特集2018年3月5日更新

人々を虜にする平昌五輪銀メダリスト 宇野昌磨

平昌五輪フィギュアスケートで銀メダルを獲得した宇野昌磨は、その美しい演技で世界中のファンを魅了した一方で、インタビューでの“天然発言”なども注目を集めました。今回は、家族が語る素顔など愛されキャラの実像に迫ってみました。

目次

平昌五輪フィギュアスケートで銀メダル獲得

羽生結弦とワンツーフィニッシュ

平昌五輪のフィギュアスケート男子フリープログラムで羽生結弦選手が206.17点をマーク。ショートプログラムの111.68点と合わせると317.85点で金メダルを獲得した。さらに、宇野昌磨選手が202.73点でショートと合わせると306.90点で銀メダルを獲得した。

平昌五輪開催中にTwitterで“名前が使われた選手”2位に

Twitterは、平昌五輪(2018平昌冬季オリンピック)期間中にTwitter上で“もっとも名前が使われた選手”を発表。フィギュアスケート・男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦選手が1位、銀メダルを獲得した宇野昌磨選手が2位となった。
さらに期間中、“もっともツイートが盛り上がった瞬間”も「羽生結弦選手が金メダル、宇野昌磨選手が銀メダルを獲得した瞬間」が1位に。

宇野&羽生の「フレーム切手」購入者殺到

日本郵便では、今回の五輪でメダルを獲得した日本代表選手の記念切手を販売している。
82円切符が5枚セットとなったシートで、価格は税込1400円。
店頭では、東京中央郵便局および選手の出身地の中央局で各日1000シート、それ以外の販売局で同500シート販売されるが、初日は完売だった。

郵便局のネットショップが一時「ダウン」

19日正午の発売直後から、郵便局のネットショップにはアクセスが殺到し、つながりづらい状態になった。20日正午現在も「アクセスが集中している」とのエラーが出ることが多い。同社によると、PCからは比較的つながりやすいというが、筆者の環境では現時点でPCからでもつながらない。

宇野昌磨のスケート人生と家族が語る素顔

宇野昌磨プロフィール

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生年月日1997年12月17日
出身地愛知県名古屋市
所属トヨタ自動車株式会社 / 中京大学
公式サイト宇野昌磨公式サイト

宇野のスケートに関するエピソード

スケートを始めたきっかけは浅田真央

5才の時、名古屋のリンクで浅田真央(27才)から「一緒に滑ろう」と声を掛けられたのがきっかけで、スケートを始める。豪華すぎるスカウトだった。

身体が欲さない限り食べないほどの「野菜嫌い」

記者は、自分の価値観を簡単に曲げない頑固さと評し、そのスタイルは『大嫌いな野菜にも通じる』と宇野の野菜に関する言葉を報じています
宇野は、体が本当に必要だと思ったら勝手に食べたくなるが、そうではないので、体が必要と思っていないのだから大丈夫だ、と。さらに健康診断を受けても問題がないから、とも答えている。

2017年フランス杯では、そんな宇野を心配して(?)“あるクッション”が投げ込まれました。

羽生結弦のプーさんのぬいぐるみは見慣れているが、昨年のフランス杯で宇野に投げ込まれたのは白菜のクッション。「野菜を食べて」という“叱咤激励”だといわれている。

大学生でありつつトヨタ自動車に所属する「従業員アスリート」

宇野選手はトヨタの従業員アスリートである前に、中京大学の学生だ。確かにトヨタの従業員アスリートではあるけれども、「嘱託社員」である。ちなみに、「総務・人事本部 スポーツ強化・地域貢献室」の所属だ。

フィギュアの表現力は「努力の積み重ね」

以前、鈴木は宇野選手のコーチである樋口美穂子さんに、宇野選手が曲に合わせて音を取り、タメを作ることができるのかと聞いたことがあるそうです。樋口コーチの答えは、細かく練習しないとできない、とのこと。宇野選手は感性で音をはめているのではなく、“ここでこう”という樋口コーチの細やかな指導に基づく練習の積み重ねで滑っているのだとか。『意外と器用じゃないのよ』と語っていたそうです

