特集2016年11月13日更新

新作はメロンパン味!ガリガリ君特集

新作発表のたびに意表をついた商品で世間を驚かせる「ガリガリ君」。今回の新商品は「メロンパン味」でしたが、どんな味なんでしょう?また、「衝撃3部作」をはじめとする過去のラインナップについても紹介します。

ガリガリ君新商品は「メロンパン味」

ガリガリ君史上初「パン系フレーバー」

2016年11月15日(火)から期間限定で全国発売される。価格は130円(税抜)。

この商品は、アイスからは想像できない、まるで焼きたてのような香ばしいメロンパンの風味を再現するべく開発した、ガリガリ君リッチ史上初のパン系フレーバー。ローストしたバターを配合することで香ばしさを演出したメロンパン味のキャンディーに、メロンパンの皮(クッキー)とシャリシャリとしたカスタード風味のかき氷を混合して入れた、食感も楽しいアイスキャンディーとなっている。

ちなみに「当たり」が出ると「もちもちガリメロンパンぬいぐるみ」がもれなくもらえるそうです。

そのお味は…?

さっそく「ねとらぼ」「ロケットニュース」などから試食レポートが届いています。どうやら「メロン味」じゃなくて本当に「メロンパン味」らしい!

実際にメロンパン味のガリガリ君を食べてみると、ガリガリ君ソーダ味に代表されるような爽やかな風味は控えめながらも、バターの香ばしさとカスタードの風味で非常に濃厚な味わいがあり、口に残るメロンパンの皮も“メロンパンらしさ”を演出しています。発表会には食べ比べ用に普通のメロンパンも用意されており、食感こそ異なるもののガリガリ君メロンパン味はメロンパンを忠実に再現していると感じました。

「ガリガリ君史に残る傑作」との高評価。これは期待。

このサクっとしたクッキーの食感は、メロンパンやないか! 食べているうちにローストバターの風味も強く感じるようになる。これはウマいな! ナポリタン味の反省を踏まえて、さらに1歩進化したガリガリ君になっている。人気商品になりそうな予感がするぞ。という訳で、11月15日の発売開始を心待ちにして欲しい。ガリガリ君史に残る傑作ではないだろうか。

ところで、なぜメロンパン…?

「みんな好きだから」ということらしいです。

「パンとかき氷」という予想を裏切る意外性と、これまでのシリーズと同様「嫌いな人はほとんどいない」ことなどを理由に、メロンパン味に決定されました。

過去の「衝撃三部作」を振り返る

ガリガリ君史上に残る問題作を検証

ガリガリ君シリーズは過去にも個性的なフレーバーを数多く出しています。中でも、ファンだけでなく多くの人に衝撃を与えた「衝撃3部作」について。消費者だけなく、会社にも衝撃(というか、ダメージ)もあったようですが…

ガリガリ君リッチシリーズには、アイス界に衝撃を与えた商品たちが存在しました。それは、2012年発売「コーンポタージュ味」、2013年発売「シチュー味」、2014年発売「ナポリタン味」です。

というわけで、この3つについて過去の記事から振り返ってみましょう。

2012年発売「コーンポタージュ味」

賛否両論巻き起こすも販売休止になるほどの大人気に

甘さとコーンのインパクトでかなり食べる人を選ぶ味だったようです。

まず感じるのが強烈なコーンポタージュ味! そのまんま、である。そして甘い! かなりの甘さ! そう、これは甘くて冷たいコーンポタージュ味のアイスなのである。正直、一瞬「うっ」と思ったりもした。だがしかし、だがしかーっし!
食べ続けてみると、意外と「アリ」なのである。中に入っている北海道産のトウモロコシの粒も絶妙なアクセント。プチプチして実に美味しい。のどごしもよし! まるで冷たいデザートスープを飲んでいるみたいな感じである。いい。なかなかいい。慣れてくると、かなりアリだ!
早速、かじってみます。「しょっぱい?」という予想を覆し、あまーいコーンの味が口の中に広がります。コーンはここまで甘くしても、美味しいものなんですね。そして中身の「かき氷」。これはクリーミーな舌触りで、喉を心地よく通っていきます。これは美味しい!オススメの味です!

