米津玄師、Aimer、あいみょん…最近話題の人気歌手

2019年1月28日更新

「人は30歳を過ぎると新たな音楽を探さなくなる」という調査結果が昨年話題になりましたが、それに当てはまるように、中高年を中心に「最近の人気アーティストを知らない」という方々も多いのでは? そこで今回は、若者に人気があり、近年の音楽シーンをにぎわしているアーティストをピックアップ。「米津玄師」「あいみょん」といった名前を「昨年末の紅白で初めて知った」という層におすすめの特集です。

米津玄師

生年月日1991年3月10日
出身地徳島県
公式ページ 米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」
米津玄師 | ソニーミュージック オフィシャルサイト
ブログ 米津玄師 公式ブログ
Twitter 米津玄師 ハチ(@hachi_08)
Instagram 米津玄師 kenshi yonezu(@hachi_08)
YouTube 米津玄師

ニコニコ動画の“ボカロP”からメジャーへ

米津玄師(よねづ けんし)は2009年、18歳の時に「ハチ」名義でニコニコ動画にオリジナル曲の投稿を始めて注目を浴び、12年から「米津玄師」名義で活動しています。

米津さんは、ボーカロイド楽曲をニコニコ動画に投稿する、いわゆる「ボカロP(プロデューサー)」出身。12年から本名名義で、自らボーカルも担当している。その後は、「アイネクライネ」、「LOSER」、「orion」、「ピースサイン」など立て続けにヒットを連発。18年に入ってからは、「Lemon」がドラマ「アンナチュラル」(TBS系)の主題歌としてブレイクしたほか、最近もソニーのCMソング「Flamingo」がテレビで連日放送。その氏名の読みにくさが、ソフトバンクのCMでネタにされてもいる。

ちなみに、「米津玄師」という名前が本名であることは自身のTwitterでもアピールされています。

昨年リリースの『Lemon』が大ブレイク

石原さとみ主演のドラマ『アンナチュラル』主題歌

TBS系ドラマ『アンナチュラル』の主題歌として書き下ろした「Lemon」は、ミュージックビデオの再生回数が2億7,000万回を超え、配信が史上最速で200万ダウンロードを突破するなど記録ラッシュ。

“史上最速”200万DL 従来の記録を大幅更新

シンガー・ソングライター、米津玄師(27)のヒット曲「Lemon」のデジタル配信が史上最速で200万ダウンロードを突破したことが17日、日本レコード協会への取材で分かった。
昨年2月12日に配信され、12月31日付で200万ダウンロードを達成。この間323日で、史上初めて1年以内で“ダブルミリオン”に認定された。これまでの最速記録は07年4月に配信され14年1月に達成したコブクロの「蕾(つぼみ)」の2480日だった。

最新のオリコンチャートでも4週連続1位

米津玄師の「Lemon」が、週間5.1万DL(5万1252DL)を売り上げ、1/28付オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング(集計期間:1月14日~20日)で1位を獲得した。今週で4週連続の1位となり、歴代1位記録の「通算1位獲得週数」を通算21週に、「累積売上」を215.2万DLに更新した。

「2018年に最もカラオケで歌われた曲」1位も獲得

11月15日に第一興商・通信カラオケDAMが発表した【DAM年間カラオケランキング2018】にて楽曲別ランキングを『Lemon』で1位を獲得。歌手別でも1位を獲得し、ダブル1位で制覇していることがわかった。
さらに年間楽曲別TOP50内に6曲がランクインしていることも合わせて発表となっており、楽曲『Lemon』だけではなく、楽曲1作品1作品が広く浸透していること、そしてその米津玄師の存在自体への注目度と人気度が高く、また広いことが示された結果となった。

この発表について、本人もTwitterで反応しています。

また、JOYSOUNDの「総合ランキング」「アーティストランキング」「2018年発売曲ランキング」でも1位を獲得。当然のようにオリコンの年間ランキングでも1位に輝き、さらに週間ランキングの連続1位の記録でも現在(1月28日付)44週で歴代4位に位置し、歴代1位のゴールデンボンバー『女々しくて』(51週)などに迫る勢いを見せています。

「バラード曲」で「若者しか歌わない」のに1位

上に紹介した本人のツイートでも言及されている「歌いにくい曲なのに」をはじめ、「バラード曲なのに」「ほとんど若者しか歌わないのに」カラオケで一番歌われている点が「異例」とされています。

DAMとジョイサウンドのカラオケランキング両方で、星野源の『恋』、DA PUMPの『U.S.A』などを抜いて一位の座をキープし続けています。
みんなでわいわい盛り上がれるわけでもない『Lemon』のようなバラード曲が、カラオケのトップの座を守り続けることも異例です。
2位に入っているDA PUMPの『U.S.A.』が老若男女を問わずに親しまれているのに対し、ほとんど若者しか歌わない『Lemon』が1位になっている点は見逃せません。

