大阪北部地震 被害状況まとめ
2018年6月19日更新
6月18日7時58分頃に大阪府北部を襲った最大震度6弱の強い地震について、各地の被害状況やライフラインに関する情報をまとめました。
最新ニュース
東スポWEB / 2024年4月25日 6時18分
大阪・関西万博(2025年4月13日~10月13日)は、大阪・夢洲で「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催予定だが、海外パビリオンの建設が遅れている事が問題視されている。今回、海外パビリオンの設計に関わる一級建築士が実態を明かした。 [全文を読む]
被害状況
6月19日午前6時30分に消防庁災害対策本部から発表された情報によると、発生日時は6月18日7時58分頃で、地震の規模はマグニチュード6.1。大阪府の大阪市北区、高槻市、茨木市、箕面市、枚方市で最大震度6弱を観測しています。
また被害の状況は、死者4名、負傷者376名、住宅の一部破損が252棟。近畿地方の広い地域が被災し、経済活動への影響も懸念されています。
犠牲者はブロック塀や家具の下敷きに
大阪震度6弱:ブロック塀の耐震性調査へ 宮城県 https://t.co/XDQ6uhnNZu
— 毎日新聞ニュース速報 (@mainichijpnews) 2018年6月18日
今回の地震で犠牲になった4人は、学校のブロック塀の下敷きになった小学生をはじめ、民家の外壁の下敷きになったり、家具に挟まれたことで命を奪われています。
大阪府北部で2018年6月18日に発生した地震では、大阪・高槻市の寿永小学校でプールの周辺にあるブロック塀が倒れ、通学中の小学生女児(9)が命を奪われた。
震度6弱を観測した地震で、大阪府高槻市の自宅で亡くなった坂勝枝さん(81)は、次男(54)と2人暮らしだった。次男は午前7時ごろに外出し、午後6時半ごろに帰宅したときには、倒れていたたんすの隙間(すきま)で見つかったという。
経済活動への影響
東京商工リサーチが保有する企業データベース(約480万社)で、震度6弱が観測された大阪市北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市に本社を構える企業を緊急調査した結果、被災地域にある企業数は3万8322社あることがわかった。
資本金1億円未満(個人企業含む)の中小・零細企業が全体の98.5%を占めており、財務体力に余裕が乏しいため、被災による設備修復や売上減少への影響が長引くと、新たな資金繰り支援策が必要になる可能性があるという。
ダイハツ工業は18日夜、車両を組み立てる本社・池田工場(大阪府池田市)、京都工場(京都府大山崎町)、滋賀第2工場(滋賀県竜王町)の3工場について、19日の日中(午前8時から午後4時45分まで)の稼働を停止することを決めた。大阪府北部で発生した地震の影響により、一部の部品供給が滞るため。19日夜(午後8時45分から翌午前5時半)の稼働に関しては同日の午前中に再び状況を見て判断する。
ライフライン状況
最大震度6弱を観測した地震から一夜明けた19日、大阪市などで学校が再開されるが、震源に近い大阪府北部の自治体ではライフラインの復旧が進んでいない。休校を決めた学校も多く、避難所では計800人余りが不安な夜を過ごした。
交通機関は19日、ほぼ運転を再開するが、ダイヤの乱れなどは残る見通し。高槻市や箕面市では断水が続き、自衛隊が給水を行っている。ガスも府内の11万戸余で供給を止めており、設備点検などで復旧には数日かかるという。
未確認の情報やデマに注意を
箕面市の市民安全政策室が運営するツイッターアカウント「箕面市市民安全ツイッター」は14時40分ごろ、
「箕面市内の全域で断水という情報が広まっていますが、これは誤りですので、拡散はやめてください」
と投稿。「一部断水の予定はありますが、断水する地域と時間については、今後改めてお知らせします」と続けた。
ガス
大阪ガスは18日、大阪府北部を震源とする地震の影響で、約11万戸への都市ガス供給が停止していると発表した。製造所など基幹設備の被害は確認されていないとし、「26日から30日までをめどにすべての供給を再開できるよう取り組む」としている。
