平昌五輪のピックアップテーマ2018年2月8日更新

平昌五輪でメダルが期待できる日本人選手 その4

「今シーズンのワールドカップ(W杯)で表彰台に立った」ことを基準にして「平昌五輪でメダル獲得が期待できる選手」を紹介するシリーズの第4弾。前回の「スキージャンプ」編に続き、今回は「スノーボード」編です。

平野歩夢

今シーズンは優勝2回と2位1回

2017-18シーズンW杯の主な成績
ハーフパイプ 第1戦 カードローナ大会 2位
第2戦 カッパーマウンテン大会 優勝
第3戦 シークレットガーデン大会 優勝

目指すは前回の銀を超えるメダル

メダル候補が多くそろうスノーボード勢の中でも、男子ハーフパイプの平野歩夢が最もメダルが期待できる選手と言われています。平野は前回のソチで雪上競技の史上最年少表彰台(15歳74日)となる銀メダルを獲得した実績に加え、今季はW杯で2勝を挙げていて、王者ショーン・ホワイト(アメリカ)超えを果たしての金メダルを狙っています。

スノーボードハーフパイプで中学生のときにソチ五輪で銀に輝いた平野歩夢選手も見逃せません。今や19歳、顔つきからして精悍(せいかん)さ漂うトップボーダーになってきています。W杯ではこの競技のスーパースターであるショーン・ホワイト選手(米)も破っていますので期待が高まります。

大ケガを乗り越えての五輪

昨年3月の大会で1440に失敗して激しく転倒。左膝内側側副じん帯損傷に加えて、腹部を強打して肝臓も痛めた。リハビリを経て12月のW杯で復活優勝。

五輪直前の「Xゲーム」で史上初の連続4回転を決めて優勝

スノーボードなどを独自のルールで行う冬季Xゲームのスノーボード男子スーパーパイプ(ハーフパイプ)が28日、米コロラド州アスペンで行われ、平昌五輪代表の平野歩夢(19=木下グループ)が99・00点で優勝した。3回の演技の最高点で争い、平野は最後の演技で史上初となる4回転の連続技に成功。16年オスロ大会に続く2度目の大会制覇を果たし、初の金メダルを狙う平昌五輪へ最高の形で弾みをつけた。

出場予定種目

※出場しない場合もあります

鬼塚雅

スロープスタイルとビッグエアで好成績

2017-18シーズンW杯の主な成績
スロープスタイル 第1戦 カードローナ大会 2位
ビッグエア 第2戦 北京大会 2位
第3戦 メンヒェングラートバッハ大会 2位

2種目で金メダルを狙う

女子では鬼塚雅のメダル獲得に高い期待が寄せられています。スロープスタイルでは、15年世界選手権で最年少優勝、17年も3位という実績を持ち、今季もW杯開幕戦で2位に入るなど好調。そしてスロープスタイルだけじゃなく、平昌から採用された新種目のビッグエアでもW杯で2位を2回獲っていて、2種目でメダル候補に挙げられています。

女子では鬼塚雅(おにつか・みやび)。スロープスタイルでW杯2位にもなっています。彼女はビッグエアにも出るので、スロープスタイルで結果を出して勢いをつけてほしいですね
15年の世界選手権ではスロープスタイルを史上最年少の若さ(16歳3カ月)で優勝。今回もスロープスタイル、ビッグエアどちらも金メダルを狙っている。

出場予定種目

※出場しない場合もあります

戸塚優斗

W杯初優勝を含む表彰台4回

2017-18シーズンW杯の主な成績
ハーフパイプ 第1戦 カードローナ大会 優勝
第3戦 シークレットガーデン大会 3位
第4戦 スノーマス大会 3位
第5戦 ラークス大会 2位

「一番の目標は金メダル」

戸塚は今季開幕戦でW杯デビュー戦ながら優勝するという快挙を成し遂げ、その後も表彰台に登り続ける16歳の新星。平昌五輪を控えて「メダルを獲れたらうれしい。一番の目標は金メダル」と述べていて、若さと勢いでその目標をあっさり達成するかもしれません。

