特集2018年3月26日更新

低価格で高性能化するイヤホン&ヘッドホン特集

携帯用デジタルオーディオプレーヤーやスマートフォンの普及により、それらの機器に対応したイヤホンやヘッドホンも日々進化し、次々と新製品がリリースされています。最近では低価格で高性能な製品も増え、特にイヤホンは低価格&高性能化が顕著です。そういった手頃な商品を中心に、オススメの最新イヤホン・ヘッドホンをまとめてみました。

目次

オススメのイヤホン

QCY「QCY-Q29Pro」

左右分離型

MIRISEより3月16日に発売されるQCYブランドの「左右分離型Bluetoothイヤホン QCY-Q29ProBK/QCY-Q29ProWH」は、コード類を一切廃した完全分離型イヤホン。Bluetooth4.2対応チップの採用により従来品よりも高音質となりました。両耳は当然のこと、片耳だけでも使いやすいので、空いてる耳で周囲の音をしっかり確認しながら、BGM的に気軽に音楽を聴いておく、なんて使い方もできます。

モダニティ「ST-XS」

防水性能を備えた完全ワイヤレスイヤホン

イヤホン本体の重量は片側4g。連続再生時間は2.5時間。再生周波数帯域は20Hzから20kHz。Bluetoothのバージョンは4.2で、対応コーデックはSBC。イヤホンの充電は付属のケースで行い、最大4回分イヤホンを充電可能だ。

JBL「ENDURANCE RUN」

激しい動きにも強い

イヤチップには、耳から抜け落ちにくい独自のイヤチップ構造「ツイストロックテクノロジー」に加え、人間工学に基づいた形状と素材の研究から開発した「フレックスソフト」イヤチップを採用しました。これらのイヤチップ構造を組み合わせることで、長時間の激しい運動でもイヤホンの落下を防ぎ、快適な装着感でリスニングを楽しめます。また、防水機能(IPX5)に対応していますので、雨天時や汗をかいた際にも安心してお使いいただくことができます。

ももクロ×finalコラボ 杏果チューニングイヤホン

4月2日午前0時までの期間限定で予約受付中

有安杏果さんが同ブランドを愛用していることがきっかけで企画がスタート。有安さん自らチューニング工程に参加し、「Eシリーズ」をベースに、ボーカルの迫力と楽器の奏でる臨場感の絶妙なバランス、高い解像度を実現したという。
ステンレス製・鏡面仕上げの筐体には「MCZ」「final」ロゴ、「ももクロ家紋」を刻印。イヤーピース・イヤーフックは有安さんを含む各メンバーのイメージカラー、レッド・イエロー・ピンク・グリーン・パープルに加え"箱推し"(メンバー全員推し)のブラックを加えた全6色を用意。イヤーピースは各色5サイズで、合計30個を同梱する。

パイオニア「SE-CH3T」

お手頃価格でハイレゾ対応

炭素同士の結合がダイヤモンドより強く、硬さや熱伝導度、引っ張り強度、電気伝導度に優れるグラフェンコートの振動板を採用したドライバーを搭載。直径6.8mm、重量3.1g(コード含まず)の軽量・コンパクトサイズを実現しました。筐体は精密切削のアルミニウムを使用し、不要な振動を抑制する機能性と高い質感を両立しています。
タッチノイズを軽減したい、ジョギングしながら聴きたい時は耳にかけて、普段はコードをさげてそのままなど、気分やシーンに合わせて装着方法を選べるんです。もちろんハイレゾ対応で音質もバッチリです。

同じくパイオニアから、LINEやTwitterを音声で読み上げてくれるワイヤレスイヤホンも発売されています。

パイオニア「SE-C7BT」

同社が用意するAndroid用音声読み上げアプリNotification Appに対応。スマホに届くメール、SMS、LINEやTwtter、そのほかメッセンジャーサービスや、さらにカレンダー、ニュースなどのテキスト情報を音声で知らせてくれる。

TaoTronic「TT-BH026」

超軽量で8時間連続再生

首から下げておけるタイプで、イヤフォン同士をマグネットでくっつけることが可能。このタイプのイヤフォンは増えていますが、ちょっと外しておきたい時とかに、首から落ちることを防いでくれるのは便利ですよね。
また防水面に関しては、IPX5を取得。あらゆる方向からの噴流水に耐えられるレベルなため、スポーツ中の汗や突然の雨にも、問題なく使うことができます。通勤やスポーツで使うなら、IPX5の防水機能は十分でしょう。