昨年末の『紅白歌合戦』でテレビ初歌唱

故郷の徳島県から生中継 歌手別視聴率2位に

大晦日当日は、故郷の徳島県・鳴門市の大塚国際美術館「システィーナ・ホール」から、生中継で「Lemon」を歌唱。いやおうなしに高まっていた世間の期待値を超える、圧巻のパフォーマンスを見せた。米津は紅白初参加ながら視聴率44・6%をたたき出し、1位の大トリ・サザンオールスターズ(45.3%)に肉薄。3位の松任谷由実(43.7%)を超える勢いを見せた。

テレビ初歌唱とは思えない安定した歌唱力に感動や絶賛の声

テレビ初歌唱とは思えない安定した歌唱力と美声にネット上では「聞き惚れました」といった感動の声が続出した。
楽曲の世界観を崩さない演出での米津の生パフォーマンスに、SNSは大興奮「やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい」」「鳥肌!」「米津さーーん!!」「なんということでしょう!」「マジで夢」「完璧な歌声!」「本当に良かったねえ」「紅白おめでとう!」と歓喜の声が殺到。

初の海外公演を上海と台北で開催

Weibo(微博)アカウントも開設

1月19日の徳島公演を皮切りに、初めてのアリーナツアー「米津玄師 2019 TOUR/脊椎がオパールになる頃」がスタートしていて、このツアーの追加公演として中国・上海と台湾・台北での海外公演が発表されています。

アリーナツアー『米津玄師 2019 TOUR/脊椎がオパールになる頃』の追加公演として、初の海外公演を実施することが明らかになった。3月19日に上海メルセデス・ベンツアリーナ、3月30日台北・台湾大学綜合体育館で開催される。
昨年12月26日には中国版のツイッター「微博(ウェイボー)」アカウントも開設された。何も投稿されていないにもかかわらず開設から2日足らずでフォロワーが22万人を突破するなど、注目度の高さがうかがえる

中華圏でも人気 チケットは10秒で完売状態に

中華圏でも人気を獲得している米津玄師が今年3月30日、初海外公演の一つとして台湾大学総合体育館でコンサートを開催する。このチケットが今月20日に発売されたが、開始から10秒を待たず3000枚が完売状態に。これと同時に転売サイトには大量のチケットが登場し、中には元の価格の10倍以上、3万5000台湾ドル(約12万4000円)を表示するものまで出現している。

米津玄師の人気の秘密とは

高く響き渡る声と高音部での音の跳躍

高く響き渡る粘着質の声。これは、本人がリスペクトしていることを公言している、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文や、RADWIMPSの野田洋次郎の後継と言える声質だ。曲のサビのここぞというところで、あの声質が(後述のように)上下に跳躍すること。それが「売れ続ける理由」の最大の前提となろう。
高音部での音の跳躍は、たとえばMr.Childrenがよく使う技法だ。つまりはある意味、Jポップの王道的手法である。言い換えれば、Jポップの主戦場の1つであるカラオケの場で、歌自慢の若者がこぞって歌いたくなるメロディだと言え、そのあたりもロングヒットに貢献していると思われるのだ。

特徴的なコード進行

「Lemon」も「打上花火」も、いわゆる「循環コード」を用いている。
「循環コード」とは、少しでもギターをかじった人なら聞いたことがあろう、たとえば「C→Am→F→G7」などのコード進行が繰り返されることである。
ただし、米津玄師の循環コードは一筋縄ではいかない。「Lemon」の中間部は「Am→F→G→C→F→C→G→C」(キーFmをAmに移調)となかなかにドラマチックで、対して「打上花火」は、シンプルなものの、「Fadd9→G→Am7→C」(キーE♭mをAmに移調)と、こちらは、かなりトリッキーな循環コードだ。

「歌謡曲」的な魅力

アルバム『BOOTLEG』収録曲の、ほぼ全曲がマイナー(短調)なのである(マイナーとメジャー=長調は、音楽的に厳密に区分できるものではないが、明確にメジャーと断言できるのは「かいじゅうのマーチ」「ナンバーナイン」のみ)。
マイナーによる哀愁を帯びたメロディを、米津玄師の声で歌われると、昭和の歌謡曲が醸し出していた、あの切ない感情が沸き立つ。そしてそれは、現在の音楽シーンの中ではかなり特異な、差別性が高いものである。

ダンスやイラストなどマルチな才能

自身のイラストと文章で構成された『かいじゅうずかん』という単行本を発行していたり、展覧会「ルーヴル美術館特別展『ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~』」に、荒木飛呂彦、寺田克也、松本大洋など日本を代表する漫画家たちと並んで描き下ろしのイラストを出展するなど、イラストレーターとしても芸術的才能が爆発。
どこを切り取っても多才でクリエイティブでミステリアス。作詞作曲に加えて、ダンスやイラストなどマルチな才能を発揮する米津玄師のことを、ファンは口を揃えてこう呼びます。「天才」と。