電気
関西電力公式サイトの情報によると、現在停電情報はありません。
公衆Wi-Fi
無線LANビジネス推進連絡会に加盟する携帯3キャリアは6月18日、大阪府北部を震源とする地震の発生を受け、災害用統一SSID「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)の提供を大阪府全域で始めた。このSSIDを利用すれば、通信会社との契約不要でネット接続できる。
避難状況
震度6弱を観測した大阪府茨木市では、小学校の体育館などに避難所が開設され、余震を警戒する親子連れらが身を寄せた。「よく眠れなかった」「いつ家に」。一夜明けた19日朝、収まらない揺れに不安を口にする人の姿が見られた。
府内では19日午前0時現在で学校や公民館など402カ所に避難所が設けられ、計807人が避難している。
関連ニュース
-
万博着工遅れで露見した日本の建築士の能力不足「世界を知らない」 一級建築士が証言
東スポWEB / 2024年4月25日 6時18分
-
使用済み核燃料の「中間貯蔵施設」、中国電力が山口・上関町でボーリング調査開始
読売新聞 / 2024年4月23日 12時24分
-
【天気】東北南部から沖縄にかけてくもりや雨
日テレNEWS NNN / 2024年4月23日 12時17分
-
【天気】沖縄から東北南部でくもりや雨
日テレNEWS NNN / 2024年4月23日 8時24分
-
地震や政変… 幕末の大ニュース、愛媛の大工がリアルタイムで記録
毎日新聞 / 2024年4月23日 6時15分
-
車両待機所の取り合いも… 国交省近畿職員が能登被災地で感じた課題
毎日新聞 / 2024年4月22日 11時30分
-
【あすの天気】北日本は広く日差し届く見込み 西日本、東日本は雲が広がりやすい
日テレNEWS NNN / 2024年4月21日 20時39分
-
【あすの天気】西~東日本は雲の多い天気に
日テレNEWS NNN / 2024年4月21日 18時36分
-
「のと鉄道」地震被害から再出発 再開「待ちに待った」住民歓喜
毎日新聞 / 2024年4月21日 14時23分
-
和歌山県で最大震度3の地震 和歌山県・和歌山市
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月21日 6時22分
-
【あすの天気】東日本は晴れて暑い 西日本は次第に雨
日テレNEWS NNN / 2024年4月19日 17時49分
-
四国の地震、南海トラフとの関連は? 専門家「エネルギーは1000倍以上」 “枕元のスマホ”に工夫も…即時避難へ備えは
日テレNEWS NNN / 2024年4月19日 10時42分
-
南海トラフとメカニズム相違 愛媛・高知震度6弱 関連否定も専門家「警戒必要」
産経ニュース / 2024年4月18日 22時0分
-
【解説】愛媛・高知で震度6弱…「南海トラフ巨大地震」との関係は? 日本地震予知学会会長に聞く
日テレNEWS NNN / 2024年4月18日 20時53分
-
【天気】北海道は所々で雨 関東甲信と静岡県内も午後は雨の所も 西日本は次第に晴れ間
日テレNEWS NNN / 2024年4月18日 12時8分
-
「ジェットスター・ジャパン」でストが頻発する理由。ライバルのLCC・ピーチとの違いとは【訂正アリ】
日刊SPA! / 2024年4月18日 8時50分
-
午後11時以降に4回の地震発生 愛媛・愛南町と高知・宿毛市で最大震度6弱 関西も広い地域で揺れ観測 震度3は豊岡市、徳島市、小松島市
MBSニュース / 2024年4月18日 0時3分
-
階層型ネットワークを用いた感染拡大シミュレーション
Japan In-depth / 2024年4月17日 23時41分
-
物流倉庫を一時滞在施設に 大阪万博、災害時に活用検討
共同通信 / 2024年4月17日 15時55分
-
万博はもう中止できないのか?「オリンピックと同じ末路に」専門家は警鐘、でも政府は「能登」を横目に開催へ突き進む
47NEWS / 2024年4月15日 10時30分