ネットの反応も賛否まっぷたつ。まず「賛」の人から一人。

続いて「否」から一人。

結果的に「賛」の人が多かったのか?怖いもの食べたさでチャレンジしてみたい人が多かったのか?生産が間に合わないほどの大ヒットで発売開始からわずか3日で販売休止を発表。

そんな折、ネット上で「生産が追いつかず販売休止に」という情報が流れたのである。マジかーッ!! まだ発売して3日目だぞ! 9月6日に、販売元の赤城乳業が発表したコメントは以下のとおり。

そして翌年3月に再発売が決定。

専門紙編集長の予想を裏切る売れ行き

このコンポタ味の大ヒットは専門紙「アイスクリーム流通新聞」編集長の予想を大きく裏切るものだったようです。

そんな「アイスおじさん」は、苦い思いを味わった。業界を代表するアイスバー『ガリガリ君』(赤城乳業)が「コーンポタージュ味」を発売したのは、昨年9月のこと。「売れないだろう」と予測した近藤編集長は記事の扱いをそこまで大きくしなかった。しかし、蓋を開けてみたら発売3日で在庫切れの大ヒットになった。
「自分の読みの甘さを思い知りました。改めてアイスの世界は奥が深いな、と」

冒険心プラス実は緻密な調査から生まれた「コンポタ味」

「最近、冒険してないよね」という声から「チャレンジ精神を取り戻そう」ということで開発したんだそうです。

「弊社は『あそびましょ』を企業スローガンに、30年ほど前から『ラーメンアイス』『イクラ丼アイス』など、楽しいアイスを発売してきました。しかし、最近はガリガリ君もメジャーになり、お客さまから『最近は手堅いですね』『冒険してないよね』などの意見もいただくようになったので『チャレンジ精神を取り戻そう!』と、この味を開発したんです」

といいつつ、実は綿密な計算も。

素晴らしい心意気! にしても、コンポタって……と思うが、実は綿密な市場調査を経て「勝算あり」と企画された商品だとか。
「コンビニで売られているスナック菓子ではコーンポタージュ味の人気が高く、購買層もアイスと似ています。また、トウモロコシを使ったスイーツも存在します。9月はコンビニでおでんなどの秋冬先取りの食べ物が発売される時期なので、『季節に合ったコーンポタージュを冷たくしたら驚くはず』と考えたのです」

社内からは「やめてくれ」の声も多かったそう(笑)

また、もとが「コーンポタージュ」なせいか、本来のアイスとして楽しむだけなく、いろいろな楽しみ方(味わい方?)をする人も多かったようです。

「また販売休止になったら?」と心配して、たくさん買い込んだ方や、このユニークな味を、アイス以外の形で楽しみたい方へ。「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」は、パンにもご飯にも合うんです。本日は、そのレシピをいくつかご紹介しましょう!どれも、パンやご飯があればあっという間にできる、超お手軽レシピです!

入ってみたい?「コンポタ風呂」企画も

どういう発想をしたらこんな企画が出てきたのかわかりませんが、再発売後の2013年に期間限定で箱根小涌園ユネッサンとのタイアップで「コンポタ風呂」なるコラボもあったそうです。

コンポタ風呂の成分は、ホエイエキス、ラクトフェリンで、コーンポタージュの香りがする入浴剤を使用している。コーンポタージュの香り漂う浴槽は、まさに本物さながらとのこと。

2013年発売「シチュー味」

前代未聞、「ご飯にあうアイス」

コーンポタージュに続き今度はシチュー味。江崎グリコのルウブランド『クレアおばさん』シリーズとのコラボ商品だそうで、隠し味としてオニオン、またポテトも入ってました。

ひとくち食べると、シチューの旨みがふわっと広がり、あとにはミルクのやさしい甘さが残ります。近年よく見かける、“塩バニラ味”のアイスのようなイメージ。シチューくささ(?)はあまり気になりません。かなり“ミルクアイス”に近い味わいなので、コンポタ味が苦手だった人や、食べそこねた!という人にもオススメです。
ご飯にかけて食べると、最初に口の中に広がるのはあの普段食べているシチューご飯の味! そして次に甘さが来るので、そちらはライスプディングのような感覚なので、1度に2回楽しめる美味しさだ!