2017年の世界選手権で起きた羽生への意識変化

「世界選手権で羽生選手に次いで銀メダルをとった宇野選手が、『僕のスケートの唯一の目標は、羽生選手に勝つこと』と話すようになったんです。それまでの宇野選手は、勝つことよりも、とにかくいい演技をすることを大事にしてきました。それが『勝とうと思うことすらもおこがましい』存在だった羽生選手を勝ちたい相手として意識するようになったのです。羽生選手に勝ちたいと公言してからは、宇野選手の滑りが大きく、表現力もより豊かになったんです」
試合後のインタビューで、この時のことを問われた宇野選手は、『これで枠(平昌五輪の3枠)は大丈夫。自分の演技に集中できると思った』と語ったんです。
その後の宇野選手の演技も圧巻で、金メダルの羽生選手とは、たった2.28点差という堂々の銀メダル。そんなプレッシャーの中でも実力を発揮できる宇野選手の成長を感じました

家族が語る宇野の素顔

弟・樹さん曰く「負けず嫌い」

「樹さんから見た宇野選手は?」と聞かれると、樹さんは「負けず嫌い」と即答。最近では一緒に卓球にはまっているそうだが「昌磨が負けても何回も挑んでくる」と言い、さらに「リンクに降りる瞬間に表情が変わる」とスケーター・宇野昌磨を尊敬していることを語っていた。

また、睡眠がとても好きなようで起こされても起きないそうです。

普段家にいるときは「(リンクの上と)全然違いますね。全くスケートのことを考えてないし、寝るのが好きです」と明かし、「寝起きが悪いっていうか起きないです。5秒ごとに声かけるとそのうち起きます(笑)」とお茶目に打ち明けた。

献身的に宇野を支えてきた母・純子さんの存在

「幼いころから、リンクのなかでは、切れ味の鋭いスケーティングと豊かな表現力を見せていましたが、僕らが印象に残っているのは、いつも母の純子さんに叱られて涙を流していた姿です。スケートを始めたころから宇野は練習に身が入らないことがあって。さぼりグセが出ないように、リンクの外から目を光らせていたんです。5歳でスケートを始めて15年、宇野がここまでこられたのも、息子に寄り添うように献身的に支えてきたお母さんの存在があったからです」(スケート関係者)
自立したからこそ、宇野は母親の献身的なサポートのありがたみが身に染みているようです。最近『僕より頑張った母のために最高の演技をしたい』ということを話しています。

祖父の画家・宇野藤雄さんが語る「宇野昌磨」

90歳にして現役の画家の宇野藤雄さん。宇野昌磨の祖父だ。20歳で画家となり、過去にカンヌ国際展などで数々の賞を受賞。昨年もドバイで個展を開くなど、精力的に活動している。
画家として海外を飛び回っていたため、孫と会うのは年に1回ほど。だが、少ない機会でも孫の大物ぶりを感じた。
「子どもの昌磨の口から“ライバルは自分自身”という言葉が出たときは驚きました」
この発言を聞いて“大物になる”と確信したという。そんな孫も昨年12月で20歳。
「大人って感じはしないけど、やっぱり顔つきは変わったね」

スケートを離れたらゲームとアニメが好きな青年

平昌五輪の生活は「日本よりゲームができて満足」

五輪での生活を振り返った会見の一問一答でも、
「日本よりゲームができて満足。ぐうたらな生活を送ることができて楽しかったです」
とズッコケのひと言。大のゲーム好きでもおなじみだ。
「すごいマニアックで、しかもゲームの度合いが酷くて...。えっと、スマホゲームなんですけども、『ベイングローリー』というゲームを。凄いやってます」
と明かした。
同作はチーム対戦型のスマホ・タブレット用オンラインゲーム。高い戦略性とプレーヤーのスキルが問われる「骨太」なゲームで、17年12月にはシンガポールで賞金約1500万円をかけた世界大会も実施されたばかり。

