特集2017年7月30日更新

楽しい!美味しい!魅力満載のいろいろな工場見学

近年、大人のお出かけコースや、子供の夏休みの宿題などをかねた社会見学として工場見学が人気です。大人同士や家族でも楽しめる、おもしろくて楽しい工場見学を公開している施設をピックアップしてみました。

江崎グリコ株式会社「グリコピア CHIBA」

グリコ初のアイス工場見学施設

7月13日に公開が開始されたグリコ初のアイスの工場見学。創業者「江崎利一氏」の物語や「アイスクリームができるまで」を上映するシアター、強風のエアシャワーを実体験できる衛生面への取り組みを学べる「クリーンルーム」、ガラス越しに見る製造の現場では、気になる部分をズームカメラを使って観察できます。作られた「パピコ」を試食できるコーナーに加え、出来たての美味しさが味わえる「アイスクリームの手作り体験」(有料)など、年齢を問わず楽しく学べるエンターテインメントファクトリーです。

工場見学 概要
工場・施設 グリコピア CHIBA
開催日時 入場料: 無料(完全予約制)
休館日:毎週金曜日/お盆休み/年末年始/工場メンテナンス日
営業時間: 9:30-16:00
所在地 千葉県野田市蕃昌10番地
見学内容 シアタールーム/フォトスポット/クリーンルーム/巨大冷凍庫/パピコ製造ライン/セブンティーン&パピコ製造ライン/ご試食/グリコキッチン(有料)
公式ページURL <工場見学>グリコピア CHIBA(千葉) / 【公式】グリコ
女優の吹石一恵が12日、千葉県野田市にある江崎グリコのアイスクリーム工場見学施設『グリコピア CHIBA』のオープニングセレモニーに登場。
一足早く工場を見て回った吹石は「大好きなアイスがたくさん作られる工程を見て、ワクワクして幸せな気分になりました」と感激。さらに「ここ何年か工場見学に行きたいと思っていたので、今日はその夢が叶ってとても嬉しかったです。パピコのなめらかさの秘訣がよく分かりました。お子さんだけでなく、ご家族で楽しんでいただける施設です」と笑顔でアピール。

キユーピー株式会社「マヨテラス」

「キューピーマヨネーズ」の体験型見学施設

キューピーの公開しているマヨネーズの工場見学。マヨネーズが作られる工程を体感できる「ファクトリーウォーク」、美味しさの秘密や工夫などを知ることができる、木のぬくもりあふれる巨大なマヨネーズ型の「マヨネーズドーム」。そして「キューピー キッチン」では野菜とマヨネーズの美味しさを試食をしながら知ることができるなど、ポップな空間でマヨネーズの製造工程と美味しさの秘密を楽しく学べます。

工場見学 概要
工場・施設 マヨテラス
開催日時 案内時間:10:00~、11:50~、13:40~、15:30~
人数:1~36名
入館料:無料(完全予約制)
休館日:土・日・祝日・その他臨時休館日
所在地 東京都調布市仙川町2-5-7 仙川キユーポート
見学内容 ファクトリーウォーク/マヨネーズドーム/サラダホール/キューピー ギャラリー/キューピー キッチン
公式ページURL マヨテラス / キユーピー
マヨテラスは、キユーピー仙川工場(2011年閉鎖)跡地に建設された、研究開発機能・オフィス機能を融合した施設「仙川キユーポート」(2013年開設)内に登場しました。約50年間の工場見学の経験を活かし、様々な工夫をこらした体験型見学施設となっているそう。“90分間フルアテンド”してくれるのも大きな特徴なのだとか。
マヨテラスの見学は、1日に4回(各90分)、完全予約制で実施されます。団体はもちろん、個人でも予約は可能。研究所と隣接しているので、これまでの工場見学とはまた違った学びが得られるかもしれません。

