特集2017年7月29日更新

同じ日本でもこんなに違う!都道府県ランキング

「県民性」や「地方あるあるネタ」に注目が集まる中、「都道府県別ランキング」を取り扱った記事がInfoseekニュースにも毎日のように配信されてきています。それら膨大な記事の中から、基本的なものや調査結果が意外なものまで、気になったランキングを紹介していきます。

くらしに関するランキング

いつも快眠「ぐっすり県」1位は?

1位は島根

「アテネ不眠尺度(AIS)」という、世界共通の不眠症判定法により判定した「不眠度」から導き出したランキングだそうです。

「ぐっすり県」
ベスト5 ワースト5
1位 島根 茨城
2位 富山 佐賀
3位 青森 北海道
4位 鹿児島 宮崎
5位 和歌山 石川
「島根県民は、生活習慣においてほかの県民と比較してみると、労働時間が比較的短く、就寝時刻も早めなので、睡眠時間を確保しやすい環境にあるのだと思います(※1)。また、ソーシャルメディア利用率が全国で下から2番目(※2)なので、夜にスマートフォンから出るブルーライトをあびている時間も短いのではないでしょうか。画面から出るブルーライトは、睡眠ホルモン“メラトニン”を減らしてしまい、スムーズな入眠を妨げるので睡眠の質を下げてしまいます。島根県民はブルーライトの影響をあまり受けていないので、ぐっすり県NO.1になったのかもしれないですね」

島根が1位になった一方で、「どっちがどっちかわからない」と冗談のネタにもされるお隣の県、鳥取は39位という結果に。そこで、両県で大きな差が出た理由を検証する記事も来ています。

「スッキリ」度の調査も

ちなみに似たような調査では、睡眠時間ランキングや「スッキリ」度の調査結果などもあります。

最も“デジタル依存症”な県は?

すっかり生活の一部となったスマホ。食事中や会話中、寝る前にゲームやSNS、ニュースのチェック…。起きてる間は片時も手から離せなくなっている人は多いのではないでしょうか?今やアルコール、ギャンブル、買い物、拒食症、過食症などと並ぶ「依存性」に数えられてもおかしくないほどになりました。メディプラス研究所が運営する『オフラボ』が全国の20~69歳の女性、約7万人を対象に実施した調査結果をもとに、“デジタル系のモノに依存している人が多い都道府県”をご紹介します

「デジタル依存」な県
依存度高 依存度低
1位 山梨 8.3% 岡山 3.9%
2位 栃木 7.6% 富山 4.3%
3位 沖縄 7.4% 長野 4.5%
そして、同ランキングでワースト1位は、含有率が8.3%で「山梨県」でした。
ワースト2位の栃木県と同様、東京への通勤が可能な圏内であり、一方で自然あふれた別荘地もある、都市と自然が混在する魅力的なエリア。
けれども、「デジタル系依存症」の割合については47都道府県中ワースト1位という不名誉な結果となってしまいました。

1位、2位の山梨・栃木は東京への通勤も可能な関東圏内のため、電車による通勤時間が長いためでは?という分析がされています。それはなんとなくわかりますがもうひとつ、3位の沖縄も含めて「自然に囲まれているため若者には娯楽が少なく刺激が足りない」という分析は納得できるようなそうでないような…。

全国No.1「スタイル美人県」は

プロポーションづくりの株式会社ダイアナによる「都道府県別・女性体型メリハリ度調査」最新版が発表されました。これは女性のボディラインにメリハリがどの程度あるのかを一目でわかるように数値化した指標「PI(プロポーションインデックス(R))」を基準にしています。PIについては上の画像と下の引用を参照下さい。

身長と体重が同じ場合でも、ウエストがくびれている、トップバストとアンダーバストの差が大きいなど、スタイルはさまざまです。 PIは、BMIと異なり、体重の増減だけに左右されない美しいプロポーションバランスの基準です。 指標とした理想体型は、ウエストと太ももが細く、ヒップは相対的にやや大きく、そしてトップバストとアンダーバストの差が大きい、いわゆる「ボン・キュ・ボン!」の体型。
PIの値が小さいほど、ボディラインのメリハリ度が大きい=スタイル美人、ということになります。

このPIによる全国No.1スタイル美人県は三重県、2位は熊本県という結果になりました。

三重県は前年に続く連覇。その要因を、以下のように分析しています。

≪1位 三重県≫…伊勢志摩の豊富な海の幸・山の幸が身近に得られ、
タンパク質・ミネラルなど食生活の栄養バランスが整いやすい環境であり、
散歩に適した「ご利益のあるパワースポット」も多く、健康的なコンディション
づくりがしやすい事が一つの要因ではないでしょうか。