前回同様、溶かしちゃう人が出たみたいですが、メーカーとしては「非推奨」だったらしいです。代わりにお勧めの食べ方は…

ちなみに、メーカー推奨のアレンジ方法は、ガリガリ君シチュー味をかき氷機でクラッシュし、黒コショウをかけて食べることだという。斬新なコラボだけに、いろんな食べ方ができると思われる。騙されたと思って一度やってみてもいいかもしれない!

ネットの反応は…ちょっと「否」の方が多かったかな…まず「賛」。

「否」は過激な意見もありましたが、ちょっと控えめな表現な方のものを。

2014年発売「ナポリタン味」

今や黒歴史?ガリガリ君史上最大の問題作

世間に衝撃を与え続けた3部作の最終作。その個性的な味で消費者の舌とメーカーの在庫に痛烈な一撃を与えたことで、いまだに話題になり続けています。

改めて説明を見れば見るほど、「なんで作った」という感想しか出てきませんね…

今回登場する「ナポリタン味」は、ナポリタン味のアイスキャンディーに、ナポリタン味のかき氷が入ったもの。さらに食感のアクセントとして、トマトゼリーが加えられているそう。

「ナポリタン」完全再現も、美味いかどうかは別の話

「えん食べ」や「ロケットニュース」の当時の食レポも、なんだか奥歯にものが挟まったような言い方に終始。大人の事情を感じます。

筆者だけだろうか?マズくない。覚悟していたほどマズくないぞ。外側のキャンディ部分はナポリタンの酸味とスパイシーさが、中央のカキ氷部分はフレッシュさが感じられる。大き目にカットされたゼリーは、トマトの味こそしないものの、甘くておいしい。アリといえばアリだ。
しかし実際に食べた人は「ナポリタン食ったあとにアイス食ったほうがいいんじゃね? と感じる人も出てくるかもしれませんが、それを言ってはいけません」と語っており、まずいと言ってしまうのはヤボかも!? まさに食べて楽しむアイスなのかもしれない。

恒例のアレンジレシピシリーズも、なんだかヤケクソ感が漂ってました。

なんだかぼんやりとした色味のカクテル(?)ができあがってしまった。が、味はそれなりになっているかもしれない。それではいざ、ひとくち。
ならない。全然ならなかった。ナポリタンのスパイス風味が、せっかくのビールのおいしさを消しているじゃないか。ちなみに、トマトの味はほぼゼロ。違った。これじゃなかった。が、ナポビールは筆者が責任をもって飲み干した。
『ガリガリ君リッチ ナポリタン』は、かなり甘いので好き嫌いは分かれるところ。「一口食べれば十分」という人は、『サッポロ一番』のような塩ラーメンに入れると良いかもしれない!
なお、ここにタバスコを入れてみたところ……レモン味の冷やし中華に似た味になった。覚えておこう。

「正直いってマズかったです」(赤城乳業社員)

「これまでにない味でした。ピーマンの苦みもあって、間違いなくナポリタンを表現できたと思います」と胸を張る。だが、「正直いってマズかったです」(同前)
顧客の反応も散々だった。発売直後こそ「斬新すぎる味」として話題を集めたものの、食べた人から「マズい」「これは酷い」と非難が続出。売れ行きは伸び悩み、結果、
「取り返しのつかないほどの大赤字を出してしまった。再発売? あり得ないです(とキッパリ)」(同前)

そして、案の定な反応に…

結果、大量の売れ残りで3億円の赤字

同社が2014年3月に発売した「ガリガリ君リッチ ナポリタン味」がまったく売れず、最終的に320万本以上が売れ残り3億円の赤字を出したというのだ。

この教訓が「メロンパン味」に生かされている

赤城乳業の営業本部マーケティング部の萩原史雄部長によると「皆に予測されないものを、とハードルを上げすぎた」と語り、結果的に3億円の赤字に……。「おいしくないアイスは作ってはいけないとやっと気づいた」(萩原部長)という教訓のもと、開発されたのが今回の「メロンパン味」だといいます。

もう少し早く気づいてもよかったかも(小声)

まだまだあるぞ、ガリガリ君

ガリガリ君には何種類ある?