憂いのあるルックス

188センチとスラリとした高身長で、片目を隠すほどに長い前髪。その憂いのあるルックスも「イケメンすぎないところが好き」「ぼってりした唇に色気がある」と女性ファンをキュンキュンさせています。

アーティストらも絶賛

吉田拓郎(歌手)

吉田拓郎は、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『吉田拓郎ラジオでナイト』で最近、何度も米津について言及しています。最初は昨年12月2日の放送回。この回では「50歳から79歳のシニアが今年心に響いた曲」というアンケートで3位に『Lemon』が入り、そこで次のように語っています。
「『米津玄師』っていう字は何度か見かけていましたが、正直に言うと、この人を知りませんでした。チェックして、この人はすごい人だということがわかってきました。僕たち世代でもこの人のメロディ、リズム感は『何かいい』って思えちゃう。米津玄師がヒットするはずだし、この人の楽曲を好きになるはずだな、と納得させられました。今後、この人を注目したいなと思います」
そして、その後の放送でも「米津玄師くんに刺激を受けた」「米津玄師くんにハマった」などとして話題にし、1月13日の放送回では「お正月は米津くん漬け」と明かしつつ、再び米津の音楽性や楽曲を絶賛。さらには、これまで「どんなライバルが出ようがジェラシーの感情は一切なかった」という吉田が、米津に「ちょっとジェラシーを感じてる」と率直に明かして話題となりました。

中田ヤスタカ(音楽プロデューサー)

Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅを手がける音楽プロデューサー中田ヤスタカは、雑誌のインタビューで「米津くんは単純に詞だけを書く人とも違って、音楽の中で鳴るいい言葉を感じて、すごいなあと思ったんです」と絶賛(「CUT2016年10月号」ロッキングオン)。

辻本知彦(ダンサー)

世界的に活躍するダンサー辻本知彦は、新曲『Flamingo』のMVで手足の長さを活かしてクネクネ踊る、一見酔っ払いのようにも見えるジャンルに捕らわれないオリジナルな舞いを披露した米津に対して「米津玄師のダンスはどんどん進化していく、、、。 米津最強伝説 ダンスの練習時から私が呟いていたフレーズ。(笑)もう一度言います 米津玄師のダンスはどんどん進化していきます、、、。」と熱くツイート。

桑田佳祐(歌手)

米津の特別扱いに桑田が激怒したというネットニュースに対し、サザンオールスターズが公式Twitterで否定。反対に“桑田さんは数年前から絶賛しています”とお墨付きを与えた。

Aimer

生年月日非公表
出身地非公表
公式ページ Aimer Official Web Site
Aimer | ソニーミュージック オフィシャルサイト
Twitter Aimer&staff(@Aimer_and_staff)
YouTube Aimer Official YouTube Channel

2011年にメジャーデビュー

Aimer(エメ)は、出身地や生年月日が非公開という謎に満ちたアーティスト。2011年にメジャーデビューをしています。

15歳の頃、歌唱による喉の酷使が原因で突如声が出なくなるアクシデントに見舞われるも、数年後には独特のハスキーで甘い歌声を得ることとなる。2011年にシングル「六等星の夜」でメジャーデビュー。代表曲「蝶々結び」などを収録した4thアルバム「daydream」を2016年9月にリリースし、iTunesアルバムチャート1位などを獲得した他、CDショップ大賞2017において準大賞も受賞。2018年10月には通算15枚目のシングル「Black Bird」をリリース。billboard Download Songs 1位を記録。

最新シングルがオリコンランキングで初登場1位

女性ソロアーティストのシングル1位は5年ぶり

女性シンガー・Aimer(エメ)のシングル「I beg you/花びらたちのマーチ/Sailing」が、初週3.1万枚を売り上げ、1/21付週間シングルランキングで初登場1位を獲得した。2011年9月のデビュー以来、シングル・アルバムを通じ自身初の1位となった。なお、女性ソロアーティストのシングル1位は、2014年1/20付で岩佐美咲「鞆の浦慕情」が獲得して以来5年ぶりとなる。

合算ランキングでも米津を抑えて1位

1月21付のオリコン週間合算シングルランキング(集計期間:1月7日~1月13日)で、週間6.8万PT(67,807PT)を記録し、1位を獲得した。
同週付デジタルシングル(単曲)ランキングでは、『I beg you』が2位、『Sailing』が7位と初登場で2作同時TOP10入り。『花びらたちのマーチ』も27位にランクインとなった。なお、2位には、紅白出場以降、再びセールスを伸ばし、先週1位を獲得していた米津玄師「Lemon」が4.4万PTでランクインした。

最新シングルはタイアップ2曲のトリプルA面 

Aimerが1月9日(水)に通算16枚目となるニューシングル「I beg you/花びらたちのマーチ/Sailing」をリリースする。劇場版アニメ『「Fate/stay night[Heaven's Feel]」II.lost butterfly』主題歌「I beg you」、春の旅立ちをうたった「花びらたちのマーチ」、フジテレビ開局60周年特別企画ドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』主題歌「Sailing」、の3曲をトリプルA面となっている。

