相次ぐ退社やキャスター就任…最近の女子アナ事情

2019年3月5日公開

TBSの吉田明世アナと宇垣美里アナ、テレビ朝日の宇賀なつみアナと小川彩佳アナ…と、今年に入って人気女性アナウンサーの退社発表が相次いでいます。この4名の話題を中心に、局アナやフリーとして活躍する女性アナウンサーたちの異動や新レギュラーといった最近の話題を、噂話も含めてまとめました。

今年、テレビ局を退社する(した)女性アナウンサー

吉田明世(TBS)

入社 2011年
退社 2019年1月
生年月日 1988年4月14日(30歳)
出身地 東京都

1月31日に約8年間勤めたTBSを退社

1月31日付でTBSを退職しフリーになった吉田明世アナが、インスタグラムで古谷有美アナとのツーショットを公開している。
出産前までレギュラーを務めていた情報番組『ビビット』が、TBSのアナウンサーとして最後の花道となった吉田明世。『吉田明世 akiyo0414 Instagram』で「#ビビットの優しさに心から感謝です」と、視聴者へ最後の挨拶と感謝を述べる場を作ってくれたスタッフへ礼を伝えた。

2月1日よりアミューズに所属しフリーアナとして活動

フリーアナウンサーとしての最初の仕事は退社後すぐの2月3日、かつて進行役を務めていた“古巣”『サンデー・ジャポン』でした。

元TBSの吉田明世アナが、3日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に生出演。フリー転身後の初仕事に臨んだが、番組側の“えこひいき”が発覚し、サンジャボメンバーからブーイングを浴びる一幕があった。
吉田アナは2014年から3年間、同番組の6代目アシスタントとして活躍。妊娠を機に番組を卒業し、今年1月TBSを退社することを発表。この1日から芸能事務所アミューズと契約し、フリーアナとして再出発した。

初の他局番組出演は『行列のできる法律相談所』

2月17日放送の日本テレビ系バラエティ番組『行列のできる法律相談所』で他局の番組デビューを果たしました。

初めての日本テレビの感想を聞かれると、「(アナウンサー試験は)書類選考で落ちてしまったので、本当にご縁がなくて…」と答え、東野幸治から「日テレには、憎しみしかないんや!」とイジられる。また、「フリーになって、どんな番組をやりたいの?」と聞かれると、「どんな番組でも頑張りたいんですけど…憧れのポーズがあって、1回やってみていいですか?」と、“ZIP!”ポーズを取って、スタジオを盛り上げる。

早くもTBS退社後の初レギュラー決定

昨日(3月4日)にはTBS退社後初のレギュラー出演番組が発表され、フリー転身後の順調ぶりがうかがえます。

フリーアナウンサーの吉田明世が、4月9日スタートのカンテレ・フジテレビ系新バラエティ番組『噂の現場急行バラエティー レディース有吉』(毎週火曜22:00~)に進行役としてレギュラー出演することが4日、明らかになった。
同番組がTBS退社後初のレギュラー番組となるが、「TBSアナウンサー時代とは違ったドキドキを感じています」と不安な一面を見せながら、「TBS時代に学んだアシスタント力を発揮できるように頑張ります!」と意気込んだ。

宇垣美里(TBS)

入社 2014年
退社 2019年3月予定
生年月日 1991年4月16日(27歳)
出身地 兵庫県

2月5日、ラジオ番組内で3月末に退社することを発表

TBSの宇垣美里アナウンサーが5日、曜日アシスタントを務めるTBSラジオ『アフター6ジャンクション』に生出演し、3月いっぱいでの退社を発表した。
番組冒頭で宇垣アナは「皆さんにお伝えできてなくて心苦しかったのですが、ようやく各所調整がつきまして、3月31日をもちましてTBSテレビを退社しまして、ちょっとパタパタと飛び立ってみようかな、と思っています」と報告。