「純貯蓄額ランキング」神奈川と沖縄は8倍の差

トップは神奈川 関西勢が追随

「純貯蓄額」ベスト5
1位 神奈川 2485万円
2位 奈良 2118万円
3位 兵庫 2013万円
4位 千葉 1913万円
5位 栃木 1821万円

貯蓄から負債を差し引いた「純貯蓄額」の全国平均は1313万円ですが、都道府県間の平均所得の差や貯蓄に対する地域性の差によって大きな差が出ています(2人以上の世帯、1世帯あたりの数値)。

純貯蓄額がトップとなったのは、神奈川県で2485万円だった。同県は貯蓄も2998万円と全国で最も高く、負債を差し引いた純貯蓄額全体を押し上げた。神奈川県は賃金も全国的にも高く、厚生労働省の賃金構造基本統計によると、賃金水準は東京都に次いで2番目に高い水準となっており、高い賃金水準が貯蓄をけん引する要因の1つとも考えられる。

純貯蓄額が最も低い県は沖縄

「純貯蓄額」ワースト5
1位 沖縄 297万円
2位 青森 424万円
3位 大分 530万円
4位 宮崎 585万円
5位 北海道 639万円
一方、純貯蓄額が最も低かったのは沖縄県。その額は297万円とトップの神奈川県の8分の1の程度にとどまる。賃金が全国的にみても低い水準にあることに加え、持ち家所有率も低い。マイホーム取得に向けて貯蓄を積み上げるより、割安な物件を賃貸で利用する傾向もあり、貯蓄が増えない要因として働く。

「貯蓄」系のランキングは多数存在

上で紹介したランキングは、2016年の「家計調査」(総務省統計局調べ)にもとづいたもの。以下に紹介するNEWSポストセブンの記事は、同じ家計調査でも「2012~15年の平均値」を参考にした記事です。しかも「純貯蓄額」ではなく、単なる「貯蓄額」である点にも注意。

1世帯あたりの貯蓄額ランキングでは1位が奈良、2位が東京となった(以下、三重、兵庫、京都の順)。全体的には大都市圏とその周辺が多く、年収が高い地域で貯蓄が多い。中でも、トップ5に近畿4府県がランクインしており、貯蓄好きな傾向を持っていると言えそうだ。

また、ソニー生命保険が昨年末に発表した調査では以下のような結果に。

◆現在の貯蓄額ランキング◆
1位 東京都(1,124万円)
2位 静岡県(1,076万円)
3位 神奈川県(921万円)
4位 大阪府(793万円)
5位 兵庫県(691万円)

このように、調査主体や調査対象、調査サンプル規模、調査した時期などでランキングが変わったりするので、県民性のネタで話を盛り上げる際などは、意図的に情報ソースを選ぶ、というテクニックも使えます。

「お小遣い」が多いのは?

1位はダントツで東京

貯蓄に続く「お金」のランキングとして、「1カ月のお小遣い」の平均金額を見てみましょう。

「1カ月のお小遣い」ベスト5
1位 東京 4万5,850円
2位 茨城 3万6,750円
3位 神奈川 3万3,550円
4位 群馬 3万2,450円
5位 香川 3万1,500円
あなたが自由に使えるお小遣いは1か月いくらですか? 既婚男性から「月3万円じゃ足りないよ……」なんて不満の声をよく聞きますが、実際はいくらなのでしょう。さっそくランキングを見てみると、1位はダントツで「東京都」という結果に。次いで「茨城県」「神奈川県」と関東地方が続々とランクイン。ちなみに全国平均は27,278円。

「家計調査」では香川(高松市)がトップ

上で紹介したデータは、ソニー生命保険の「47都道府県別 生活意識調査2016」をもとにしたもの。総務省の家計調査(2016年)を参照した記事も来ていて、これによると小遣い額トップは高松市(香川県)でした。
ちなみに、都道府県名ではなく都市名なのは、家計調査の調査対象が「都道府県庁所在市および政令指定都市」であるからです。

「小遣い額」県庁所在地別ベスト5
1位 高松(香川県) 13万983円
2位 津(三重県) 11万9,780円
3位 鹿児島 11万1,268円
4位 高知 11万976円
5位 松山(愛媛県) 10万7,196円
上位5位までをみると、4位に高知市、5位に松山市と四国勢が名を連ねた。
(中略)
香川県民は男女ともに合理的で現実的な思考タイプが多く、お金にシビアといわれているが、貯蓄額が多いため自由に使える額も多くなるということだろうか。一方、高知県民は所得は低いが、酒飲みが多く、金遣いも荒い(筆者は高知県出身)ところから、このような結果になっているのだろう。

一方、小遣い額が最も低かったのは松江市(島根県/3万6,957万円)。以下、那覇市(沖縄県/4万7,594円)、鳥取市(5万3,068円)、長野市(5万9,063円)、盛岡市(岩手県/6万23円)と続きます。

「ヒョウ柄」購入1位は大阪ではなかった!