ソリッドソニック「Vibone」

世界初 振動力学に則った骨伝導イヤホン

骨伝導を音響テクノロジーではなく、振動力学に則って開発したという、ユニバーサルデザインの骨伝導イヤホン。同社では、「外耳または中耳の形成不全または機能不全により、音波が効率的に内耳に伝わらない伝音性難聴者の方」「通常の気導補聴器を使用できない耳漏がある難聴者や外耳道閉鎖症の難聴者の方」の使用を想定しているという。

cheero「cheero Wireless Earphones」

低コスパ・高パフォーマンスの完全ワイヤレスイヤホン

「cheero Wireless Earphones」は、スマホなど端末とは省電力・高速転送のBluetooth 4.2で接続。イヤホン本体に配置されたワンボタンで、再生からスマホ着信時の通話に至るまで簡単に操作できます。通話時ノイズキャンセリング機能(CVC 6.0)の他、環境音ON/OFF機能も搭載。電車内のアナウンスやコンビニでの会計時などでも、イヤホンを外さずに周囲の音を拾えます。

ワイヤレスイヤホン入門機としてちょうど良さそうなので、各種通販サイトを調べたところ、売り切れ続出です。かなり人気があるようですね。

サンワダイレクト「完全ワイヤレスイヤホン(400-BTSH008)」

イヤーフックがついて紛失の不安を軽減

サンワダイレクトから登場の「完全ワイヤレスイヤホン」は、完全分離タイプながらも耳元にしっかりホールドできるイヤーフックがついたBluetoothイヤホンです。
左右のピースそれぞれに、耳の内側に引っ掛けられるイヤーフックが付いています。イヤーフックは耳のサイズに合わせて選べるよう3種類を用意、またイヤーピースも同じく3種類用意されており、耳の形やサイズ、好みの使用感に合わせて組み合わせて使えます。

borofone「BE5」

春にぴったりの新色モデルが登場

IPX5相当の防水性能を採用した、Bluetoothイヤホン。今回、桜が咲く季節にあわせたピンク色のモデルを発売する。仕様面では、Bluetoothのバージョンが4.2をサポート。CVC6.0ノイズキャンセリング機能を搭載し、付属のマイクでハンズフリー通話をする際、快適に通話できるという。

オススメのヘッドホン

ソニー「MDR-1AM2」

前モデル「MDR-1A」から約38グラム軽量化

新開発の40ミリHDドライバーユニットを採用し、CDを超える高解像度「ハイレゾ音源」の臨場感を忠実に表現。空気の伝搬を阻害しないという「フィボナッチパターングリル」、ドーム部の形状を改良した振動板により、クリアで伸びやかな音を実現した。

ソニー「WH-CH400」

最大20時間のワイヤレスリスニングを実現

最大20時間の長時間ワイヤレスリスニングを実現。SiriやGoogleアプリといったスマートフォンの音声アシスタント機能の起動にも対応する。
操作性では、R側のハウジング下部にあるボタンを操作することで、音楽再生機の曲送り/曲戻し、再生/一時停止、音量の調節が可能だ。

ソニー「WH-CH700N」

ボタン1つで騒音を分析する「AIノイズキャンセリング機能」搭載

ボタン1つで周囲の騒音を分析し、最適なキャンセリングモードを3つのモードの中から自動で選択する「AIノイズキャンセリング機能」を搭載。環境によって異なる騒音に合わせて、効果的なノイズキャンセリングを実行する。
また、最大35時間(デジタルノイズキャンセリング機能ON時)の長時間ワイヤレスリスニングを実現。10分充電で60分の再生が可能なクイック充電にも対応する。

ソニー「WH-L600」

バーチャル7.1ch対応

独自のバーチャルサラウンド技術で、7.1chのサラウンド音場を再現できるワイヤレスヘッドホンとトランスミッター(送信機)のセット。なお、入力は5.1chまで対応し、アップチャンネルすることでバーチャル7.1chを実現する。

ソニー「GARNiDELiA PRODUCT "G.R.N.D."(WH-H900N/GRN)」

音楽ユニット「GARNiDELiA(ガルニデリア)」とコラボ

ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「h.ear on 2 Wireless NC『GARNiDELiA PRODUCT "G.R.N.D."』モデル WH-H900N/GRN」は、左右ハウジング部分にオリジナルデザインを刻印する。

TaoTronics「TT-BH030」

25時間の連続再生が可能

大口径50mmドライバー搭載のBluetoothヘッドホン。迫力のある重低音と臨場感のあるサウンドを実現するという。メモリーフォームのイヤーパッドは、長時間の装着でも疲れにくいのが特徴。さらに、420mAhバッテリーを搭載し、25時間の連続再生が可能だ。

オンキヨー「HF-UCHIKUBI」

ワンマンライブ記念の公式コラボモデル

昨年、こちらで取り上げていたバンド「打首獄門同好会」ですが、3月11日に日本武道館で行われたワンマンライブを記念し、オンキョーとコラボしたヘッドホンを予約販売中です。

