特集2017年12月25日更新

Twitterで盛り上がった面白いハッシュタグ

今月5日にTwitter社が「最も使われたハッシュタグ」を発表しました。今回はランキングに入ったハッシュタグをはじめ、ついついツイートしてしまいたくなるハッシュタグを集めてみました。

目次

2017年にTwitterで最も使われたハッシュタグ

12月5日にTwitterが最も使われたハッシュタグを発表

1位は「モンスト」

Twitterは5日、2017年に最も話題になったハッシュタグと最もリツイート(RT)されたツイートについて発表した。
最も使われたハッシュタグ1位は、アプリゲーム「モンスターストライク」の略称である「モンスト」。
2位は音楽部門で1位だった乃木坂46、3位はアプリゲーム「Fate/Grand Order」を意味する「FGO」だった。
1モンスト
2乃木坂46
3fgo
4fatego
5ドラゴンボール
6欅坂46
7ドッカンバトル
8ローソン
9わーーーージャニオタさんと繋がるお時間がまいりました
10居酒屋

このトップ10以外でも話題になったハッシュタグがあります。

#ホンネテレビ

「最も使われたハッシュタグ」テレビ部門1位

日本のTwitter社が、2017年に国内のTwitter「もっとも使われたハッシュタグ」ランキングを発表。テレビの分野では、11月に放送されたインターネット番組「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」で使用されたハッシュタグ「#ホンネテレビ」が1位に輝いた。

なお、「#ホンネテレビ」が1位になった「テレビ」のように、ほかにも多くのジャンルに分けたトップ10が発表されています。

また、これらにランクインしていないながらも、瞬間的に話題になったハッシュタグも…

#シンゴジラ

11月12日の地上波初放送でゴジラ無双状態に

12日、映画『シン・ゴジラ』が地上波初放送されると、Twitterのトレンドワードは「#シンゴジラ」「石原さとみ」「内閣総辞職ビーム」など『シン・ゴジラ』関連ワードで埋め尽くされた。さらに放送後の13日午前4時ごろにはハッシュタグ「#シンゴジラ」がついたツイートは累計100万件を突破した。

そして、ここでもう一度、総合のトップ10を見直してみると…

8ローソン
9わーーーージャニオタさんと繋がるお時間がまいりました
10居酒屋

この9位に位置する「わーーーージャニオタさんと繋がるお時間がまいりました」というハッシュタグが異彩を放っています。

#わーーーージャニオタさんと繋がるお時間がまいりました

ジャニーズファンによるファン友達募集用タグ

このタグで検索してみると、どうやらジャニーズアイドルのファンがファン友達を探すために使っているハッシュタグの模様。ハッシュタグ自体は数年前からあるようですが、今年爆発的に使われているようです。

また、派生したハッシュタグが非常に多いようで、軽く確認できただけでも

#わーーーージャニオタさんと繋がるお時間がまいりましたいっぱい繋がりましょ

というふうに、「いっぱい繋がりましょ」「たくさん繋がりましょ」が後ろに付いているバージョンや、さらにその後ろに「rtしてくれた方お迎えです」が付いていたり、「お時間がまいりました」と「いっぱい繋がりましょ」の間に「なので」が付いていたり、「わーーーー」の「ー」(長音符号)が3つや5つだったり「わーーーー」自体がなかったり…と、ここに挙げた以上に派生バージョンが数多く存在します。
さらに、「ジャニオタ潰し垢さんと繋がるお時間がまいりました」という不穏な派生タグもあり、人気のハッシュタグならではの広がりを見せているようです。

そして次のブロックでは、この「#わーーーージャニオタさんと繋がるお時間がまいりました」のようなユニークなハッシュタグたちを紹介していきます!