MVに出演する豪華女優も話題に

過去には倉科カナ、土屋太鳳らが出演

今回の新曲では、浜辺美波(『I beg you』)とけやき坂46・佐々木美玲(『花びらたちのマーチ』)が出演しているミュージックビデオ。過去にもAimerファンだという倉科カナ(『凍えそうな季節から』)などが出演して、たびたび話題になっています。

Aimerのミュージックビデオにはこれまで倉科カナ、土屋太鳳、芳根京子、浜辺美波などの女優が出演を果たしてきたが、「花びらたちのマーチ」では、けやき坂46・佐々木美玲が主演を務めた。佐々木はAimerの大ファンを公言しており、今回の出演にあたっては「嬉しくて涙が出ました。」と語っている。
『凍えそうな季節から』のミュージックビデオもAimer Official YouTube Channelにて同時に公開されたが、ミュージックビデオには先述のドラマ「奪い愛、冬」で主演を果たしている女優・倉科カナが出演。主演ドラマのオープニングテーマであることに加えて、倉科自身も以前よりAimerのファンであったことから今回の出演が実現したという。

4月10日に2年半ぶりのアルバムを2作同時発売

1月26日、全国ホールツアー最終公演で発表

女性歌手・Aimer(エメ)が26日、大阪・フェスティバルホールで全国ホールツアー『Aimer Hall Tour 18/19 "soleil et pluie"』(19ヶ所21公演)のファイナルを迎えた。公演中には、4月10日に約2年半ぶり5枚目のオリジナルアルバム『Sun Dance』『Penny Rain』を2枚同時発売することが発表され、客席を埋め尽くした観客から大歓声が沸き起こった。
前作『daydream』(2016年9月発売)以来、約2年半ぶりとなるオリジナルアルバムは、今回のツアータイトル『soleil et pluie』(フランス語で“太陽と雨”の意味)でも掲げた「太陽」「雨」をテーマにした2タイトル。それぞれ10曲ずつを収録する。

Aimerの人気の秘密とは

同世代クリエイターも魅了する高いボーカル力

Aimerは11年のメジャーデビュー時から、独特なハスキーボイスでファンのみならず、クリエイターも魅了。これまでにもONE OK ROCKのTaka、RADWIMPSの野田洋次郎などが楽曲提供を行い、「優しさもあるし、突き抜けてる」(Taka)、「裸のときの毛布みたい」(野田)と絶賛。
Aimerのボーカル力については音楽ライターの森朋之氏も、「歌の技術が高いこともそうですが、声そのものに感情が宿っているように感じられるのが、彼女の魅力。ややハスキーな声質ですが、少年のような雰囲気から、母性を感じさせる表現まで声の表情が幅広く、楽曲に込められた感情を的確に引き出すことができる」と評価。

喉を守る歌い方を追究してたどり着いた独特な声質と歌唱法

15歳の時に声帯を痛め、喉を守る歌い方を追究してきた結果、現在の声質と歌唱法にたどり着いたAimerは、向き合い続けた自身の繊細な声について次のように語っています。

デビューからの7年間で、いかに喉を壊さず、いかに良いバランスで歌うかというのを日々、追究してきたんです。その中で自分でも大きな発見だったのが、喉・声帯への負担が最も少ない状態で歌えた時こそが、自分にとって最も良い響きで、一番好きな声が出せているということでした。
「まだまだ自分の声を探求する日々は終わらなさそうですね」と聞くと、「それがなくなったらもう歌う意味もなくなっちゃうような気がします。『まだこんな一面があるんだ』と発見できるのが楽しくて歌っているのだと思いますし、ずっとこの先もこの声で色んな発見を重ねていけたらと思いますね」と、穏やかな笑顔をのぞかせた。

“クリエイターコラボ×映像タイアップ”の掛け算

前出の音楽ライター・森氏は、“クリエイターコラボ×タイアップ”という掛け算の成果も指摘。

「アニメ作品のタイアップ曲で知名度を上げましたが、その後も幅広いジャンルのアーティストとコラボレーションを重ね、リスナーの幅を拡大させました。“Fate×梶浦由記”による「I beg you」は、さまざまなメディア、アーティストを結びつける彼女の特長がもっとも上手く活かされた楽曲だと思います」(森氏)
コラボを通じたジャンルの拡大、新たな映像タイアップ、そして気鋭の女優陣を起用したMVなども交えながら、Aimerの可能性を止まることなく追求し続けた結果が今回の初1位獲得に繋がったとも言えそうだ。

アニメファンから徐々に世間に浸透

メジャーデビュー曲はアニメ作品のタイアップ曲で、その後もアニメファンが知名度を上げることに一役買っている模様。新曲『I beg you』は劇場版アニメ『「Fate/stay night [Heaven's Feel]」II.lost butterfly』の主題歌としてコアなアニメ・ゲームファンを熱狂させているとか。