退社理由に「もっといろんなことができるのかもしれない」

「(入社以来)5年間も同じところにいるなんて私にしては本当に珍しいことで、それでもいたいと思うくらいすてきな場所だったんですけど、特に今年からいろいろ変わりまして、時間帯もそうですし、仕事の内容もそうですし、広がって外のお仕事もさせていただくようになって、もしかしたら違うところにピョッと出てみると、もっといろんなことができるのかもしれない、と思うようになった」
また、「『宇垣アナ居場所なくついに怒りの退社、フルヌード』みたいな。なるわけねーし。バカか」と自身の退社を報じた一部のネットニュースをやゆしつつ、「(TBS内に)居場所がないと言われますけど、そんなことないぞと。私は意外とこの会社で愛されておりまして、辞めると決めてから結構たちましたけど『(辞めるのを)どうしようかな』と思うくらい」と、実際にはTBS内で共演者やスタッフ、同僚からも個性を尊重してかわいがられていたと話し、「のびのび感はすごかったです。治外法権って言われてましたから」

退社3カ月前に「オスカー入り」と異例の報道

宇垣アナの退社が報じられたのは昨年の12月22日。今年の元日には、すでに「オスカープロモーション入り」と報じられていました。

昨年末、複数のメディアで、3月いっぱいでTBSを退社し、芸能事務所に所属すると報道されていた宇垣美里アナウンサーの“再就職先”がオスカープロモーションになると、1日付の「スポーツ報知」が報じた。フリーに転向する局アナの新たな所属先が、3カ月も前に報道されるのは異例なことだ。

まだ他の芸能事務所とも交渉中?

オスカー入りが確実視される中、まだ他の芸能事務所との交渉が行われているとか。

「2月10日放送の『サンデー・ジャポン』で宇垣アナ本人がフリー転身を報告した際、所属事務所について『今もどこにしようかなと検討中です』と答えていたのですが、この裏に『あわよくばオスカー以上の好条件を引き出したい宇垣』と『まだ宇垣アナ獲得を諦めていない事務所』による最後の駆け引きが行われているんですよ」(芸能関係者)
他事務所から宇垣アナに提示されている条件は『歩合7割がギャラ取り分』など、オスカー以上の厚遇を提示する破格のものばかり。さらには華々しく『女優転身』をもくろむ宇垣アナの希望を汲んで『女優として猛プッシュ』を確約する動きもあるようです。

宇賀なつみ(テレビ朝日)

入社 2009年
退社 2019年3月予定
生年月日 1986年6月20日(32歳)
出身地 東京都

1月10日、3月いっぱいでの退社を発表 

年明け、TBSのエース女子アナウンサー・吉田明世と共に、テレビ朝日・宇賀なつみアナの退社報道があった。同局、本人はしばらく沈黙を保ったが、10日に、宇賀アナが退社して、アシスタントを務める『羽鳥慎一モーニングショー』を3月いっぱいで降板することを発表した。

翌11日放送『羽鳥慎一モーニングショー』で自ら退社の報告

宇賀は番組の最後で、「私事で大変恐縮なんですが、3月末までの出演をもってテレビ朝日を退社することになりました。スタッフの皆さんも大好きですし、すごく居心地が良くて、いつまでも甘えていたい気持ちもあったんですが、自分なりに時間をかけて考えて決断いたしました。
まだ残り2カ月半くらいはありますので、これまで通り、いえ、これまで以上に精いっぱい務めていきたいなと思っております」と頭を下げた。

放送終了後には、自身のブログで「ご報告」と題して退社の報告をつづっています。

退社理由は夫との生活サイクルの違い?