現在、販売中の一覧はこちらで確認できます。

上記のラインナップのうちアイスキャンディータイプの「マルチ」とチューペットタイプの「ブロー」を除くと23種類あるようです。※「ガリ子ちゃん」「シャリシャリ君」除く

あなたは何種類食べた?こんなガリガリ君

もはや夏の定番となった「梨」

前述のコンポタシリーズなど「攻める」イメージの強いガリガリ君シリーズですが、2002年に発売された「梨」味は、2010~2014年夏の間に計2億3000万本販売のメーカー出荷実績を誇るほどのヒット商品となり、夏限定ながらソーダ味と並ぶ定番になりました。

「ガリガリ君 梨味」は、 シャリシャリとした食感が特徴の梨味のかき氷を入れたアイスキャンディー。通常のガリガリ君のカキ氷と比較して、 細かい氷の割合を多くすることで、 本物の梨(生果)を食べているようなシャリシャリとした食感が楽しめるようになっています。

もっちもち!2016年春に発売の「桜もち」

アイスにもちって、下手するとナポリタンやコンポタと同じくらいのキワモノになりかねないのですが、桜の風味ともちの食感、そしてつぶあんのしょっぱさのバランスが良かったようです。

ガリガリ君は、まず全体として桜の風味が強め。そしてもちソースは上半分にだけ入っています。このもちソースがモッチモチでおいしい!かぶりつくと、口の中で桜風味のアイスと粘りのあるもちソースが絡まり合って、確かに桜餅を食べているようでした。
また、中央に入っている粒あんにはほくほくあずきの粒がちゃんと入っていて、しっかり塩が効いた味。桜の葉がない分、この塩気が桜餅のしょっぱさ(葉の部分)を見事に再現していました。

ガリガリ君があえてド定番に挑んだ「アイスコーヒー」

コーヒー味のアイスは各メーカー定番なのでガリガリ君ぽくない?感じもしますね。ちなみに同時発売で「キウイ」も出てました。

おおお!!!パッケージを開けた瞬間にあふれ出す、焙煎豆のスモーキーな香り!シャリっとかじると、口の中にぱあっと広がる香ばしいコーヒーの味わい!!ちょっとこれはビックリするほど美味しいぞ!!

中身とろ~り。前作の雪辱を晴らした「シュークリーム」

2014年4月発売。そう、ナポリタン味の次に出た商品がこれ。前作の教訓を生かしてちゃんと「おいしい」こと、さらにアイスとは思えないトロトロなカスタードソースがシュークリームらしさを出していました。

してるーーー!!しっかりとろりんしちゃってる!!!まるでシュークリームを半分に切ったみたいに、中からとろ~りカスタードソースがとろけ出してきたぞ!!これは味の方もかなり期待できそうだ。思いっきりかじりついてみると…
お・い・し・い......!!(パァァ...)

驚異のスイカの食感再現。「スイカ」

スイカ味のアイスキャンディーの中に、シャリシャリとした食感が特徴のスイカ味のかき氷を入れたアイスキャンディー。カキ氷の配合を調整することでまるで本物のスイカを食べているようなシャリシャリとした食感が楽しめる。

ガリガリ君豆知識

夏限定「ガリガリ君ソーダ風呂」がある

前述の「コンポタ風呂」に続いて、箱根小涌園ユネッサンで今年は「ソーダ風呂」が夏限定で開催されました。

ほんのりソーダの香りがするクリアブルーのお風呂に入ればひんやりクール!爽快感MAX間違いなし!通常より温度を下げたお湯にはメントールやハッカエキスを配合しているので、お風呂なのに「ひんやり体験」がお楽しみいただけます。

