特集2017年11月9日更新

良くも悪くも 芸能界にあふれる「二世タレント」

タレント・歌手の清水良太郎が逮捕されました。彼の父親はものまねタレントの清水アキラ。いわゆる「二世タレント」です。このように不祥事のときに大きく取り沙汰され、何かとネガティブなイメージもある二世タレントですが、当然ながら頑張っている二世もいるわけです。不祥事を起こしたり、頑張っていたり、様々な 「二世タレント」を紹介します。

「逮捕」で目立つ二世タレント

清水アキラの3男、清水良太郎が逮捕される

清水アキラ(63)の三男でタレントの清水良太郎容疑者(29)が10月11日、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。当初は容疑を否認していた清水良太郎容疑者だったが、翌日12日には一転容疑を認め送検されている。

過去には違法カジノ出入りの疑惑も

同容疑者といえば、2月に違法カジノ店出入り疑惑を報じられ、芸能活動を謹慎。6月に復帰し、ファンの前で再起を誓っていたが、関係者によると「まったく反省していなかった。賭博に興じる写真が流出したのも『ハメられたからだ』と主張していた」という。

彼以外にも、不祥事を起こした二世タレントというのはその「二世」部分がクローズアップされがちです。ここ最近の二世タレントにまつわる騒ぎをみてみましょう。

俳優橋爪功の長男、橋爪遼

覚せい剤取締法違反の疑いで現行犯逮捕

事件は2日午後9時半ごろ、埼玉県の知人宅で覚せい剤を所持していた疑いで知人とともに現行犯逮捕された。橋爪容疑者はその後の調べに対し、知人の部屋で「覚せい剤を使った」と話しているという。室内からは覚せい剤を使用するための器具も見つかっており、署は尿鑑定を行い、使用についても調べている。

女優坂口良子の長女、坂口杏里

恐喝未遂容疑で逮捕

さらに、坂口はことし4月には知人男性から現金を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂容疑で逮捕、その後不起訴処分となっていた。その後もキャバクラ嬢に転身したが、警察沙汰になるなど、何かと非難を浴びていた。

女優高畑淳子の息子、高畑裕太

強姦致傷容疑で逮捕

息子で俳優高畑裕太氏が強姦致傷容疑で逮捕。その後不起訴処分にはなったものの、高畑淳子が立ちっぱなし会見した光景や、芸能レポーターがその手の質問をしようとしたら、おどけて手でレポータの口をふさいだシーンも記憶にある人はいるだろう。

マイク眞木と前田美波里の息子、真木蔵人

覚せい剤取締法違反の疑いで現行犯逮捕

マイク眞木(72)と前田美波里(67)の間に生まれ、88年に大河ドラマ『武田信玄』で俳優デビューした有名二世タレントが、千葉県警いすみ署に傷害容疑で逮捕されたのは5月6日のことだった。
「真木容疑者と交際していた20代女性が『脚を蹴られたり、頭を叩かれたりした』と110番通報したのです。女性が携帯電話を操作している姿を見て、真木容疑者は腹を立てたそうですが  。逮捕後、彼は『蹴っていない』と供述しているようです」(社会部記者)

二世タレントの不祥事に親が出てくるのはアリ?ナシ?

清水良太郎の父、清水アキラが号泣会見

きのう12日には、詰めかけた大勢の報道陣を前に「このたびは私のせがれ清水良太郎が世間をお騒がせし、多大なご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません」と謝罪。何度も声を詰まらせ涙を流しながら「正直にしてほしい。うそをつかないのが一番。これができないと人間として失格じゃないですかね」と明かした。

「保釈拒否」に賛否両論

10月11日に逮捕された清水良太郎被告の保釈を巡り、世間の評価が分かれているようだ。法律違反の薬物使用の罪で起訴され、警視庁目白署に勾留中の同被告には、裁判所から保証金150万円での保釈が認められた。だが、実父でモノマネ芸人の清水アキラは「反省するには短すぎる」との理由から、年明けに予定される公判まで保釈させないことを決めたという。

この清水アキラの決断に対し、芸能界でも賛否両論となっているようです。

土田晃之・宮迫博之らは「支持」

「判断は正しいと思う」と口を開いた土田晃之。「もう30なので、ここは厳しくすることが家族の愛情」「保釈をしないことに愛情を感じる」と清水の判断を支持、「ぼくももしこういうことがあったら、多分こうするだろうなと思う」と子を持つ父としてコメントした。