ニュージーランドで行われたW杯開幕戦で優勝。その後も出場する大会全て表彰台を逃さず、22年北京と思っていた五輪初出場の夢は今年かなうことになった。
今季は、男子ハーフパイプの戸塚優斗(とつか・ゆうと)が面白い。怖いもの知らずの16歳で、勢いづいたら頂点まで駆け上がるかもしれません。

1月のW杯では「フロントサイドダブルコーク1440(4回転)」を成功

1月のW杯では憧れのショーン・ホワイト(米国)ら並み居る強豪に交じって、世界でも成功者の少ない「フロントサイドダブルコーク1440(4回転)」を着地。五輪でのメダルも見えてきた。

出場予定種目

※出場しない場合もあります

岩渕麗楽

ビッグエアで日本人初優勝 スロープスタイルでも好成績

2017-18シーズンW杯の主な成績
スロープスタイル 第1戦 カードローナ大会 4位
第2戦 スノーマス大会 2位
ビッグエア 第4戦 カッパーマウンテン大会 優勝

“浅田真央超え”の冬季五輪女子史上最年少メダルに期待

岩渕は12月に行われたビッグエアの大会で世界最年少(15歳)かつ日本人男女を通じて初となる優勝を果たしています。また、スロープスタイルでも1月の大会で日本人初となる2位に入賞し、オリンピック代表入りを果たすとともに、メダル候補に躍り出ました。

プロスノーボーダーの岩渕麗楽が、米コロラド州コッパーマウンテンで開催されたスノーボードワールドカップ「ビッグエアー部門」で優勝した。
ワールドカップ ビッグエアー部門での日本人の優勝は男女通じて初めて。
冬季五輪の日本女子最年少メダルは10年バンクーバー大会での浅田真央(フィギュアスケート)の19歳5カ月。ビッグエアとスロープスタイル、16歳の岩渕には“真央超え”となる最年少メダルのチャンスが2度用意されている。

初出場のXゲームでも日本女子最高の2位

冬季Xゲームのスノーボード女子ビッグエアが27日、米コロラド州アスペンで行われ、平昌五輪代表の岩渕麗楽(16=キララクエストク)が71・00点で2位となった。冬季Xゲームのスノーボード競技では06年スーパーパイブ(ハーフパイプ)3位の山岡聡子をしのぐ日本女子最高位となった。

ロングインタビュー記事も届いています。

出場予定種目

※出場しない場合もあります

国武大晃

スロープスタイルで自身初の表彰台

2017-18シーズンW杯の主な成績
スロープスタイル 第2戦 スノーマス大会 2位
ビッグエア 第2戦 北京大会 4位

「五輪だからといって力まず楽しく滑りたい」

スロープスタイルとビッグエアの代表となった国武は、スロープスタイルの第2戦で2位に入賞していて、アメリカの権威あるスポーツ専門誌「スポーツイラストレイテッド」が行ったメダル予想では…

男子のスロープスタイルで、銅予想されたのが、こちらも15歳の国武大晃(STANCER)だ。今季からW杯に参戦し米コロラド大会では2位に入った。
スロープスタイルとビッグエア代表に選ばれた国武大晃(15=STANCER)が都内のホテルで行われた壮行会に出席。国武は「五輪だからといって力まず楽しく滑りたい」と意気込んだ。

出場予定種目

※出場しない場合もあります

そのほかの今季W杯で表彰台に立った選手

大久保勇利

ビッグエア第3戦メンヒェングラートバッハ大会で2位

選手紹介ページ

出場予定種目

※出場しない場合もあります

片山来夢

ハーフパイプ第3戦シークレットガーデン大会で2位

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出場予定種目

※出場しない場合もあります

冨田せな

ハーフパイプ第3戦シークレットガーデン大会で2位

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出場予定種目

※出場しない場合もあります