Aimerは2011年に『六等星の夜/悲しみはオーロラに/TWINKLE TWINKLE LITTLE STAR』でメジャーデビュー。『六等星の夜』はアニメ『NO.6』のエンディングテーマとして起用された。その後も『BLEACH』や『夏雪ランデブー』など、出す楽曲の多くがアニメとタイアップされる。
独特のハスキーボイス、聴く際の感情によって受け取り方が変わるとされる歌声は話題になり、アニメファンから徐々に世間に浸透。
Aimerのキャリアにとって重要な役割を果たしたのがアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』である。主題歌としては「Brave Shine」、劇中歌として「LAST STARDUST」が起用。アニメのヒットとともに、彼女の名前がさらに広まるきっかけとなった。

あいみょん

生年月日1995年生まれ
出身地兵庫県西宮市
公式ページ あいみょん OFFICIAL SITE
あいみょん | Warner Music Japan
Twitter あいみょん(@aimyonGtter)
Instagram aimyon(@aimyon36)
YouTube あいみょん Music Video

ドラマ『けもなれ』主題歌『今夜このまま』で知名度アップ

あいみょんは、兵庫県西宮市出身のシンガーソングライター。2015年3月にシングル『貴方解剖純愛歌~死ね~』でインディーズデビューを果たすと、翌16年11月にはシングル『生きていたんだよな』でメジャーデビュー。17年5月に2ndシングル『愛を伝えたいだとか』、8月に3rdシングル『君はロックを聴かない』を発表し、9月にリリースした1stフルアルバム『青春のエキサイトメント』はロングセールスを記録中。

2017年以来、代表曲「君はロックを聴かない」「愛を伝えたいだとか」「生きていたんだよな」で、テレビ朝日『関ジャム~完全燃SHOW~』『ミュージックステーション』など数々の人気番組に出演し、その後も「満月の夜なら」「マリーゴールド」と新曲をリリースするたびにメディアへの露出も増え、またたく間にお茶の間に浸透していった。

また、昨年10月期の新垣結衣&松田龍平ダブル主演で話題を呼んだドラマ『獣になれない私たち』の主題歌担当に抜てきされ、知名度が一気に上昇。その勢いで年末の紅白歌合戦に出演しました。

紅白披露曲『マリーゴールド』が3週連続1位

あいみょん作品が2週連続でストリーミングランキングTOP4独占

シンガー・ソングライターのあいみょんの作品が、先週1/21付に続き2週連続でストリーミングランキングTOP4を独占した。1位の「マリーゴールド」は、週間169.8万回(1,698,188回)で1/28付オリコン週間ストリーミングランキング(集計期間:1月14日~20日)で3週連続の1位を記録した。続いて最新シングル「今夜このまま」が週間140.1万回(140万1023回)で2位、3rdシングル『君はロックを聴かない』が週間100.7万回(100万7258回)で3位、2ndシングル『愛を伝えたいだとか』が週間93.2万回(932,085回)で4位となった。

紅白出場を経て「これはやばい人生だなと思った」

1月24日発売のテレビ情報誌『TV Bros.』に掲載されているインタビューでは紅白出演や2018年を振り返り、次のように語っています。

紅白歌合戦出場を経て「これはやばい人生だなと思った」と本音を吐露。アーティストとして「作家であることに自覚的になった気がする」と語り、「私の楽曲が、自分よりもつくった音楽が、生まれた音楽が、褒められて評価されたほうがうれしいですね。」

インディーズデビュー曲が「問題作」として話題に

15年3月4日にリリースしたインディーズデビュー曲『貴方解剖純愛歌~死ね~』は、ストレートすぎる過激な歌詞のおかげでテレビ・ラジオでは放送禁止となる「問題作」として話題になりました。

今回のシングル表題曲「貴方解剖純愛歌~死ね~」は、その大胆かつストレートな歌詞が波紋を呼び、全国のテレビ局・ラジオ局から“オンエアできない”との意向がレコード会社に寄せられている

業界内にもファン多数

平井堅、槇原敬之などが楽曲を絶賛

「あいみょんさんは業界内にもファンが多く、NEWSの加藤シゲアキさんやRADWIMPSの野田洋次郎さん、平井堅さんに槇原敬之さん、三浦大知さんなど、そうそうたるメンバーが彼女の楽曲を絶賛しています」(音楽雑誌編集者)
兵庫県西宮市出身のあいみょん。同じ関西ということでウマが合うのか、彼女とプライベートで仲がいい芸能人として、吉岡里帆(京都出身)や菅田将暉(大阪出身)などが有名だ。

ファッションシーンからも注目集める

音楽シーンだけでなく、へそ出しファッションへのこだわりやセンスが際立つアーティストビジュアルで、ファッションシーンからも新時代のアイコンとして注目を集めており、この勢いがどこまで続いていくのか期待が高まる。