宇賀アナの報告では退社理由についてはっきり言及されていませんが、「夫との生活サイクルの違い」を指摘する記事が目につきました。

宇賀アナの退社理由を額面通り受け止めれば、朝の生番組を担当するのが大きな負担となっていたようだ。午前8時からの生番組に出演するためには、早朝に局入りしなければならず、当然夜も早く就寝しなければならない。一般の会社に勤める夫とは、生活サイクルも異なり、夜の夫婦の営みもおろそかになりがちだろう。

2月15日には今後について報告「個人でコツコツと活動」

3月末までの出演をもってテレビ朝日を退社することを発表していた宇賀なつみアナウンサー(32)が15日、自身のブログを更新。改めて感謝の言葉を伝えるとともに、4月以降について「個人でコツコツと活動していくことにしました」と報告。あわせて、ブログも3月末で閉鎖し、インスタグラムを再始動することを伝えた。

フリー転身後いきなり冠レギュラー決定

3月末までの出演をもってテレビ朝日を退社することを発表している宇賀なつみアナウンサーが、フリー転身後の4月から同局で冠レギュラー番組を持つことがわかった。番組名は『川柳居酒屋なつみ』(毎週火曜 深1:59~2:24※関東ローカル)。宇賀アナが小料理屋の女将(おかみ)にふんし、訪れる有名人と酒を酌み交わしつつ禁断のグチを「川柳」にしてもらい、ほろ酔い本音トークを引き出していく。

小川彩佳(テレビ朝日)

入社 2007年
退社 2019年3月?
生年月日 1985年2月20日(34歳)
出身地 東京都

2月8日、メインキャスターを務める番組内で結婚と退社を発表

テレビ朝日の小川彩佳アナウンサー(33)が8日、自身がメインキャスターを務めるAbemaTV『AbemaPrime』(月~金 後9:00)に出演。同日、一般男性と結婚することと、結婚を機に退社することを発表した小川アナは、改めて視聴者に向け、自身の言葉で報告。
小川アナは「お時間いただいて、申し訳ございません、私事ではございますが、12年お世話になりました、テレビ朝日を退社することになりました」と伝え「3月末をもって『AbemaPrime』を卒業させていただくことになります」と発表。

2月10日には「TBS『NEWS23』新キャスター候補」報道

退社報道から2日後の2月10日には、4月から古巣『報ステ』の“裏番組”である『NEWS23』(TBS)の新キャスター候補に浮上しているとスポーツ紙が報じた。
「小川アナは3月末までテレ朝に残ると発表されているので、さすがに4月からTBSに出ることはあり得ません。夏から秋にかけてのタイミングで起用されるのではないか。雨宮アナとの“ダブルキャスター体制”になるのではないかとも囁かれている」
TBSに聞くと、「番組編成についてはお答えできません」(広報部)とのことだった。

昨日(3月4日)配信の記事では“Wキャスター”ではなく、雨宮塔子アナは「降板か」とされています。

当初、雨宮アナとの“ダブルキャスター体制”になるのではないかとも囁かれていたが、ここにきて、驚きの情報が飛び込んできた。
「現在MCを務める星浩氏は残留し、雨宮塔子アナは降板の方向のようです。視聴率低迷が続いているだけに、小川アナへの期待は非常に大きい」(TBS関係者)

退社理由は『報ステ』復帰の願いが聞き入れられなかったから?

小川アナも退社理由について言及していないため、さまざまな憶測を呼んでいます。中でも最も多いのは、『報ステ』からAbemaTVの『AbemaPrime』に異動となったことが引き金になったという説。

「その時も『左遷人事』や『富川悠太アナによるイジメ』などが報じられましたが、入社以来、報道畑を中心にキャリアを積んできた小川アナにとって、芸人にイジられまくるネット番組への異動は耐えられなかった。番組内では、ノースリーブを着せられた上でゲームをやらされ、“貴重なワキ見せ”とイジられたり、『呪い』の解説をするため白装束のコスプレをやらされたりするのはたまらなく嫌だったようです」(前出のテレビ局関係者)

『NEWS23』への転身も『報ステ』復帰の願いを聞き入れられなかったからとか。

「民放キー局の女子アナがフリーになる場合はよほどのことがない限り、最初の仕事は古巣か系列でというのが暗黙のルール。小川アナの場合、『AbemaPrime』を継続するという選択肢もありました。しかし上層部に『報ステ』での復帰を直談判し続けるも、聞き入れられなかった。そんな事情もあって、よりによってライバル局の看板ニュース番組のオファーを受け入れたと聞きましたが……」(テレ朝関係者)