ガリガリ君の工場内部は一面「ソーダ色」

ソーダの色に合わせたこの色を「ガリブルー」と呼ぶのだとか。工場内部だけでなく、作業着もこの色。ちなみにガリガリ君の工場は工場見学も行っており、大人気なんだとか。

工場の内部を見て驚いたのが、その明るい雰囲気です。明るさの秘密は、床が一面「ソーダブルー」の色であるため。この色を同社では、ガリガリ君の名前と合わせて、「ガリブルー」色と呼ぶのだそうです。この「ガリブルー」色は従業員の作業着にも使われていて、落ち着いた雰囲気も醸しています。

「コーンポタージュ」は入社4年目、26歳の若手が一人で開発した

ガリガリ君、というより赤城乳業の常に失敗を恐れずチャレンジする社風がああいった自由な商品の生まれるヒミツなんでしょうね。

こう語るのはガリガリ君「コーンポタージュ」を開発した、赤城乳業株式会社の開発本部開発部応用研究チームの岡本秀幸氏だ。企画から原料の選定、最終的な味づくりまで、まさに開発全般を行うが、ガリガリ君の新商品開発担当は実は彼ひとり。入社4年目、弱冠26歳の若手社員である。

失敗を恐れない社風の秘密は

ナポリタン味は3億の赤字と大量の在庫を出した話は先に紹介しましたが、全くのノーペナ、ではないそうです。ただ、一度のペナでチャラに。次の商品に活かせ、ということらしいです。

「会社に大きな損失をもたらす商品に携わった社員には、『ペナルティ』が課されます。損失内容にもよりますが、注意から罰金1万円という具合です。ただ、いくら大きな損失でも、1度ペナルティを受ければその失敗はチャラになります。その後は、失敗に対して責任を問われることもなければ、降格や減給もありません。つまり、チャレンジによって失敗した結果に過ぎないという考え方です。失敗した本人はペナルティを真摯に受け止めますが、意気消沈するのではなく、逆に次のチャレンジに向けて意欲を燃やせるのです」(岡本氏)

10円の値上げに「全社員総出でお詫び」動画公開、販売数増に

1991年に10円値上げし60円にして以来、25年ぶりの値上げとなったことを社員全員でお詫びする動画、Youtubeで4月1日と2日の2日間だけ限定したところ、大反響となりました。この動画の影響なのか、販売本数は逆に10%増になったというデータもあるそうです。

今回の発表に伴い、赤城乳業は「今後も企業努力をおこないコスト削減に努めるとともに、さらなる安全・安心、高品質、高付加価値商品を開発し、お客様に提供できるように努めてまいりますので、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」とコメントしている。
では、今回の値上げは、売り上げにはどの程度、影響したのだろうか。社として事前に予想していたのは、「値上げに対する厳しい反応」であり、94%程度に落ちるとみていた。しかし、案に相違して「店頭から入る暫定のデータだが、4月は本数にして前年比10%アップした」(萩原氏)。

結果、世界中で話題になり赤城乳業困惑

「17日に取材に来られて記事が掲載されることは知っていましたが、1面になるとまでは知りませんでした。GDPの発表に合わせたみたいですね。ただ、日本のデフレの象徴として取り上げられてしまったことに関しては何とも……」

最初は「メチャクチャ評判悪かった」ガリガリ君

商品名ではなく、マスコットのほうのガリガリ君。なんと本人へのインタビュー記事がありました。1979年生まれの小学校低学年なんだそうです!

でしょ。あのキャラが女性からメチャクチャ評判悪くて。1999年に消費者アンケートをとったら、「歯茎が汚い」「田舎臭い」「キャラがイヤだから絶対買わない」って人がたくさんいて…。

今やお子様から年配の方まで、老若男女問わず愛される国民的アイスキャンディーとなったガリガリ君。今後も世間を沸かせる新商品の開発やイベントに注目です。