魅力は官能的な歌詞

「私、ほんのりエロさのある音楽が好き」

4thシングル『満月の夜なら』発売時のインタビュー記事では、あいみょんの魅力として「官能的な歌詞」が挙げられています。

『満月の夜なら』は彼女の作品に多い、男性目線のラブソングだ。うっすら官能的な歌詞にドキドキさせられる。
「男口調で歌うのが好きなので、気づいたら一人称のぼく、で書いていることが多いですね。満月の夜にイイコトがあったわけではないけど、私、ほんのりエロさのある音楽が好きだし、そういう歌を歌っているアーティストも好きなんです」
「ラブソングはみんなに共感してもらえるし、官能を感じるもの。この世にある歌って、突き詰めればすべてラブソング、誰かのための歌じゃないですか。家族や友人への歌も全部ラブソングだと思っています」

「リアリティを感じさせる」「内面をさらけ出す」

あいみょんは、1月25日から公開されているアニメ映画『あした世界が終わるとしても』で自身初となるアニメの主題歌と挿入歌を担当。同作の櫻木優平監督は、あいみょんについて次のように語っています。

「あいみょんさんはいい意味で、目の前にいる本人と、曲の印象が変わらない方。普段、自分が感じていることを歌にしていて。それが作り事ではなくて、リアルに感じさせることができることが、あいみょんさんの魅力だと思います」

天月-あまつき-

ニコニコ動画の“歌い手”から世界へ

2010年から動画サイトに投稿を開始すると、爽やかでありながらも甘い魅力を有したハイトーンボイスにネットがざわつき、現在までに約3億7000万回という驚異的な再生数を記録する反響があった。
2014年にメジャーデビューを果たした天月は、自身が企画した全国ツアーをはじめ、演劇、朗読劇、声優と活動の幅を広げ、その人気は国内のみならず海外にまで拡大。国内外のファンからのイベント出演オファーが相次いでいるという。

新曲が最新のオリコン週間シングルランキングで2位

タワレコのランキングでは1位

2019年1月16日に発売された天月-あまつき-のユニバーサル ミュージック移籍第一弾シングル「恋人募集中(仮)」が、「オリコン週間シングルランキング」(1月28日付)にて自己最高となる2位を獲得し、オリコン以外でも「TOWER RECORDS ONLINE ウィークリーTOP30」にて1位(1月21日付)、AWA「NEWリリースランキング」では天月-あまつき-のボイスメッセージが1位を獲得するなど反響となっている。

初のレギュラーテレビ番組がスタート

天月-あまつき-にとって初のテレビレギュラー番組となる『天月とあまつき』は、TOKYO MX1にて毎週日曜午前10:30~11:00の間に放送予定だ(初回放送は1月20日)。本に書かれたファンタジーな世界の“あまつき”と、ミライを現実のものにするべくリアルな“天月”のドキュメンタリーを融合させた、新感覚リアリティーショーとなっている

昨年8月には日本武道館で公演

昨年8月23日には“聖地”日本武道館でのライブを開催。

1万人の赤いサイリウムで埋め尽くされた武道館。高くせり上がったステージに天月が登場し『今夜、君の世界を変えに来た!!』と「アストロスト」でライブはスタート。この日を待ちわびていたファンの大歓声の中「DiVE!!」「イデア」と爽快で力強いロックナンバーでかけ抜ける。
そしてこのライブの最後は2014年に発表されたメジャー1stアルバム収録曲「Hello,My Story」。『僕が歩いてきた道は、間違ってなんかなかった!!』彼が強く放ったこの言葉。MCでは感極まり涙を流す場面もあったが、これまでの苦悩が希望の光に変わり、“ここからが始まり”という想いでこの曲を選んだのであろう。

女性ファン&ティーンエイジャーに抜群の人気

少し古めのアンケート調査データですが、ガールズポータルサイト「魔法のiらんど」が発表した「2017年10代の常識はコレ!!」では、動画部門で天月が1位に。

暇なときについつい見てしまうニコニコ動画やYouTube。そんなSNSで活躍する有名人が、今10代女子の間で憧れの存在になっている。ニコニコ動画では「声が好き」「イケメン!」 との声が多い、人気の歌い手「天月 -あまつき-」が1位。

同じく古めデータですが、音楽SNS「nana」ユーザーを対象に調査した「2017年イチオシのクリスマスソング TOP10」で、「10代が選ぶ」の3位に天月の『ベリーメリークリスマス』が登場。

◆10代が選ぶ「2017年イチオシのクリスマスソング TOP10」

1位:クリスマスソング / back number (38.8%)
2位:ジングルベル / ジェームズ・ピアポント(4.6%)
3位:ベリーメリークリスマス / 天月 (3.5%)

クリスマスソングの“ド定番”と呼べる2曲に続くランクインとなっています。

King Gnu

公式ページ King Gnu(キングヌー)Official Website
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Instagram King Gnu(@kinggnu.jp)
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1月16日に待望のメジャーデビュー