平昌での心配事は「ゲームをするためのWi-Fi環境」という、ほんわかする裏話もあったようです。

「普通なら寒さや治安が気になるはずですが、宇野くんは大好きなゲームをやるためのWi-Fi環境が整っているかどうかをしきりに心配していました。無事、Wi-Fiに接続できたのか休み時間や移動時間は大好きなゲームで、だいぶリラックスできているそうですよ」

ゲームのほかにアニメにも精通

続けて、電話インタビューはアニメの話題に。宇野選手は「そうですね...弟が僕以上に(アニメを)見るんですけど、僕も結構見ますね」。好きな作品について聞かれると、
「これもまたマニアックになってしまうんですけど、僕が凄い好きだったのは...、『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』と『Charlotte(シャーロット)』でしたね」
と少し恥ずかしそうな調子で明かしていた。

ゲームの課金に対する“名言”にネット沸く

宇野選手の弟の樹さん(16)によると、銀メダル獲得後、宇野選手から「ゲームしよう」と言われ、スマホゲーム「荒野行動」をプレイしたという。更に、宇野選手の印象を聞かれると、スケートよりも「ゲームが好き」が先行しているというから、そのゲーム好きは筋金入りだ。
ソーシャルゲーマーを沸かせた名言が飛び出したのが、ゴゴスマの後に放送されたNスタで、宇野選手は
「課金は負けではない。強くなるための手段だ」
というスタンスを掲げ、ゲームに打ち込んでいるという。

「ゲーム&アニメ好き」が共感呼ぶ

「いやー羽生くんも宇野くんも割とガチめのオタですよね(笑)」
「羽生くんと宇野ちゃんが普通にオタで嬉しいwww」
「両選手が、アニメ、ゲーム好きと知って一気に親近感がわいてきた」
「あんなにテンパってる羽生選手初めてw宇野選手もまるで少年のようwすごい人達なのに普通の兄ちゃん...」

米メディアも宇野の「ゲーム好き」に反応

「ウノによると、ビデオゲームは彼の熱心な好奇心の象徴となっている。彼はデートを成功させるよりも、ゲームでどのように勝つかに壮大な闘志を燃やしているのだ。あくまで冗談の域なのかもしれないが、それでも、ウノが競争的なゲームにのめり込みんでいる時の姿は強烈な印象を与える」
記事は「ウノは五輪での戦いを終え帰国しても、今度はオンライン上でのゲームの戦いが待ち受けているかもしれない。それは時が経てばわかるだろう」と締めくくっている。

人を虜にしてしまう「天然発言」と「愛されキャラ」

平昌での演技後も「天然発言」連発

フリーでの転倒に「笑えてきました」

4回転ループで転倒してしまった際の心境について「完璧な演技をしたら1位になれる点数だったんですけど、1個目のループを失敗した時点で笑えてきました(笑)」とニッコリ。続けて「1個目を失敗した時点で『もう頑張ろう』と、焦ることなく笑いがこみ上げてきました」と笑顔を見せながら演技中の心境を語った。

「このあと表彰式があるんですか?」ほのぼの回答

演技後のインタビューでは「このあと表彰式があるが、どういう気持ちか」と聞かれると、「このあと表彰式があるんですか?」ときょとんとした表情を見せるなど、ほのぼのした回答を連発。「ド天然インタビューが可愛すぎる」「天然の破壊力やばい」などとファンに話題を呼んだ。

会見中にウトウト

激闘から一夜明けた会見で、コメントが英訳されている間に睡魔に襲われウトウトした“強心臓”の銀メダリスト、宇野昌磨(20才)。コメントも「宇野ワールド」が全開だった。
「(メダルは)特に大事に扱おうとは思っていません。触りたい人がいれば、触ってください」
銀メダル獲得の家族の反応については「連絡はまだありません。たぶん、ぼくが連絡を返さないので連絡が来ないのだと思います」とアッサリ。