大阪、まさかの23位

ヒョウ柄アイテム購買額
1位 青森
2位 徳島
3位 宮崎
4位 鳥取
5位 沖縄
23位 大阪
「ヒョウ柄オカン専用 母の日ギフトページ」ではヒョウ柄好きなオカンの多い都道府県をランキング形式で公開しています。題して、「都道府県対抗ヒョウ柄好きお母さんランキング」。
これは楽天市場における41才以上の女性のヒョウ柄アイテム購買額を集計したもの。トップはもちろん大阪……と思いきや、1位に輝いたのはなんと青森県! 2位に徳島県、3位に宮崎県、4位に鳥取県、5位に沖縄県と続きます。大阪府はまさかの23位……これは意外すぎる結果!!

去年も大きな話題に

実は、昨年の別の調査でも「大阪は1位ではなかった!」と大きな話題になっていました。

「関西人はせっかち」は本当か? 日本で一番「せっかち」な県民

1位は神奈川県民 関東が上位独占

「関西人はせっかち」なんて言葉をよく耳にしますが、実際はどうなんでしょうか?
ドコモ・ヘルスケアがウェアラブル活動量計を用い、歩行歩数や早歩き歩数からはじき出した「早歩き率」をもとに、「日本で一番せっかちな県民」を調査しました。

「せっかち」な都道府県
せっかち ゆったり
1位 神奈川 鳥取
2位 東京 高知
3位 埼玉 島根
4位 千葉 宮崎
5位 岐阜 山口
なんと、関東一都三県が4位までを独占するという結果に。
そして、全国的に“せっかち”イメージのある、かの大阪府はどうだったのかというと……その順位は6位。
“早歩き歩数÷(歩行歩数+早歩き歩数)”の計算式で出した「早歩き率」は、神奈川県が29.2%、大阪府が25.7%という開きが。
意外にも、大阪府民より関東圏の都民・県民、とりわけ神奈川県民が日本一の“せっかち民”である、と判定されたわけです。

「おっとり」のイメージ調査も

少し古めですが、「せっかち」の反対(?)、「おっとり」した人が多そうな都道府県ランキングを紹介する記事もあります。
なお、下の2つはそれぞれ別の調査結果をもとにした記事ですが、こちらは数値的な根拠を示したものではなく、どちらも“イメージ”を聞いたアンケート調査です。

食に関するランキング

「ラーメン好き」は圧倒的に山形

山形はラーメン屋店舗数もダントツ

1世帯あたりのラーメン外食費用
ベスト5 ワースト5
1位 山形 14,585円 和歌山 2,994円
2位 福島 11,307円 大阪 3,476円
3位 新潟 10,551円 愛媛 3,807円
4位 栃木 10,289円 滋賀 3,864円
5位 岩手 9,876円 山口 3,947円
1世帯あたりのラーメン外食費用の全国平均は年間6000円弱。1位の山形県は1万5000円弱と全国平均の2.5倍となっている(2位の福島は1万1307円、最下位の和歌山は2994円)。ラーメン1杯700円とすると、山形県民は年間約20杯、月に1.7杯を食べている計算。
人口10万人あたりのラーメン屋店舗数もダントツで、名実ともに「ラーメン好き」の県民性だ。

「アイス好き」1位は“暑い”沖縄…じゃない!

1位は石川 沖縄は…なんと最下位!

アイス・シャーベットの年間支出額
ベスト5 ワースト5
1位 石川 10,480円 沖縄 6,566円
2位 富山 9,780円 兵庫 6,808円
3位 栃木 9,17円 福岡県 7,403円
4位 山形 9,053円 和歌山 7,404円
5位 埼玉 9,038円 宮崎 7,434円
アイスクリーム・シャーベットの年間支出額をみると、日本一アイス好きな県は石川で、2位には同じ北陸地方の富山がランクイン。以下、関東勢などが続く結果となっている。
(中略)
最下位は意外にも沖縄。同協会のアンケートによると、アイスが最も美味しく感じられる気温は25度と答えた人が最多だった。30度を超えると、アイスより冷たい飲料のほうが好まれるようだ。
沖縄が最下位って本当なの?と思うかもしれませんが、理由を探ると、アイスクリーム類を食べないわけではなく、売られている冷菓の価格が、他県に比べると安価なものが多いためのよう。

「最もよくお弁当を作る県」1位は新潟

“米どころ”強し?

