梅雨シーズン到来! カビ対策&除湿アイテム特集

2018年6月11日更新

ゴールデンウイーク明けの沖縄地方を皮切りに、今月6日には近畿から関東にかけて、さらに10日には北陸と東北南部の梅雨入りも発表され、いよいよ梅雨の本格シーズンに突入しました。そこで、ジメジメした季節にオススメのカビ対策や除湿アイテムをたっぷりご紹介します。

いろいろなカビ対策

収納のカビ対策

収納は八分目にして風を通す

しまってあるモノとモノとの間が少し空くくらいを目安に、収納量を減らします。この際ですから、しまってあるモノを全部出して使っていないモノを処分。そのついでに収納内の掃除もしておくと安心です。
押入れでは、床と壁をスノコで囲って隙間を空けておくと効果的。そして襖を中央に寄せて、風の入り口と出口を作りましょう。
クローゼットや下駄箱、押入れなども同様に、扉を開け放って風を通します。さらにタンスの引き出しも蒸れないようにオープン。短時間に乾燥させたいときには、扇風機を置いて風を送ってあげましょう。

バスルームのカビ対策

「ルックプラス おふろの防カビくん煙剤」が話題に

ライオンの『ルックおふろの防カビくん煙剤』。1~2カ月毎に使うと、銀イオンの力によってカビの繁殖を抑えられるというマーケティングに見事ヤラれてしまいました。
黒カビ、ピンクカビをはじめ、ほかにも特撮系に出てきそうなヤバい色のカビがすべてシャットアウト。使用したその日からもうカビが発生しなくなりました。どうやら、天井などの見えないカビ胞子にも効果を発揮し、浴室全体を除菌してくれる仕組みのようです。

洗濯槽のカビ対策

効果が目に見えて実感できる洗濯槽クリーナー

(株)リベルタ(本社:東京都渋谷区)は、竜巻洗浄と発泡パワーの力で効果が目に見えて実感できる洗濯槽クリーナー『カビトルネード』を開発。「カビトルネード 縦型用」と「カビトルネード ドラム式用」を2018年6月20日(水)より一部ホームセンター、一部ドラッグストア、自社ECサイト、ECモールで順次発売します。
2剤に分けることで剤の溶け残りをなくし、目に見える効果を実現。剤が混ざった瞬間、一気に強力な発泡が起こるという化学反応を上手く活用することで、洗濯槽についているカビを目に見えてしっかり剥がすことに成功しました。

貼るだけの簡単抗カビアイテム

生活雑貨メーカー、コジットの「バイオシリーズ」は微生物の働きを利用してカビを抑制するお掃除アイテム。風呂、エアコン、げた箱など場所別に商品が用意されており、それぞれの場所に設置するだけで抗カビ効果が発揮され、掃除の回数を減らすことができるといいます。

新たに「消臭効果」もプラス

リニューアルによって新たな抗カビ機能が追加されたほか、4つの悪臭(アンモニア、酢酸、トリメチルアミン、硫化水素)に対する消臭効果もプラスされたそう。貼ったり吊るしたりするだけでOKなので、梅雨入り前に各所に設置しておけば、例年よりもカビを抑えられそうです!

靴の保管

湿気は臭いやカビの大きな原因。ヒノキのチップが入った袋を靴の中に入れておけば除湿、乾燥、さらに消臭もしてくれます。
湿ってしまっても乾かしてあげることで、繰り返し半永久的に使え、ワンペア持っておく価値あり。靴箱に入れておくだけでも除湿効果があり、スニーカーやブーツなどさまざまなシューズに使えます。

換気扇のお手入れ

『抗カビ&抗菌ホコリとりフィルター』は、トイレや脱衣所・お風呂の換気扇のホコリ汚れを防止する商品です。従来の抗菌加工に加えて新たに抗カビ加工が施され、梅雨をはじめとしたカビが心配される時期の室内環境浄化ニーズに応えるアイテムとして注目されます。

塩化ベンザルコニウムで洗濯

部屋干しの嫌なニオイを解消

洗浄力はとりたてて高くないのですが、凄まじい殺菌力があり、衣類を殆ど傷めない(モノによるので大事なものはテスト必須)ので、病院のシーツなどの洗濯にも使われています。
この洗剤で洗った衣類はかなり殺菌されているので、臭いにくくなります。さらに長期間保存(衣替え)に詰めるときも臭いにくくなりますので、冬物をしまうまえに一度洗っておくというのにも向いています。

キッチン周りの「黒カビ」防止

水滴を拭き取る&アルコールをシュッシュッ

黒カビは、蛇口回りの
水滴をなるべく拭き取る
だけで十分防げるんです。
キッチンの水垢汚れにはクエン酸がとっっっても効くのでクエン酸を含ませたスポンジなどで拭けば、すっきりします。
また、黒カビはアルコール消毒にとても弱いので梅雨前から夏が終わるくらいまでの期間は
アルコールをシュッシュッ♪
するのもいいかもしれません。