アサヒビール株式会社「アサヒビール 茨城工場」

製造工程を巡りながら、出来立てのビールを試飲

アサヒビールの製造過程が学べる工場見学。見学コースでは、まずは「オリエンテーションシアター」にてアサヒビールの取り組みを観覧。案内係によりビールの製造工程やミニ知識が紹介された後は、作られたばかりのアサヒスーパードライを試飲し、出来立ての鮮度を実感できます。また、アルコールが苦手な方にはソフトドリンクが用意されているなどの配慮も。

工場見学 概要
工場・施設 アサヒビール 茨城工場
開催日時 休業日:年末年始・指定休日
見学スタート時間:9:30~15:00(最終)
参加費:無料(予約制)
所要時間:約90分
所在地 茨城県守谷市緑1-1-1
見学内容 オリエンテーションシアター/原料展示/仕込室・中央コントロールルーム/バースアイビジョン/発酵・熟成工程/ろ過工程/ビン詰・缶詰工程/環境への取り組み・再資源化展示コーナー/スカイロード/試飲(アイムタワー)
公式ページURL ビール工場見学|茨城工場 / アサヒビール

赤城乳業株式会社「本庄千本さくら“5S”工場」

30分食べ放題付き!「ガリガリ君」の工場見学

氷菓の定番「ガリガリ君」の工場見学。ガリガリ君が作られる工程をガラス越しに見学ができます。「ガリガリ君広場」では「ガリガリ君大仏」との記念撮影やアイスがつかめるクレーンゲーム、さらには15種類以上のアイスが食べ放題といった太っ腹な企画もあり、「ガリガリ君」の楽しさと美味しさを余すところなく楽しめます。

工場見学 概要
工場・施設 本庄千本さくら“5S”工場
開催日時 見学所要時間:約90分
見学定員:各回20人
参加費:無料(抽選)
持ち物:見学当日ご持参いただくもの。
小学生以下のお子様は、かかとのあるタイプの室内履きを、ご用意ください。 ※大人の方には、スリッパをご用意しております。
所在地 埼玉県本庄市児玉町児玉850-10
見学内容 見学内容:アイス製造工程の見学、ガリガリ君広場の見学、アイスの試食
見学特典:アイス試食のご案内、オリジナルノベルティグッズのプレゼント
公式ページURL 工場見学について / 赤城乳業株式会社

株式会社かねふく「めんたいパーク」

老舗が運営する「明太子専門テーマパーク」

明太子の老舗「かねふく」の公開する明太子の工場見学。徹底した衛生管理のもと行われている製造工程をガラス越しに見ることできる他、「明太子ギャラリー」では明太子の作り方や、その歴史などを展示されている資料や、ゲーム、映像から学ぶことができます。「試食コーナー&フードコーナー」では出来たての明太子をはじめ、明太ソフトクリームなど、ここでしか味わえないグルメを堪能できます。

工場見学 概要
工場・施設 めんたいパーク
開催日時 営業時間:9:00〜18:00
工場稼働時間:9:00〜16:30
※日曜・祝日の11:30〜12:30は工場が一時ストップいたします。
入場料金:無料
所在地 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8255−3
見学内容 明太子工場見学/明太子ギャラリー/試食コーナー&フードコーナー/工場直売店
公式ページURL めんたいパーク大洗 / めんたいパーク | 明太子のテーマパーク
かねふくの明太子は良質のたらこを調味液に漬けて作るのだが、ここでは漬けたてのフレッシュな明太子を無料で試食することができる。
(中略)
また、併設されている工場では、原料となるタラの水揚げからタラコの品質も学べ、実際にパッケージに詰められているところも見ることが可能。

株式会社ヨコオデイリーフーズ「こんにゃくパーク」

無料で楽しめる工場見学と、こんにゃくバイキング

ヨコオデイリーフーズが公開するこんにゃくの工場見学。こんにゃく、白滝、ゼリーなどの製造工程を映像やガラス越しに見られます。体験コースでは、こんにゃく粉からこんにゃくゼリーなどを作ることができ、お持ち帰りをすることができます。体験した全員(同伴者含)に、人気のこんにゃく料理が食べ放題の「こんにゃくバイキング」の優先特典が付くなど大人から子供まで楽しめる施設です。