また、昨年4月に発覚した財務省の元事務次官によるテレ朝記者へのハラスメント問題が関係しているという説も。

現役局アナをめぐる最近の動向・話題

三田友梨佳(フジテレビ)

入社 2011年
生年月日 1987年5月23日(31歳)
出身地 東京都

4月から夜枠の報道番組のメインキャスターに

フジテレビの三田友梨佳アナウンサーが、4月1日から同局で新たに始まる『Live News α』(月~木 後11:40~0:25、金 深0:10~0:55)のメインキャスターを務めることが25日、同局から発表された。
今回の起用に三田アナは.「まさか報道番組のメインキャスターを任せていただけるとは思っていなかったので、最初に聞いたときは信じられない気持ちと、何より身の引き締まる思いでいっぱいでした」と驚き。昼の情報番組から夜の報道番組とフィールドは大きく変わるが「信念に変わりはありません。それは“気持ちに寄り添う”こと。ニュースに真摯(しんし)に向き合うことはもちろんですが、視聴者の皆様の気持ちに寄り添いながら、温かみのある番組にしていきたいです」と意気込む。

夜の“女性キャスターの闘い”を制するのはミタパンか

民放キー局の夜のニュース番組について現在、噂を含めて報じられている内容がすべて実現した場合、日本テレビ『news zero』有働由美子アナ、TBS『NEWS23』雨宮・小川アナ、フジテレビ『Live News α』三田アナ、テレビ朝日『報ステ』徳永有美アナと、全番組のメインキャスターが女性になります。もし、そうなった場合について、ベテラン芸能記者の石田春男氏は、有働・徳永・小川アナの不安要素を述べつつ、“ミタパン”こと三田アナを注目株に推しています。

そうなると注目すべきは三田アナです。ここ数年彼女は昼の情報番組『直撃LIVE グッディ!』を担当してきたため、男性陣にはあまり印象がないですが、『グッディ』では、意外にも的確な発言がしばしば飛び出し、局内の評価は良好です。今回の抜擢はその現れでしょう。他のキャスターと比べれば、実績に関しては見劣りする感もありますが、交際が伝えられていた西武ライオンズの金子侑司とも破局したようですし、その美貌は言わずもがな。劣勢のフジが一気に挽回する可能性は大いにあると思います

上原光紀(NHK)

入局 2013年
出身地 神奈川県

4月より『ニュース7』のサブキャスターに

新年度から『NHKニュース7』(月~金 後7:00~7:30 総合)のサブキャスターを担当する上原アナは、2013年入局。神奈川県出身で、新潟、広島局勤務を経験し、『おはよう日本』スポーツキャスターを経て、現在は『ニュースウオッチ9』のリポーターを担当している。
上原アナは「これからは現場からではなくてスタジオからお伝えすることが多くなるのですが、そのニュースの現場で何が起こっているのか、現場の人はどんな思いなのか、その場の空気感はどんなものなのか。それを大切に伝えるということは引き続き意識していきたいと思っています。スタジオにいながら皆さんのお茶の間にお邪魔しているような感覚を持って、等身大で一生懸命伝えていきたいと思います」と意気込みを語っていた。

広島放送局時代に朝のニュースキャスターとして人気を集める

広島時代にすでに朝のニュースキャスターとして人気を集め、当時から「東京でもエースアナになれる」と評価されていたことから、基本より1年早い4年での“帰還”となったという。
広島在籍中の16年にはリオ五輪の現地リポーターにも抜擢されたが、卓球女子団体で銅メダルを獲得した福原愛のインタビューに、思わずもらい泣き。鼻水をティッシュで拭きながら応援FAXを読む姿が放送され、お茶の間の好感度を急上昇させた。

井上あさひ(NHK)