よくお弁当を作る県
積極派トップ3 消極派トップ3
1位 新潟 32.7% 埼玉 18.0%
2位 岩手 31.7% 東京 19.3%
3位 秋田 31.3% 神奈川 21.0%
1位はお米どころでもある筆者の出身県「新潟県」。確かに筆者の高校時代や社会人時代を思い出すと、お弁当持参派が多かったのを覚えています。
2位、3位も農作物を多く作る農業地域で食料が安価で新鮮、また海に面していて魚も豊富。また車通勤の場合も多いため、お弁当が運びやすいという背景もありそうですね。
首都圏など都市部は、ランチのフードデリバリーサービスやお弁当の移動販売など便利な最先端サービスが続々と導入され、「お弁当を持参する」以外のランチの選択肢が増えているため、お弁当作る割合がやや低めに出ているようだ。

おかずの品数が多い県1位は島根

おかずの品目が多い県
ゴージャス派 シンプル派
1位 島根 5.8品 群馬 3.8品
2位 山形 5.7品 千葉 3.9品
3位 富山 5.5品 沖縄 3.9品
おかずの品数が多いのはやはり日本海に面した農業県が多いことが分かります。逆に少ないのは首都圏であることが判明。やはり“新鮮な食材が安価に手に入る”という要素の影響が大きいようです!
「島根県の女性は働き者が多く、仕事も家事も手を抜きません。それが品数の多さにつながっているのかも。でも、思いっきりゴージャスというより、どこか厳かさを備えているイメージです。高級食材を使うのではなく、季節のお野菜も含めてそのときどきのものを、彩りもバランスも考慮して入れていくんです」
こう話すのは、島根県出身で料理研究家の園山真希絵さん(39)。

最も“マヨラー”な県は

圧倒的な“卵好き”鳥取県民

上の画像にある通り、1世帯あたりの卵の年間消費量が1位となった鳥取県。毎日、Mサイズの卵2個分にあたる100g超の卵を消費しているのだとか。
そして、鳥取県は卵を主材料とするマヨネーズの消費量でも圧倒的な1位という結果になりました。47位の沖縄県と比べると年間で2kg近く違います。沖縄のマヨ嫌い(?)も相当なものと言えそうですが…。

マヨネーズ年間消費量
ベスト3 ワースト3
1位 鳥取 3,283g 沖縄 1,393g
2位 島根 2,880g 東京 2,029g
3位 青森 2,876g 宮城 2,120g
さらにマヨネーズ消費量でも他を圧倒し1位に(2位は島根、3位は青森)。鳥取ではゆで卵や目玉焼き、卵焼きなどにマヨネーズをかけて食べる人が多いという。マヨネーズの主原料は卵なので、つまり「卵に卵をかけて」食べているようなもの。観光名所「鳥取砂丘」では、砂丘の砂に卵を埋め、250度の高温でじっくりと蒸し焼きにする「砂たまご」というご当地グルメもある。卵を日本一愛する鳥取県民だ。

お好み焼きの具材で「納豆」が好きな人

やっぱり1位は茨城! ではなく…

「勝手にランキング」が行った「好きなお好み焼きの具材」の調査では、1位に豚肉、2位にイカ、3位にネギといった結果に。この調査では、順位が低い「キムチ」「こんにゃく」「納豆」を好きな具材と答える人が多い都道府県はどこなのか、というマニアックな方向の調査もしています。
そのうち「納豆」の結果は次のとおり。

お好み焼きに納豆が好き
1位 熊本
2位 徳島
3位 佐賀
4位 福岡
5位 岩手

「納豆といえば水戸」ということで、茨城がランクインしているかと思いきや、5位以内にも入っていませんでした。ただ、宮崎と鹿児島を除いた九州各県では納豆好きが多いという話を昔聞いたことがあったので、このランキングもまあ納得です。「お好み焼きに納豆は、さすがにないでしょう…」と個人的には思ってしまいますが…。


都道府県ランキングを知っていると、ビジネスシーンや合コンなどで初対面の人との会話が弾む、というメリットがあります。「どちらのご出身ですか?」「〇〇出身です」ときたところで、「あ、〇〇といえば、~~ですよね」とランキング1位や上位のネタをすぐに返せば、話が弾むこと請け合いです。それは、「あるある」でも「意外」でも、どちらでも話が弾むというのが面白いところです。
今回紹介した都道府県ランキングは、ごくごく一部のみ。気になった方は自分で調べてみるのもいいですし、また機会があれば面白いランキングを紹介してみたいと思います!