平昌五輪のピックアップテーマ2018年2月3日更新

平昌五輪でメダルが期待できる日本人選手 その1

「平昌五輪での好成績が期待できるかどうか」を判断する基準として、今シーズンのワールドカップ(W杯)の成績は大きな材料となります。さらに「メダル獲得(3位以内)が期待できる」となると、「W杯で表彰台に立った(3位以内に入った)」ことが基準になるでしょう。そこで、今シーズンのW杯で表彰台に上がった人たちを種目別に分けて紹介していきます。まず初日は「スピードスケート」編です。

小平奈緒

500mは今季W杯7連勝 2016年から国内外の大会で24連勝中

2017-18シーズンW杯の主な成績
500m 第1戦 ヘーレンフェーン大会 優勝(1&2日目)
第2戦 スタヴァンゲル大会 優勝(1&2日目)
第3戦 カルガリー大会 優勝
第4戦 ソルトレークシティー大会 優勝(1&2日目)
1000m 第1戦 ヘーレンフェーン大会 優勝
第2戦 スタヴァンゲル大会 優勝
第4戦 ソルトレークシティー大会 優勝

500mでも1000mでも金メダル候補 「日本人で最も金メダルに近い存在」

自身3度目の五輪となる平昌五輪で日本選手団主将を務める小平奈緒。上記のように今季W杯で圧倒的な成績を残していて、500mと1000mのどちらも金メダル候補に挙げられています。

目前に迫った平昌五輪(2月9日開幕)。日本人で最も金メダルに近い存在が、スピードスケートの小平奈緒(31)だ。

昨年12月には1000mで世界新記録を樹立

主戦場は500mですが1000mでも好成績を収めていて、ソルトレークシティー大会では1分12秒09の世界新記録で優勝。日本勢の個人種目での世界記録樹立は12年ぶり、女子では初めての快挙でした。現時点での世界記録保持者として五輪のレースに挑みます。

出場予定種目

2月12日女子1500m
2月14日女子1000m
2月18日女子500m

※出場しない場合もあります

高木美帆

1500mでW杯4連勝 1000mも小平に次ぐ成績

2017-18シーズンW杯の主な成績
1000m 第1戦 ヘーレンフェーン大会 2位
第2戦 スタヴァンゲル大会 2位
第4戦 ソルトレークシティー大会 2位
1500m 第1戦 ヘーレンフェーン大会 優勝
第2戦 スタヴァンゲル大会 優勝
第3戦 カルガリー大会 優勝
第4戦 ソルトレークシティー大会 優勝
3000m 第1戦 ヘーレンフェーン大会 4位
第3戦 カルガリー大会 優勝

1500mは金メダル候補 1000mは小平とのワンツーフィニッシュも

高木の得意種目は1500mで、今季4戦全勝と金メダルは目の前。1000mは出場した3試合でいずれも小平に次ぐ2位ということで、日本選手によるワンツーフィニッシュへの期待もふくらみます。

W杯で連戦連勝中の小平奈緒選手の500メートル、1500メートルに絶対の自信を持つ高木美帆選手の世界最強の日本人2人が1000メートルでワンツーを争うことになるのも間違いないところです。

3000mのメダルにも期待

3000mに目を移すと、第3戦のカルガリー大会において同種目では日本女子として初の優勝を飾っています。また、このレースでは従来の日本記録を15年ぶりに大幅に(3秒92)更新。3000mは海外の選手層が厚いものの、メダルを狙える力は十分にあると言えそうです。

出場予定種目

※出場しない場合もあります

女子チームパシュート(団体追い抜き)

3戦連続で世界新記録を樹立

2017-18シーズンW杯の主な成績
女子チームパシュート 第1戦 ヘーレンフェーン大会 優勝
第3戦 カルガリー大会 優勝
第4戦 ソルトレークシティー大会 優勝

金メダル大本命

女子チームパシュートは、第1戦から世界新記録を出して優勝すると、その後の大会でも世界新記録を連発して3連勝。小平の500mと並び、金メダルに最も近い種目と言われています。

11月10日のW杯オランダ大会以来、日本の女子チームパシュートは、わずか1カ月で3度も世界記録を塗り替え、一躍、平昌五輪の金メダル候補に躍り出た。

メンバーには高木美帆・菜那姉妹

女子チームパシュートのメンバーには、上で紹介した高木美帆のほか、菊池彩花、佐藤綾乃、そして美帆の姉の菜那も選ばれています。
高木姉妹は、性格は正反対だといい、バンクーバー五輪で先に妹の美帆が代表に選ばれ、ソチ五輪では菜那だけが出場するなどの紆余曲折を経て、今回の平昌は初めて姉妹そろって出場する五輪になります。

バンクーバーとソチ、2つの五輪を経て、互いの強みも弱点も、認め合えるようになった髙木姉妹。ふたりそろってチームパシュートの主力選手となったこの4年間で、高木姉妹の絆はさらに強まった。それに呼応するように、記録も伸び続けている。平昌五輪は目前、期待は膨らむ。

郷亜里砂

500mで4連続の表彰台

2017-18シーズンW杯の主な成績
500m 第1戦 ヘーレンフェーン大会 1日目:5位 2日目:3位
第3戦 カルガリー大会 3位
第4戦 ソルトレークシティー大会 3位(1&2日目)

メダル候補の一人

今季W杯で4度表彰台に上がっている郷亜里砂もメダル候補の一人。

今季W杯女子500メートルで、郷が表彰台に上がった確率は80%。この種目で24連勝中の小平奈緒と五輪2連覇中の李相花(韓国)という2強を背後から追い続ける。現在4連続3位のメダル候補だ。「五輪でも表彰台に上がれるようベストを尽くしたい」。

出場予定種目

2月14日女子1000m
2月18日女子500m

※出場しない場合もあります

そのほかの今季W杯で表彰台に立った選手

佐藤綾乃

ヘーレンフェーン大会の女子マススタートで優勝

選手紹介ページ

出場予定種目

※出場しない場合もあります

山中大地

スタヴァンゲル大会の男子500mで2位

選手紹介ページ

出場予定種目

2月19日男子500m
2月23日男子1000m

※出場しない場合もあります

男子チームパシュート

カルガリー大会で2位

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