その中で今年はRADIO FISHとして活動して、歌を歌うことで、いろんな方たちに真似してもらいました。今までなかった世代に歌を歌ってもらうことができ、充実した1年になりました」としみじみ振り返った。
中田も「紅白出場できるなんて、身に余る光栄です」と喜び。「2年前になぜか歌を歌いたいと、弟にメンバーを集めてもらい、事務所になにを歌っているのか聞かれ、その結果『PERFECT HUMAN』が生まれ、後ろのメンバーが振り付けを考えてくれて、相方が歌詞をつくってくれた。僕は真ん中で首をかしげているだけ。それで夢が叶うなんて人生すごいな」と会場を笑わせた。

平野ノラ

“時代錯誤”のバブルネタで一躍人気者に

小学生の頃からバレーボールを始め、バレーボール強豪校で全国優勝したほどのバレー少女だった平野さんは、フリーター時代に一度芸人を目指したものの挫折、その後ラーメン屋、OLなどを経験。不動産の仕事をしていた時期には1日16時間猛勉強して宅建取引士の試験に合格。それでも夢をあきらめきれずに31歳にして再び芸人になることを決意、ワタナベエンターテインメントのオーディションを受け、養成所も皆勤賞だったという。

彼氏のプロポーズを断ってまで再び飛び込んだ芸人の世界で見事ブレイク。現在多忙な毎日を送る平野さんの仕事はテレビだけではなくライブや営業や雑誌撮影と多岐にわたる。

おかずクラブ

中居正広とのキスで話題を呼んだぽっちゃりコンビ

「オカリナと言えば、新たなブス枠として話題を呼んでいる女芸人です。“ブスなのに自意識過剰な女の子”というコンセプトのネタも難なくこなし、さらにはマイペースで独特の雰囲気を放つことで、ゆるキャラ的な愛着感が湧き、若い女性を中心に絶大な支持を受けています。ドラマ『天才バカボン』(日本テレビ系)ではバカボン役に抜擢され、女優としても活躍するなど、まさにいま波に乗っている存在でしょう」(芸能誌ライター)

永野

「ラッセンが好き~♪」一発屋と思いきや失速せず

鮮やかな色の衣装に身を包み、不敵な笑みを浮かべながら、「ゴッホより~、普通に~、ラッセンが好き~♪」と歌って踊る小柄で不気味な男。芸歴21年の芸人・永野は、いまやテレビで見ない日はないというほどの人気ぶりだ。ニホンモニターの調査では、2016年の上半期だけで永野は109番組に出演。132番組のメイプル超合金、113番組のりゅうちぇると並んで、今年の顔と言える存在になっている。

いかがでしたか? 来年も彼らの活躍を期待したいところですが、同時にニューフェイスの登場も楽しみですね! 近いうちに「2017年にブレイクを期待する芸能人」も特集の予定ですので、お楽しみに!