特集2017年5月22日更新

ディズニーリゾートが続々リニューアル

『ファインディング・ニモ』と『ファインディング・ドリー』の世界を体験できる新アトラクション、『ニモ&フレンズ・シーライダー』が5月12日、ディズニーシーにオープンしました。人気アトラクション『タートル・トーク』も同日にリニューアルし、夏に向けてどんどん盛り上がっている東京ディズニーシーと、来年以降に大きなリニューアルを控えている東京ディズニーランドについてまとめました。

ディズニーシーは新アトラクションがオープン

新アトラクション『ニモ&フレンズ・シーライダー』

5月12日グランドオープン

東京ディズニーシーで5月12日(金)、新アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」のグランドオープンを記念して、同アトラクションのテーマであるディズニー/ピクサー映画の『ファインディング・ニモ』や『ファインディング・ドリー』の日本語吹替え版のボイスキャストを務めた室井滋さん、木梨憲武さん、上川隆也さん、中村アンさんの4人がセレモニーに出席。オープンを待ちわびたゲスト約280人と、笑顔で握手を交わした。

どんなアトラクション?

同アトラクションは、人気のディズニー/ピクサー映画「ファインディング・ニモ」と「ファインディング・ドリー」の世界を舞台に、映像とライドシステムの動きを融合させることにより、映画の海底の世界を体験できる屋内型アトラクション。
海の中に突入すると…広がる世界がため息がでるくらい美しい。あちこちで魚が泳ぎ回り、たゆたう海藻……眺めているだけでとっても気持ちいいっ。
そしてニモやドリーと同じ、魚サイズになったことに気づきます。その光景は、人生初の「魚目線」の世界なのであります!
映画で見たニモやドリーなど数多くの仲間に話しかけられ、いっしょに泳ぎ、どんどんどんどん引き込まれていきます……。

注意する点も

大きく左右に揺れたり、ぐらぐらと振動したりする場面があるため、乗り物酔いに弱い方はご注意ください。また、妊娠中の方、および身長90cm未満の場合は乗車できません。「せっかくファストパスを取ったのに乗車できない……」なんてことにならないよう、まず、東京ディズニーシーの入り口に入ってすぐの場所にあるインフォメーションボードのところでキャストの方に身長を測ってもらいましょう!
ここで身長制限をクリアしていれば、キャラクターの絵がついたリストバンドを着けてもらえます。これで安心して列に並んだり、ファストパスを取りに行けたりしますね。

混雑状況は?

オープン初日の5月12日はシステム調整の影響もあり、最長150分の待ち時間だったようです。オープン後初の土日はそれなりに混んではいるようですが、オープン1週間後には待ち時間500分の新記録を叩き出し、今も大人気のトイストーリーマニアよりは楽に待てるレベルかも?その後の平日は最長120分、休日では最長150分。平日なら時間によっては20~30分待ちで入れることもあるようです。とにかくファストパスの行列が長い!という意見も。

ニモのフードやグッズも要チェック

ニモの模様を再現したチュロス、ニモの形のポップコーンバケット、海をイメージした涼し気なドリンクなど、新発売のフードはインスタ映えもばっちりです。

オススメなのが「ポップコーン、バケット付き」(2,300円)。ニモがモチーフのバケットに入ったポップコーンです!
実は過去にも『ファインディング・ニモ』のデザインでポップコーンバケットが発売されたことがありましたが、ニモのフォルムそのままに再現されたのは今回が初! 片方が短いニモの「幸運のヒレ」もしっかりと表現されており、ファンにはたまらない1品です。
「アクアトピア」横のポップコーンワゴンと、マーメイドラグーンのポップコーンワゴンの2カ所で販売されています。どちらのワゴンもキャラメル味での販売なので、別の味がお好みの場合は「ポップコーン引換券でお願いします」と購入時にキャストの方に申告しましょう。お好きな味のポップコーンワゴンへ行って引換券を渡すことで、そのワゴンで販売しているポップコーンをバケットに入れてもらえますよ。

期間限定のニモデザインに注目!ディズニーリゾートライン

 さらに注目は、東京ディズニーシーへ向かうために乗るディズニー・リゾートライン(モノレール)。パープルの車両に乗るあなたは本当にラッキー。この車両には「ニモ&フレンズ・シーライダー」の登場を記念し、車外にラッピングが施されています。
 実はそれだけではありません。この車両の“中”に注目。なんとそこは、まるで海の底。ファインディング・ニモシリーズに登場するさまざまなキャラクターたちが、あなたを外から観察しているようですよ。

『タートル・トーク』はリニューアル

『タートル・トーク』って?