眠気に「これがオリンピックなんだな」

インタビューを受けにスタジオに入ってきた宇野選手はまぶたが重い様子。冒頭で中居さんに
「こんなに眠そうな宇野くんはほんとに初めてですね。銀メダルを取るとこんなに睡魔に襲われるのではって感じてるのでは?いかがでしょうか」
と聞かれると、
「オリンピックメダリストっていうのがこんだけ大変なんだなっていうことを、これがオリンピックなんだなというのを実感しています」
と発言。スタジオは笑いに包まれた。

天然発言は「人見知り」で「話下手」が影響 弟・樹さんが明かす

“天然発言”について「人見知りがかなり大きいです」と解説。「昌磨はそんなに話したりしないですね。スケートをやってるから話すように見えているだけで、もしスケートやらずに学校に普通に通ってたら、全然人とは話してなかったと思う」と続け、人見知りで話下手な一面を明かした。

羽生結弦も愛してやまない宇野の存在

兄弟ような関係

子供の頃から共に練習してきた兄弟のような関係なので、羽生選手が宇野選手のほおをツネったりする“じゃれ合い”は有名です

羽生「弟分というよりワンコ」「もうちょっと面倒を見ないと…」

羽生選手は「弟分というよりはワンコに近い」と言い、宇野選手が可愛くて仕方がない様子。
自身を追いかけ、成長してきた後輩に対して「自分が引退する気持ちはないけど、“引退します”って言ってしまえば任せられる頼もしさはある」としながら、競技翌日の会見で宇野がうとうとしてしまったこともあって、「人前に出る時に寝るとか、そういうことはもうちょっと面倒を見ないといけないのかな」と笑っていた。

宇野と羽生を映したエキシビションの練習風景動画が人気

真面目にダンスに励むシーンもある一方で、他選手と一緒に “ショートトラックごっこ” をしたり、かと思えば “アイスホッケーごっこ” をしたり。さらにはペア独自の技「リフト」をしてもらったりするなど、終始和気あいあいムードなんです♪

GPファイナルの表彰式で起きた微笑ましいアクシデント

まだジュニアから上がったばかりの宇野選手が間違って、羽生選手の腰に手を回し忘れていたんです。それに優しく『昌磨、違うから』『持ち替えて』と羽生選手が指導したんですね。ところが記念品を持ち替えた宇野選手が、羽生選手の腰に手を回すのではなくカップルのように腕を組んでしまい、3人が思わず笑ってしまうという和やかなシーンでした。

コーチや関係者も愛おしくてたまらない「愛されキャラ」

厳しいコーチングで知られるロシアのタラソワコーチが絶賛

タラソワコーチの実況解説はスケートファンの間では面白いと人気なんです。解説がわかりやすいとか、丁寧であるとかではなく、力のある選手を絶賛する、その表現がなんとも情熱的なんです。世界選手権のSPでも、宇野が4回転フリップを決めると『あぁ、私のかわいい子』。トリプルアクセルを決めると『なんて美しいの。まるで音楽のよう』と絶賛。
感極まったのか、ついには『ねぇ、私は何で彼のことがこんなに好きなんでしょう。わからない』と恋する乙女のような言葉まで飛び出したんです

日本フィギュア界の名コーチも宇野を溺愛

「山田コーチは伊藤みどりや浅田真央選手、村上佳菜子選手を指導してきた名コーチです。最近は樋口美穂子コーチの姿しか見られないことが多かったのですが、久しぶりに登場したと思ったら、演技終了後の宇野選手と抱き合っただけでなく、SPのキス&クライではピッタリと横に座り、がっしり腕まで組んでいました。村上選手の時には少し間を空けて座っていたのに、距離感の違いが歴然でした」