西川史子・杉村太蔵は「疑問」

「まぁ、保釈させないという理由の中に、薬を断たせる、という理由もあると思うんですが」と田中裕二がレギュラーの西川史子に問いかけると、西川は「確実に断てますが、私も苦渋の決断とは思わなくて。やっぱり一刻も早く出て、施設に行くなり、友達を断ったりだとか、今後、というのが苦渋の決断であって、今、保釈させるさせないというのは、大きな決断ではないと思いますね」と話す。

上の記事で、杉村太蔵は「保釈制度の間違った使い方」という点から批判をしています。
また、「しらべぇ」が全国の20~60代の男女に「二世タレント」についての意識調査をしたところ、6割以上が「親が甘すぎる」という結果になりました。

不祥事だけじゃない、頑張っている二世タレントも

芸能界で大活躍!二世タレント

ネガティブな話題になるとどうしても注目されがちな二世タレントですが、当然ながら芸能界でも活躍する二世タレントはたくさんいます。宇多田ヒカルに香川照之、田村正和etcetc…。すべてを紹介するわけにはいかないので、最近、活躍が目立ってきている二世タレントを紹介します。

岡田結実(ますだおかだ・岡田圭右の長女)

「女子SPA!」編集部が実施した「実力があると思う二世芸能人は誰ですか?」というアンケートで2位となったのが岡田結実。父親は言わずと知れたますだおかだ・岡田圭右。さらに母親の祐佳も元芸人、兄の隆之介も俳優・タレントとして活躍中という芸能一家です。

ネット上でも「はっきりとした顔立ちで、スタイルもいい」「天真爛漫な性格で、頭の回転も速い」「大物に話を振られてもすぐに面白く切り返す能力は、とても16歳とは思えない」「お父さんよりトークが面白い」と、高評価を得ている。
「2世タレントとはいえ、父・岡田は明石家さんまや関根勤ほどの大御所ではないので、スタッフもそれほど気を使わなくていい。加えて、父の持ちネタを求められても躊躇せずに披露するあっけらかんとした性格は、非常にテレビ向きですね」(バラエティ番組スタッフ)

柄本佑、柄本時生(柄本明・角替和枝の長男、次男)

上記のアンケートで岡田結実を抑えて1位になったのが俳優・柄本明の息子の佑。NHK連ドラをはじめとして、映画やテレビドラマに引っ張りだこです。弟の時生も3位に入っており、もっというと妻の安藤サクラも5位に入っています。安藤サクラは俳優・奥田瑛二の娘でやはり二世タレント。そうすると、柄本佑の家庭環境は下のようになるわけで…。

柄本佑さんは、妻が安藤サクラさん、父が柄本明さん、母が角替和枝さん、弟が柄本時生さん、義父が奥田瑛二さん、義母が安藤和津さん、義姉が映画監督の安藤桃子さん、と親戚中が芸能人です。芸能一家出身と芸能一家出身との結婚は、なんだかとてもワクワクしますね。弟の時生さんは以前、女優の高畑充希さんにフラれたそうですが、もしもうまく行っていたらもっと大きなコミューンになっていたかもしれません。

松田龍平、松田翔太、ゆう姫(松田優作・松田美由紀の長男、次男、長女)

まずは、俳優であった故松田優作の一家。妻は女優で写真家の松田美由紀(55)で、長男は俳優の松田龍平(34)。そして次男の松田翔太(31)も俳優として活躍中だ。龍平はクールでミステリアスな独特の存在感を放ち、翔太もイケメン俳優として大人気。さらに2012年から、長女のゆう姫(年齢非公表)もエレクトロニック・ミュージックユニット、Young Juvenile Youthのボーカルとして活動を開始。まさに生っ粋の芸能人一家である。

森内貴寛、森内寛樹(森進一・森昌子の長男、三男)

長男はロックバンドONE OK ROCKのボーカルTakaこと森内貴寛(29)。三男の森内寛樹(23)もロックバンドMY FIRST STORYのボーカルを担当している。ONE OK ROCKは国内だけでなく海外でも知られる超人気バンドだが、三男の寛樹がいるMY FIRST STORYもかなりの実力派。今後さらなるブレイクが期待されている。

新田真剣佑(千葉真一の息子)

「国際的アクションスターであり極真空手の名手でもある父・千葉真一の影響で、新田も8歳の頃から空手を続けており、他にも水球、レスリングなど様々なスポーツで身体を鍛えています。父からはアクション演技には必須の殺陣の手ほどきも受けており、本場仕込みの身体づくりは半端ではない」(スポーツ紙デスク)

趣里(水谷豊・伊藤蘭の娘)