亀の『クラッシュ』とリアルタイムで会話ができるシアター型アトラクション。参加者がクラッシュから指名され、出身地等を聞かれたり、逆に質問をすることもできます。指名をされた人はクラッシュにいじり倒される可能性もあるので注意ですよ!会話の内容によってクラッシュの返答や動きも変わり、毎回異なる展開が楽しめるので、飽きの来ないアトラクションとして根強い人気を誇っています。

「タートル・トーク」は、ディズニー/ピクサー映画「ファインディング・ニモ」を題材としたシアタータイプのアトラクションで、2009年10月にオープンして以来、人気を博してきた。

リニューアルで新キャラクターが追加に

所要時間は約30分、定員は約200席。クラッシュの軽快なトーク、ゲストとのリアルタイムな会話、毎回違った驚きが待っている「タートル・トーク」の楽しみ方は無限大。あなたのアピール次第で、クラッシュと会話できるかも。

リニューアル内容は?

新しいキャラクターが加わり、ストーリー展開にもバリエーションが増えたようです。もともと無限大の楽しみ方ができるアトラクションですから、さらに楽しみが増えたとなると、これからもリピート必須ですね。

このたび、ディズニー/ピクサー映画『ファインディング・ドリー』のキャラクターが仲間入り。タコのハンクやジンベエザメのデスティニー、シロイルカのベイリー、クラッシュの息子スクワートらが加わった。新しいキャラクターが加わるのは、アトラクションのオープン以来初めて。
ゲストは、クラッシュとのリアルタイムでの会話を楽しむ中で、ドリーとスクワートたちとのかくれんぼや、ニモの父親マーリンとスクワートの兄弟たちの愉快な掛け合いに参加したり、デスティニーやハンクたちがやってきて話しかけたり、より多くの仲間との交流が楽しめるように。ストーリー展開や登場キャラクターは回により異なる。

混雑状況は?

ニモ&フレンズ・シーライダーのオープンと同日リニューアルだったためか、初日でもそんなに混雑はしていなかったようです。タイミングが良ければ10分程度の待ち時間だったそう。

2019年にも新アトラクションがオープン

海外のディズニー・テーマパークで高い人気を誇る大型アトラクション「ソアリン(仮称)」が東京ディズニーシーに誕生。メディテレーニアンハーバーを見下ろす丘に立つ、歴史を感じさせる建造物が同アトラクションの舞台だ。
ゲストはライドに乗って風や匂いを感じながら、世界中の名所や大自然をめぐる雄大な空の旅を楽しむことができる。日本オリジナルのシーンも加わった、最新の映像にも注目したい。こちらは2019年度のオープンを予定している。

ディズニーランドは来年以降続々リニューアル

2018年はディズニーランド開園35周年

アニバーサリーイベントを開催

2018年4月15日(日)に開園35周年を迎える東京ディズニーリゾートでは、2019年3月25日(月)までの345日間、アニバーサリーイベント「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”」を盛大に開催する。

2018年、新パレードが誕生!あのアトラクションもリニューアル

5年ぶりに新しく生まれ変わる昼のパレードが2018年4月15日(日)よりスタートし、35周年のオープニングを飾る。
また春には、開園当時より愛され続けてきたアトラクション、「イッツ・ア・スモールワールド」がリニューアルして登場。約40体のディズニーのキャラクターが追加となり、今まで以上に幸せな船旅を楽しむことのできるアトラクションに。

2020年には新エリアがオープン

東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド <4661> が「美女と野獣」「ベイマックス」などをテーマに、2020年の春にオープンする新エリアの起工式を行った。投資金額は750億円と、東京ディズニーランド(TDL)、東京ディズニーシー(TDS)の開園以来最大規模となる。
東京ディズニーランドのファンタジーランドに誕生する、「美女と野獣エリア(仮称)」。野獣の住む城やベルたちの住む村があり、まるで映画の世界に入り込んだような風景が広がる。同エリアの目玉として期待されるのが、「美女と野獣」をテーマとした、日本オリジナルの大型アトラクションだ。
その内容は、映画の名曲にあわせて動くライドに乗り、ルミエールやチップたちとの晩餐会など、数々の名シーンを体験しながら、野獣の心の扉を開こうとするベルのロマンチックな冒険の旅を体験するというもの。

屋内シアターと新アトラクションも登場

ライブエンターテインメントが繰り広げられる、東京ディズニーランド初の本格的な屋内シアターが、ファンタジーランドの新エリアにオープン。
トゥモローランドには、ディズニー映画「ベイマックス」をテーマにしたライドアトラクションが誕生。ベイマックスが見守る中、軽快な音楽に合わせて予測不能な動きをしながら回転するライドに乗って、ゲストそれぞれの“ケア・ロボット”と一緒に、ハラハラ、ドキドキの体験ができる。

いかがでしたか?東京ディズニーシーに何度も足を運んでいるディズニーファンも、最近行っていないなあ…という方も、また行きたい、久々に行ってみたい、という気持ちになったのではないでしょうか?東京ディズニーランドは来年以降にリニューアルが続くようですが、今のパレードの見納めだと思うとやはり行きたくなりますね。次のお休みにはぜひ、舞浜まで足を運んでみてください。