工場見学 概要
工場・施設 こんにゃくパーク
開催日時 開園時間:9:00~18:00(最終受付 17:00)
こんにゃく体験:完全予約制(予約は前日まで)
工場見学:30名未満は予約不要
対象:小学校1年生以上
【各料金】
・こんにゃく工場見学・こんにゃくバイキング
入場料:無料
バイキング:無料
駐車場:無料
・こんにゃく体験キッチン
大人(中学生以上)500~1000円
子供(小学生以上)250~500円
時間:30~60分
所在地 群馬県甘楽郡甘楽町小幡204−1
見学内容 こんにゃく・白滝工場ゾーン/ゼリー工場ゾーン/バイキング・おみやげゾーン
公式ページURL こんにゃくパーク / たてヨコオいしい

株式会社イワコーの工場見学

あらたな発見!消しゴムの魅力が満載

イワコーの公開する消しゴムの工場見学。カラフルでかわいい「おもしろ消しゴム」はどうやって作られるのか?など消しゴム製造の秘密を知ることができます。また、実際に組み立て式の「おもしろ消しゴム」の作成を体験できたり、約200種類以上の「おもしろ消しゴム」を半額で買えるなど、工作感覚で時間があっという間に過ぎてしまいそうな楽しい工場見学です。

工場見学 概要
工場・施設 株式会社イワコー
開催日時 毎週土曜日(予約制)
所在地 埼玉県八潮市大瀬(大字)184−1
見学内容 消しゴムの製造工程の見学
公式ページURL イワコーの工場見学 / おもしろ消しゴムのイワコー

日本航空株式会社「JAL工場見学 SKY MUSEUM」

JALの歴史と飛行機の見学ツアー+ミュージアム

JALが公開する飛行機に関する工場見学。映像や画像を使って飛行機について学べる「航空教室」をはじめ、格納庫に置かれている飛行機を間近で見学できる「格納庫見学」、整備士や客室乗務員などの仕事紹介や、制服を着用して記念撮影ができる「展示エリア」など、飛行好きには堪らないお楽しみ満載のミュージアムです。

工場見学 概要
工場・施設 JAL工場見学 SKY MUSEUM
開催日時 開催:毎日(年末年始を除く)
開催時間:10:00~11:40、11:30~13:10、13:00~14:40、14:30~16:10(1日4回開催)
予約開始日:見学日の6カ月前の同一日 9:30~
見学可能人数:1名~100名
見学対象者:小学生以上
・小学1、2年生:入場可。ただし、5名につき1名の割合で成人(20歳以上)の同行が必要
・小学3~6年生:入場可。ただし、成人(20歳以上)の同行が必要
・小学生未満:入場不可。安全上の理由で、保護者同伴でも不可
見学料金:無料
見学所要時間:工場見学コース(約100分間)
所在地 東京都大田区羽田空港3-5−1
見学内容 展示エリア/航空教室/格納庫見学
公式ページURL JAL - JAL工場見学~SKY MUSEUM~
飛行機はなぜあれだけの重量がありながら空を飛ぶことができるのか。機体のメンテナンスはいかにしておこなわれているのか…誰もが一度は抱く疑問を易しく紐解き、空の旅をより身近に感じさせてくれる見学ツアー+ミュージアムが羽田空港ほど近くにある。その名も「JAL工場見学 SKY MUSEUM」。日本航空(JAL)が運営する同施設では、JALの歴史やスタッフの仕事内容を紹介する「展示エリア」や実際に飛行機を整備している「整備工場」を見学できるばかりか、航空教室に参加して、飛行機の飛ぶ仕組みなどについて学ぶこともできる。

いかがでしたか。身近な食品、製品がどのように作られているのか、普段は見ることができない製造の裏側を見ることができる「工場見学」。施設によっては出来立ての食品が食べられるのもうれしいですね。気になる工場見学があったら一度、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。新しい発見があるかもしれませんね。