視聴者やネットも釘づけする宇野の魅力

平昌五輪エキシビションでの「腹チラ」にネットざわつく

シャツの裾が外に出ていたため、ジャンプやスピン、腕を上にあげる動作をする度にお腹がチラリ。クリムキンイーグルではシャツが風にあおられてめくれ、数秒間お腹が露出していた。
「腹チラ」が気になった視聴者は多いようで、ネット上では
「すばらしきクリムキンイーグルだった 腹チラがやべぇ」
「舞う度に腹チラする衣装はあざとすぎる」
「腹チラ ほんとごちそうさまです」
「宇野くんの腹チラが生放送で無料で拝んでいいのだろうか......」
など、眼福にあずかったツイートが多数投稿された。

平昌から帰国会見での「服装」にファン釘づけ

「宇野くんネクタイ曲がってる」「ピンバッジが上下逆さま」――。会見に出席した宇野選手の姿をテレビなどで見たファンから、こんな指摘がツイッターに相次いで寄せられたのだ。
こうした宇野選手の姿には、番組で会見を生中継した「news every.」(日本テレビ系) の男性アナウンサーも、
「ネクタイが曲がっているのすら可愛い、宇野昌磨選手です」
と伝えていた。

湧き出る「ジャニーズJr.感」にジャニーズファンが熱視線

ジャニーズファンの間では、その顔立ちや表情の作り方、高めの声などが「ジャニーズJr.っぽい」と話題だという。
「ジャニヲタの間で“ジャニーズ顔”と話題の宇野選手ですが、特にジャニーズJr.内ユニット Travis Japanのメンバー・宮近海斗に似ているとの指摘が相次いでいる。確かに、顔の形やパーツがそっくりで、共に20歳と年齢も同じ。ネット上では『宇野くん、Jr.感漂ってて推せる』と沸いているようです」

内面の魅力にも女性たちの心が奪われる

「彼の少年らしさの残るキュートさに加えて、謙虚さも魅力なんです。世界選手権前のインタビューでは、ライバルである中国の金博洋選手について『ジャンプは本当に参考にしたいし、自分のものにしたい』『どれだけ見ていてもスゴいという言葉に尽きる』など絶賛。その謙虚さにキュンキュンする女性ファンが急増中なんです」

海外のスケートファンも虜に

Misha Geさん(@mishage8)がシェアした投稿 -

今大会で海外ファンが一段と増した20歳に対し、「ショウマは地球遺産よ」「最高に可愛い男の子」と海外女性の虜になった声が上がっている。
盟友のミーシャ・ジー(ウズベキスタン)がエキシビションの練習中に“パパラッチ”し、SNSで公開した無防備な“頬張りショット”が可愛すぎると話題を呼ぶなど、キャラクターもファンを惹きつける要因となった。この日もツイッター上で海外ファンから感激が相次いだ。
「なんて愛おしい少年なの」「可愛すぎてキュンキュンする」「平昌五輪で最も可愛らしい存在」「ショウマが愛される理由が詰まっている写真」「ショウマは癒しの存在」「ペットにしたい!」と海外ファンからコメントが殺到した。

アメリカでの宇野は「ゴージャスな王子様」「才能の人」

『ニューヨーカー New Yorker』は、青と金のベルベットの衣装に身を包んだ宇野選手のことを「まるで、眠れる森の美女を目覚めさせるプリンスのようだった」と王子様扱い(ちなみに同誌によると、羽生選手は日本のナショナルヒーローだそう)。
アメリカの五輪中継(NBCが放映)でフィギュアの解説者をしていた元代表のタラ・リピンスキー(35)は、彼がフリースタイルで難易度の高い4回転フリップを成功させると「ゴージャス!」とべた褒め。
日本のように天然発言のインタビューが放映されていないアメリカでは、宇野選手は“才能の人”、そして何より“ゴージャスな王子様”なのです。

「天然発言」をはじめとした愛されキャラで人々を惹きつけている一方、愛くるしい表情の裏には「負けず嫌い」や「努力を惜しまない」など“熱き心”を持ち合わせた選手のようです。
五輪の熱気冷めやらぬ中、すでに次の競技会に向け練習を再開している宇野昌磨。今後の活躍はもちろん、時に見せる言動についても、これから目が離せませんね。