King Gnu(キングヌー)は4人組のロックバンド。昨年から急速に人気を高め、つい先日の1月16日にアルバム『Sympa』でメジャーデビューを果たしています。

東京藝術大学出身で独自の活動を展開するクリエイター常田大希が2015年にSrv.Vinciという名前で活動を開始。その後、メンバーチェンジを経て、常田大希(Gt.Vo.)、勢喜遊(Drs.Sampler)、新井和輝(Ba.)、井口理(Vo.Key.)の4名体制へ。SXSW2017、Japan Nite US Tour 2017出演。2017年4月26日、バンド名をKing Gnuに改名し新たなスタートをきった。

メジャーデビューアルバムが3位に初登場

オリコンの合算アルバムランキングで3位

King Gnuのメジャーデビューアルバム『Sympa』が、周囲の期待どおりの好スタートを切った。『Sympa』は1月28日付アルバムランキングで4位(売上枚数:1.7万枚)を記録したほか、デジタルアルバムでも同じく4位(2425DL)を獲得。さらに、CD、デジタルダウンロード、ストリーミングを集計した合算アルバムランキングでは、2.1万ポイントを記録し、3位に初登場。

ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』の主題歌を担当

メジャーデビュー前に異例の大抜擢

2019年1月16日にメジャーでの初リリースとなるNEW ALBUM『Sympa』を発表するKing Gnu(読み:きんぐ・ぬー)が、坂口健太郎が主演をつとめる日本テレビ系土曜ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌『白日』を書き下ろしたことが明らかになった。King Gnuがドラマ主題歌を手掛けるのは今回が初で、メジャーデビュー前に異例の大抜擢となった。
今回の大抜てきを受け、King Gnuは「大なり小なり誰しもが、罪を犯したり犯されたり、傷ついたり傷つけたりして、それでも生きているのでしょう。そんな時、心の襞にそっと寄り添い手を差し伸べてくれる主人公・黒川拓のような存在ほど大切にしたいものです。自分の書く曲もそうでありたいと願っています」とコメントしている。

急速にリスナーが増えている理由とは

ジャンルのボーダレス化が進む現在のシーンに合致

“トーキョー・ニュー・ミクスチャー”を掲げる彼らの音楽スタイルには、ロック、HIP HOP、ジャズ、ファンク、クラシックなど、さまざまな要素が反映されている。
クラシックの素養を持った常田を筆頭に、ブラックミュージック、ジャズなどをルーツに持つ新井、ファンク、ラテンなどを好む勢喜、そして、幼少の頃から昭和歌謡、フォークなどに親しんでいたという井口。4人の音楽的志向、技術、センスが絡み合って生まれるKing Gnuの楽曲は、ジャンルのボーダレス化が加速度的に進む現在のシーンに合致している。

コアな音楽ファンを唸らせJ-POPユーザーにも届くサウンド

アルバム『Sympa』は、高い音楽性、先鋭的なサウンドアプローチ、優れたポップネスがバランスよく共存している。
歌詞、サウンドを含め、アグレッシブなロックバンドとしての存在感を示したリード曲「Slumberland」、ファンクの要素を取り入れたダンスチューン「Flash!!!」、高度なストリングス・アレンジが印象的なクラシカルな楽曲「Don't Stop the Clocks」、彼らにとって初めてのアニメソング「Prayer X」など、さまざまなジャンルを網羅することで、幅広いリスナーに訴求できるアルバムに仕上がっているのだ。

大人向けのバラードも聴きどころ

「The hole」は、鍵盤の音色と歌声がフィーチャーされた大胆なほどミニマムなアレンジに。“僕が傷口になるよ”と歌う歌詞の、癒しのメッセージが聴き手を包み込む。
「『The hole』は奇をてらっていない大人向けのバラードで、アルバムの聴きどころの一つ。すごく手応えを感じています」(常田)
特筆すべきは、井口の豊かなボーカル力を活かした「The hole」。叙情的なピアノ、ドラマティックなメロディを軸にしたこの曲は、J-POPの王道ともいえるバラードナンバー。こういう質の高い“歌モノ”を作れることは、今後、彼らがメジャーシーンで活動していくうえで、大きな武器になるはずだ。

ライブパフォーマンスも魅力

高い演奏テクニック、スリリングな存在感を併せ持ったライブパフォーマンスも彼らの魅力。昨夏はFUJI ROCK FESTIVAL、RISING SUN ROCK FESTIVALなどの大型フェスに出演。10月にはホットスタッフ・プロモーションの40周年記念イベント「Hot Stuff Promotion 40th Anniversary MASAKA」で日本武道館のステージに立ち、アリーナクラスのステージでも十分に通用することを証明してみせた。

Little Glee Monster

5人組の女性ボーカルグループ

Little Glee Monster(リトル グリー モンスター)は、「リトグリ」の略称で親しまれている現在5人組の女性ボーカルグループ。メンバーは上の写真の左から、かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒ。