入局 2004年
生年月日 1981年7月17日(37歳)
出身地 岡山県

夜の新ニュース番組のキャスターに決定

「週末午後7時の顔」から「平日深夜の顔」へ――。NHKは13日、新年度の番組キャスターを発表、現在、「ニュース7」を土日祝日に担当している井上あさひアナウンサー(37)を新しく始まる夜の報道番組「ニュースきょう一日」(平日午後11時20分)のキャスターに起用することを明らかにした。
井上アナは「15分間という短い時間ですが、お仕事帰り、カフェで、ご自宅で、くつろぎながらスマホを片手にニュースをチェックするような感覚で」「皆さんのあすが、いい日になるように役に立つ番組にしていきたい」などと抱負を語っていた。

宮澤智(フジテレビ)

入社 2012年
生年月日 1990年3月1日(29歳)
出身地 埼玉県

『直撃LIVE グッディ!』メインキャスターに新加入か

フジテレビの宮澤智アナウンサー(28)が4月から情報番組「直撃LIVE グッディ!」のメインキャスターとして新加入することを、一部スポーツ紙が報じた。
同番組に出演中の三田友梨佳アナ(31)が4月から平日夜の新ニュース番組「Live NEWS α」のメインキャスターを務めるため、3月いっぱいで卒業。宮澤アナはバトンを引き継ぎ、同じくメインキャスターの安藤優子(60)や俳優の高橋克実(57)とともに番組を盛り上げるという。
宮澤アナは早大卒業後の2012年4月にフジテレビに入社。1年目の秋にスポーツ番組「すぽると!」のキャスターに抜擢され、昨年4月から「めざましどようび」の5代目メインキャスターつとめていた。

斎藤ちはる(テレビ朝日)

入社 2019年4月予定
生年月日 1997年2月17日(22歳)
出身地 埼玉県

『羽鳥慎一モーニングショー』アシスタントに抜擢 入社前に決定

テレビ朝日の朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(月~金 前8:00)で、メインキャスターの羽鳥慎一のアシスタントを務める同局の宇賀なつみアナウンサーが3月末で番組を卒業(退社してフリーに転身)。その後任に4月入社予定の新人アナウンサー、斎藤ちはるを起用することが発表された。斎藤アナは、乃木坂46の1期生として活躍し、昨年夏にグループを卒業。乃木坂出身のアナウンサーは、昨年4月に日本テレビに入社した市來玲奈に続き2人目となる。

入社式前に番組へ出演

斎藤の起用はけさ1日(2019年3月)の「モーニングショー」のエンディングでも報告され、司会の羽鳥慎一は「すごいのがですね、まだ入社していない。いまは大学生」と紹介した。斎藤は現在は明治大学文学部の4年生で、今月卒業予定だ。
羽鳥は斎藤は4月1日から出演すると予告し、「この番組に出て10時に終わったら、入社式なんです」と明かす。
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)が「えっ、入社前なの、じゃあ。(入社前から)働くの」と驚きの声を上げた。

弘中綾香(テレビ朝日)

入社 2013年
生年月日 1991年2月12日(28歳)
出身地 神奈川県

年末発表の「好きな女性アナランキング」初ランクインで2位に

弘中アナは昨年12月にオリコンが発表した「好きな女子アナウンサーランキング」で2位にランクイン。

2位には、弘中綾香(テレビ朝日)が初ランクインで急浮上した。弘中は9月まで、『ミュージックステーション』で5年間、タモリのアシスタントとして実績をつくった。また、オードリー・若林正恭と進行を務めるバラエティー番組『激レアさんを連れてきた。』では抜群の仕切り能力を発揮するとともに、コミカルな面も見せて人気急上昇につながったようだ。

小川アナ、宇賀アナに続き…退社説が浮上?