父は「相棒」シリーズで主演の水谷豊(64)、母は元キャンディーズで女優の伊藤蘭(62)だ。
しかし過去のインタビュー記事などを振り返っても、両親についてはいっさい触れられていない。
「周囲が両親の話題に触れることをNGにしているそうです。世間的に親の七光という印象を植え付けたくないのかもしれませんが、趣里本人は聞けば普通に家族のことを話してくれます。英国にバレエ留学したもののケガで断念するなど、苦労もしてきました。さらにはもともとの育ちの良さからくる素直さと性格の良さもあって、業界内での評判はとてもいいですね」(インタビューしたことがある記者)

三浦貴大(三浦友和・山口百恵の次男)

俳優・三浦友和を父に持つ貴大は、2010年公開の映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」で役者デビュー。父の背中を追い掛けるのと同時に、母・百恵の“主婦”という仕事にも昔から憧れを抱いていたという。

村上虹郎(歌手・UAと俳優・村上淳の息子)

そう、村上さんを紹介するにあたり、どうしても出てくるのが「両親が芸能人」という話題です。
ご存じの方も多いと思いますが、お父様はモデルで俳優の村上淳さん。ワイルドな役どころも多く、思いきった演技が魅力です。お母様は日本を代表する実力派シンガーのUAさん。

大原櫻子(俳優・ナレーターの林田尚親の娘)

紅白出場も果たした歌手としてだけでなく女優としても活躍中の大原櫻子も実は二世タレント。「行列のできる法律相談所」などの番組でナレーターを務める林田尚親の娘でした。

この日の『おしゃれイズム』冒頭で、司会の上田に「お父様もね、テレビ業界の方なんだよね?」と聞かれた大原は、「そうです。ナレーターです」と答え、「『ゴチになります』とかで、“だ~いごさ~ん”と言っているのが父です」と告白。バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気コーナー「ゴチになります!」でナレーターを務めている林田尚親(54)が父親だと明かした。

三世タレントたち

二世どころか、三代に渡って芸能人という人も。

佐藤寛一郎(三國連太郎の孫・藤浩市の息子)

三國連太郎の孫で藤浩市の息子という、日本芸能史に残るサラブレッドかもしれません。下の記事によると、祖父・三國連太郎の葬儀で関係者の目に止まったのだとか。

「浩市さんの息子のデビュー作となれば注目されることは必至。しかし、今回の映画では親子関係は伏せることになりました。映画スタッフも配給、宣伝の関係者も徹底してその情報を隠しています。それは浩市さんと寛一郎さんからの強い希望だったそうです。“役者の子が役者を目指す”とはどういうことか、三國連太郎という名優を父に持った浩市さんには骨身に染みてわかっているからでしょう」(前出・芸能関係者)

神田沙也加(神田正輝・松田聖子の娘、旭輝子の孫)

神田正輝と松田聖子の娘であるだけでなく、祖母にあたる神田正輝の母も女優だったとのこと。

沙也加が神田正輝・松田聖子の娘であることは有名だが、実は父・正輝の母・旭輝子さんも女優だったのだ。つまり、沙也加も三世タレントということになる。今年2月のインタビューでは沙也加自身も、「私、父の母(輝子さん)に姿かたちがソックリで、舞台に立つ姿は、親戚の方がゾッとするくらい似てるそうです。両親だけでなく、そこの縁もあるのはうれしい」と語っている。残念ながら輝子さんは2001年に亡くなっているようだが、結婚のことを知ったらさぞかし喜んだのではないだろうか。

緒形敦(緒形拳の孫、緒形直人・仙道敦子の息子)

TBS系ドラマ「陸王」でデビューした緒形敦は、、名優・緒形拳の孫であり、俳優・緒形直人の息子ということで話題になりました。

「(2世・3世として)そういう環境で育ったのは事実なので、僕はありがたいと思っています。でも当然、そのぶん頑張らなきゃいけない。そういう気持ちでいます」
緒形という聞きなれたこの名字。10月15日にスタートしたドラマ『陸王』(TBS系)で俳優デビューした緒形敦は、祖父に故・緒形拳さん。そして父は緒形直人という役者一家に生まれた。

芸能界という華やかな世界で活躍する彼らですが、偉大な親と比較されるというプレッシャーも同時に背負っています。そのプレッシャーから逃げ、楽な道に逃げる者もいれば、それに立ち向かい、親と同等もしくはそれ以上の評価を勝ち取る者もいます。そんな頑張っている人こそ、応援したいものです。