ロックバンド「打首獄門同好会」の公式コラボレーションヘッドホン。予約期間は2018年3月13日~4月27日で、発送は6月末から順次行われる。ヘッドバンドに打首獄門同好会のバンドロゴ、公演日(3月11日)、場所(日本武道館)を印刷し、ハウジング中央に「獄」の文字を刻印。シリアル番号も入っているなど、プレミア感満載の一品。

ELSONIC「EA-BT4HS」

ノジマのプライベートブランド

Bluetooth対応でありながら高解像度な音楽ファイルである“ハイレゾ音源”にも対応し、臨場感あふれる驚異的なサウンドエクスペリエンスだけでなく、繊細な音に対するアーティストのこだわりまで聴こえる。しかも大容量8GBのHDDを搭載し、MP3音源であれば約1,500曲を内蔵メモリーに収録可能だ。

B&O Play「Beoplay H8i」

エンジニアの思いが込められたモデル名

ノイズキャンセリング(NC)機能を搭載するほか、やわらかい最高級ラムスキンを使用した快適な装着感を実現。タッチセンサー機能の操作を省くことで、価格がよりリーズナブルになっている。
機能面では、ヘッドホンをしながら周りの音を聞きたい場合に、ワンタッチで外部の音を取り込める「Transparency Made」を搭載。さらに、ヘッドホンを外した際に自動的に音楽が一時停止し、着けると再生が再開するインテリジェンスセンサーも備えた。

スタックス「SRL-300Limited」

コンデンサー(静電型)ヘッドホンの老舗から新モデル

静電型は電極を持つ大型の薄膜振動板を全面駆動するため、構造や技術も複雑で高度になる。SRL-300Limitedは、スタックスの創立80周年を記念して開発された、新構造を持つ発音ユニットを採用。高品位なケーブルでより良い音の再生を目指し、無段階で調整できるヘッドバンド、高級な人工皮革イヤーパッドなどで快適なリスニングができるようにしている。

サンワサプライ「MM-HP212」

重さ44gの超軽量

重さが44gの超軽量タイプで、長時間装着した場合でも疲れにくくなっています。また、耳あて部分には柔らかなスポンジを採用しており、耳が圧迫されず快適な装着感を得られます。

パナソニック「RP-HD600N」「RP-HD500B」

Bluetoothの最新コーデックに対応

対応コーデックは標準のSBC、高音質化コーデックとしてポピュラーなAACに加え、最新のLDAC、aptX HD(アプトエックス・エイチディー)にも対応。ハイレゾ音源(96kHz/24bit)も、そのパフォーマンスを下げることなく聴くことができる。

FUTURE「TURBO 2」

おしゃれな外観と手項な価格

ハウジングステー部に質感の高いアルミ素材、ヘッドバンドも同様に高品位なプロラインレザーを使いながら、9,990円(税込み)と手項な価格としている。
艶消しのメタリックハウジングと鮮やかなヘッドバンドのカラーの濃淡2色でデザインした外観もおしゃれ。約2時間の充電で最大約12時間のリスニングが楽しめる。

クラウドファンディングによる製品

Mod-1

イヤーカップにmicroSDカードが入る

『Mod-1』は周囲の音を極力聞こえなくするノイズキャンセリング機能を搭載。ユーザーは40mmドライバーで良質な音を楽しみつつ、深い低音も聴くことができ、更にコンサート会場にいるような臨場感を味わえます。

商品化プロジェクトは公開から1週間で目標額(5000ドル)の調達に成功したそうです。今後の動向も気になります。

AKIBA STARTUP「Tilde」

ノイズキャンセル機能搭載のBluetoothイヤホン

Tildeは、イヤホン本体と、首にかけるネックバンド部で構成されるBluetoothイヤホン。スマホや音楽プレーヤーと接続して音楽が楽しめるほか、通話も可能だ。
自分の声だけをマイクに認識させる「クリスタルクリアコール」機能を搭載。たとえば、スマホに着信が届いた時、Tildeを使って応答すると、周囲の雑音をカットし自分の声だけを相手に伝えることができる。

クラウドファンディングサイト「Makuake」で支援金を募集(3月26日18時に終了)。3月26日11時現在、定価の25%オフとなる2万9900円(税込)で購入可能です。詳細は下記Makuakeのサイトからどうぞ。

QuietOn「QuietOn Sleep」

いびきの騒音を軽減

フィンランドの企業「QuietOn」が開発したこのデバイスは、いびきの騒音を軽減するノイズキャンセリング機能を持ち、睡眠の邪魔となる低帯域のノイズを減らす。内蔵のマイクがいびきの音を拾い、逆位相のサウンドをスピーカーから鳴らすことで、いびきのサウンドを抑制するという。

クラウドファンディングサイト「Indiegogo」にてプリセールが始まっています。実際の性能がとても気になりますね。