2017年に使われたユニークなハッシュタグ

#くと打ってクリスマスって出たらリア充

「く」を文字入力して予測変換の一番目が「クリスマス」と出てきたら「リア充」。というハッシュタグのようです。

#二つ名を作ろう

このハッシュタグは、おもしろ診断を簡単に作成できるサイト「診断メーカー」の「二つ名を作ろう」で診断された結果をツイートして楽しむもののようです。

#しまパト

これは、“しまむらパトロール”の略で、「ファッションセンターしまむら」で購入した、“掘り出し物”おシャレかつお買い得な服やカバンなどを、インスタグラムやツイッターなどに投稿すること。
つまり、実際に店に行き、豊富な商品の中から自分によく似合う掘り出し物の服を探し出すという“宝探し”のような楽しさが、しまむらの“ウリ”なのである。さらに1店舗に1着しかないので他人とはかぶらず、その服が本人に似合っていればいるほど、その写真が「#しまパト」を通じてSNSで拡散されるので、結果的に“しまむらブランド”のオリジナリティーも注目されるというわけだ。

#うちのインティライミ

10月27日(金)に放送された、ドラマ『コウノドリ』(TBS)第三話で登場した、ナオト・インティライミさん演じるダメ夫が元ネタになっています。
「俺も手伝うから」という口先だけでイクメンを気取り、妻を産後ウツに追い込んでしまうという役どころでした。
そんなダメ夫の姿に、「わかるー!!」と共感した世の妻たちの潜在意識が爆発。
「#うちのインティライミ」というハッシュタグをつけ、自分の夫のエピソードをツイートするというトレンドが生まれたのです。

「#うちのインティライミ」から派生したハッシュタグもいくつか存在して話題になっているようです。

#メアリージュンからのガチお願い
(ナオト・インティライミさんと夫婦役を演じていたのが、高橋メアリージュンさん。
彼女の役に共感した妻たちが、自分の夫や世の男性への切なる願いをツイートする時に使用)
#ウチのインティライミから一言
#うちの神旦那
#私がインティライミ
#うちの藤吉
(連続テレビ小説『わろてんか』(NHK)で、松坂桃李さん演じる藤吉のダメ夫っぷりが話題に)

#好きな映画を雑に説明する

同ハッシュタグは、好きな映画のタイトルを伏せ、ヒントとなる画像と共に映画について1言で雑に説明するというもの。
また、公開中のホラー映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」の公式アカウントも「白塗りの愉快犯」などと参戦し、盛り上がりを見せている。

#インターネット老人会

たびたび出現する懐古系のタグなので、正直、若い世代には通じない話題ばかりです。(だからこそ盛り上がるというのはありますが)
・1枚の画像が出てくるまでに数分かかった。
・カセットテープにゲームのデータが入っていた。読み込みに数分かかった。
……などなど。
#インターネット老人会 のハッシュタグでは、こうした話をさらに掘り下げて、完全に「わかる人にしかわからない」状態になっているのが大きな特徴です。

#全くインスタ映えしない風景写真選手権

流行語大賞にも選ばれた「インスタ映え」。そのアンチテーゼともいうべき動きが「全くインスタ映えしない風景写真選手権」です。何気ない風景や変なオブジェなど、全く「インスタ映え」しないが続々と投稿されています。
J-CASTニュースの記事によると、ハッシュタグを生み出したのは「鈴木以外数人」さんで、この“生みの親”によると、どうやら写真に人物が入っていると「反則」になってしまうようです。

#ララランドみたいなことを言ってください

『Twitter』では、
#ララランドみたいなことを言ってください
というハッシュタグが作られ、
なななんと
と「ジャパネットたかた」の高田明社長の画像をアップしたものや
笹団子。
と、笹団子の写真をアップしたものなどが多くのリツイートを集めていた。

#クソ物件オブザイヤー2017

ずいぶん安い賃貸物件だなーと思ったら事故物件だった、、、なんてこと、不動産物件検索サイトを見ているとよくありますよね。
そんな中、普通ではありえないドイヒーな賃貸物件ばかりをツイートして競い合うハッシュタグ「#クソ物件オブザイヤー2017」に投稿された賃貸物件がどれもヤバいと話題になっています。

このほかにも、「#クソ○○オブザイヤー2017」というハッシュタグがありましたので一部をご紹介します。

#IT業界クソ現場オブザイヤー2017

Twitterのハッシュタグ「#IT業界クソ現場オブザイヤー2017」に、黒すぎて逆に笑ってしまうIT業界からの声が多数集まっています。

#クソ男オブザイヤー2017

嫌なできごとはネタにして笑い飛ばしちゃうってのもアリ!
ということで現在ツイッターで流行中のハッシュタグが「#クソ男オブザイヤー2017」。これがどれもこれもあまりの強烈さに、読んでて逆に笑ってしまう事態に……。なんなの、みんな強烈なエピ持ちすぎでしょ!