研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残すことをテーマに結成された女性ボーカルグループ。
力強い歌声と高度なアカペラをも歌いこなす透き通ったハーモニーを武器に、2014年10月29日「放課後ハイファイブ」でメジャーデビュー。2017年には世界的アーティストのEarth,Wind & FireやArianaGrandeのジャパン公演でサポートアクトを務め、NHK紅白歌合戦への初出場を果たした。2018年には横浜アリーナ、大阪城ホールにて初のアリーナツアーを開催。夏には自身初のアジアツアーで目標であるワールドツアーへ大きな一歩を踏み出した。
年末には2度目のNHK紅白歌合戦に出場。2019年1月16日に4thアルバム「FLAVA」をリリース。

最新アルバム『FLAVA』が自身初の1位獲得

リトグリの4thオリジナルアルバム

5人組女性ボーカルグループ・Little Glee Monsterの最新アルバム『FLAVA』が、初週5.2万枚を売り上げ、1/28付週間アルバムランキングで初登場1位を獲得した。
本作は、Little Glee Monsterの4thオリジナルアルバム。アルバムリード曲となる新曲「恋を焦らず」をはじめ、『コカ・コーラ』イメージソングの「世界はあなたに笑いかけている」、映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』エンディングテーマの「ギュッと」などのヒットシングルを含む全12曲を収録。

Billboard JAPANのランキングなどでも1位

4thアルバム『FLAVA』が1月28日付オリコン週間アルバムランキング・オリコン週間合算アルバムランキングおよび、
2019年1月14日~2019年1月20日のBillboard JAPANアルバム・セールス集計速報にて自身初の1位を獲得、配信サイトでも軒並み1位を獲得するなど大きな反響を呼んでいる。

『紅白歌合戦』に2年連続で出演

リハーサルでも存在感

多くのアーティストたちが、本番さながらの緊張感と声量でリハーサルをこなしていくなか、ひときわ存在感を大きく感じさせたのは、去年に引き続き2回目の出場となった、Little Glee Monsterだった。グループ結成当時から、2020年の東京オリンピック開会式で歌うことを目標にしてきた彼女たち。今年は「全国高等学校サッカー選手権大会」のイメージソングを担当、横浜アリーナと大阪城ホールをまわるアリーナツアー、23公演の全国ツアーをすべてソールドアウトするなど、五輪開会式にふさわしい、誰もが認めるスターへの階段を着実に登っている印象だ。

2月には日本武道館2Days公演を開催

チケット一般発売は即日完売

昨年行われた全国ツアー「Little Glee Monster Live Tour 2018~Calling!!!!!」東京公演の中で、約2年ぶりとなる日本武道館公演が発表されていました。

“リトグリ”ことLittle Glee Monsterの、2年ぶり2度目となる日本武道館公演『Little Glee Monster Live in BUDOKAN 2019~Calling Over!!!!!』のチケット一般発売が12月2日にスタートし、2019年2月5日、6日の2DAYSともに即日完売となった。
「叫び」「天職」「訪問」の意味を込めたこの“Calling”ツアーで全国をまわって歌声を届け、来年2月の日本武道館公演“Calling Over”では、「みんな、集まれ!」という意味を込めて全国から集まるファンを迎える。
来年1月にリリースとなる4thアルバムの楽曲を含む、さらにパワーアップしたスペシャルな内容となる予定だ。

昨年末のMステでの歌唱力に賛辞が相次ぐ

Little Glee Monster(以下、リトグリ)が21日に放送された音楽番組「ミュージックステーション スーパーライブ」(テレビ朝日系)に出演。圧倒的な歌唱力を見せつけ、高い評価を得ている。
リトグリはマライア・キャリーが1994年に発表したクリスマスソングの定番「恋人たちのクリスマス」のカバーと、自分たちの持ち歌でコカ・コーラのイメージソングにもなっている「世界はあなたに笑いかけている」の2曲をメドレーで披露。
特に最初に歌った「恋人たちのクリスマス」はアカペラで披露したこともあって、彼女たちが持つ美声が際立ち、その奏でるハーモニーで視聴者を魅了した。そのため、ツイッター上では「リトグリ、上手すぎる」「彼女たちは本物」などの賛辞が相次いだ。

音楽評論家の湯川れい子氏も絶賛

「見事に成長したものです」

音楽評論家で作詞家の湯川れい子が10月21日、SNSで「今日の夜はデビュー5年目で全国23公演中のリトル・グリー・モンスター、東京国際フォーラム、ホールAでのソールドアウト・パフォーマンス」と彼女たちのオフショットを投稿した。

約8カ月前のツイートに伏線が

実は湯川、リトグリが初のアリーナツアー『Little Glee Monster ARENA TOUR 2018 juice!!!!!』を2月3日に横浜アリーナからスタートさせた際に足を運んでおり、「Little Glee Monster、遂に初のアリーナ2Daysコンサート」とつぶやいていた。
リトグリには「環境にも才能にも声の質にも恵まれているのだから、“絶対、最低10年は頑張ってね”」と伝えたという。
それからおよそ8か月、リトグリのライブを観て「見事に成長したものです」と湯川れい子に言わしめた5人には、今後さらなる期待が高まる。