車内のエアコン臭(カビ菌)防止

車内用の除湿剤「CAR DEHUMIDIFIER」

除湿剤CAR DEHUMIDIFIERを車内に置くだけで、
フロントガラスのくもりやエアコン臭(カビ菌)の原因となる湿気を吸収、
同時に消臭効果ももたらします。

オススメの除湿アイテム

ハンガータイプの乾燥機

ハンガーに服をかけてボタンを押すと、服の種類や生地の厚さにもよりますが、温風によって1~3時間ほどで服が乾きます。
シューズ用エアーダクトも付いているので、靴も乾かすことができます。
靴を保管する前に乾燥させれば、カビや劣化防止にもなりますね。

衣類乾燥機能を搭載した除湿機

「プラズマクラスター除湿機 CV-H180」は、空気をきれいにしながら除湿と衣類乾燥の両方に対応しているのが特徴です。
湿度の上がった室内はカビの繁殖の危険性が高まりますが、“後ろ斜め20度”の風でしっかり空気を循環させ、室内の除湿&空気の浄化をしてくれるのも魅力。

除湿機の気になるランキングは下記の記事よりどうぞ。

衣類乾燥補助シート「早乾くん」

こちらのシートをハンガーに装着し、その上から濡れた衣服を掛けるだけでどこでも服を乾燥させることができる便利アイテム。
シートは除湿剤に使用されるシリカゲルという成分で出来ているため、濡れたスーツのジャケットやズボンなどの水分を除去してくれます。使用環境や服の湿り具合にもよりますが、約60分で乾かすことができるようなので、帰宅したらすぐに干して明日の朝にはカラッとした状態でまた着用することができるでしょう。

珪藻土バスマット

珪藻土は、白亜紀において海や湖に生息したプランクトン(珪藻)が長い年月をかけて堆積し、化石となった自然の鉱物をいいます。
地球が太古から育んできた珪藻土は、自ら吸水吸湿・放湿する「調湿」という機能を持っています。
また、珪藻土の表面には無数の孔(穴)があり半永久的に自立呼吸をしています。
これが驚きの《乾燥力》に繋がり、バイキンやカビの繁殖抑制の働きもしているのです。

くり返し使える消臭除湿シート

使い方はカンタン。敷き布団の下に敷くだけ。
すると、このシートの主成分であるB型シリカゲルが吸湿と放湿をくり返し、湿度を程よく調節してくれます。
さらに! 空気中のニオイやガスも吸着してくれるので、消臭効果も。
なんと、シートに吸湿力がひと目でわかるサインがついています。
再生シグナルがピンクになったら吸湿力が下がってきたお知らせ。
シグナルがブルーになるまで干して再生させてあげましょう。

見た目がかわいい除湿剤「カラッとマスコット」

中に詰まったシリカルゲルが、素焼きの表面を通して湿気を吸収します。さらに、除湿力が弱まったら、電子レンジで温めることで何度も使うことが可能です。

除湿機の選び方

除湿機の分類

除湿機は除湿方式の違いで分類ができ、現在は「コンプレッサー式」と「デシカント式」という二つの除湿方式が主流で、二つの方式を組み合わせた「ハイブリッド式」もあります。それぞれのメリット、デメリットを知り、自分が求める除湿機を選ぶことが大事になります。
それぞれの特徴とともに、楽天市場の人気商品をご紹介します。

コンプレッサー式

【メリット】
・除湿量が大きく、湿度の高い季節に効果
・デシカントと違いヒーターを使用しないので、消費電力が小さい
【デメリット】
・冬場の除湿能力が落ちる
・コンプレッサーを内蔵しているので、動作音がやや大きい

デシカント式

【メリット】
・1年中安定した除湿が可能
・コンプレッサーを使用しないので、動作音が小さい
【デメリット】
・ヒーターを使用するので、消費電力が大きい
・室内温度を上げるので、夏場の利用に不向き

ハイブリッド式

【メリット】
・両方のいいところを兼ね備え、1年を通した利用が可能
・ランニングコストも抑えられる
【デメリット】
・2つの方式を採用しているので、本体が大きい
・価格が高くなる傾向にある

ペルチェ式

パソコンのCPUの冷却にも使われる「ペルチェ素子」を用いて空気を冷却し、水蒸気を凝縮する方式。
メリットは運転音が静かで小型化も可能なので玄関や洗面所など狭い場所でも使える点。一方で、除湿能力が他の方式に比べて低く、低温に弱い点がデメリットとなります。