人気上昇中で「次世代エース」とも言われる弘中アナですが…

人材流出が止まらないテレ朝だが、次世代エースと評される弘中綾香アナの退社説まで浮上している。これは「FLASH」3月5日号(光文社)に詳しい。弘中アナは昨年10月に動画配信サイト「Tiktok」のアカウントを開設。セーラー服やナース服姿で撮影した動画を投稿していたが、現在は更新がストップしている。同誌によれば、<番組制作の担当部長が『アナウンサーをアイドル扱いするな』というTikTok禁止令が下り、企画が急遽中止になった。すでに撮影を終えた動画もあった弘中アナは『やれって言われたから、やっていたのに!』と怒っていた>とのことだ。

フリー女子アナをめぐる最近の動向・話題

加藤綾子

入社 2008年(フジテレビ)
退社 2016年(フジテレビ)
生年月日 1985年4月23日(33歳)
出身地 埼玉県

フジテレビ夕方枠の報道番組メインキャスターに決定

フジテレビが夕方枠の新ニュース番組「Live News it!」に、2016年に同局を退社した“カトパン”こと加藤綾子アナ(33)を起用する。
今回のオファーを受けた心境を「とても驚きましたが、嬉しかったです」と明かしたカトパン。ニュース原稿を読むのは『めざましテレビ』以来で、報道番組キャスターに初挑戦となるが「ニュース原稿から離れていたので原稿のリズムみたいなものをまた掴まないといけないと思っていますが、これまでの経験を思い出してそれを生かしていけたらと思います」と意気込んでいる。

視聴率が下落傾向にあるフジテレビは、加藤アナの起用によって数値上昇を期待しているようです。

『めざまし』は女性の視聴者も多く、カトパンは女性にも好かれていたので、局はそこも加味して起用したはず。あと、今年は10連休がありますから、ゴールデンウイークに男性視聴者を惹き付けることができるかもポイントになるでしょう。今の『プライムニュース イブニング』はだいたい5%前後なので、5月までに7%を何回か獲れれば上出来だと思います。

徳永有美

入社 1998年(テレビ朝日)
退社 2005年(テレビ朝日)
生年月日 1975年8月14日(43歳)
出身地 石川県

9月から『報ステ』のメインキャスターに?

メインキャスターの富川悠太アナ(42才)も降板させて、9月からは徳永アナをメインに据える形で調整に入っているという話もありますよ
前出のテレビ朝日関係者が続ける。
「徳永アナ体制の前は富川アナと小川アナの熾烈な闘いがありました。2人の折り合いは周囲が心配するほどよくなく、いずれどちらか1人で番組を担当するといわれていたんです。その2人ともがいなくなるとは…。何が起きるかわからない」

新井恵理那

生年月日 1989年12月22日(29歳)
出身地 米国カリフォルニア州

2018年上半期の「テレビ番組出演本数ランキング」女性2位

やや古めの話ですが、昨年7月に発表された「2018年上半期テレビ番組出演ランキング」で、「総合」の女性部門2位にランクインした“伏兵”が話題になりました。

新井恵理那ですね。いきなり圏外からのランクインです。彼女はセント・フォース所属のフリーアナウンサーですが、出演本数237本は女性部門の第2位。フリーアナというと、カトパン(加藤綾子)や高島彩、田中みな実など、高橋真麻らの名ばかりが取り沙汰されますが、出演本数でいえば実は新井が一番の売れっ子なんですよ
新井の現在のレギュラー出演番組は、『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)といった朝の帯番組をはじめ、『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)、『好きになった人』(日本テレビ系)など7タイトル。

局アナウンサーを経験せずにフリーアナウンサーへ

父の赴任先であるアメリカで生まれ、何度か日米を往復したあと、国学院高校から青学に進学。その美貌から、すぐにキャンパス内でも知られた存在となり、「ミス青山」グランプリを獲得。現所属事務所の学生キャスター部門だった「スプラウト」にスカウトされ、当時の人気情報番組「PON!」(日テレ系)では、歴代担当者に現フジの宮沢智アナらが名を連ねる曜日別お天気お姉さんを務めた。同時期、民放キー局の新卒アナ候補者として最有力だったが、彼女はフリーアナの道へ。2013年からは同じく日テレ系の早朝番組でエンタメキャスターを務めていた。