以前より副社長メリー氏とSMAPのマネージャー飯島氏との確執が伝えられていたが、2015年1月の「週刊文春」のインタビュー中にそれを指摘されたメリー氏が飯島氏を呼び出し、対立するならSMAPを連れて会社を辞めろと叱責した。

これでいったんは落ち着いたかに見えたが、2016年1月に再び解散報道が起きる。マネージャーの退社に木村を除く4人が同調するも、結局5人とも残留。番組で異例の「謝罪生放送」を行った。

これにより一人事務所残留を決めた木村と他の4人に決定的な亀裂が生まれた、とされている。 特に、香取の木村に対する怒りは大きかった、という説が有力。

中居が木村との溝が深くなった香取と草なぎを飲みに誘い、説得を試みる。

その後も中居は香取・草なぎ、そして稲垣とコミュニケーションに努めたが、これがかえって木村の孤立を深めたという説もある。

SMAPの25周年記念コンサートの開催を、舞台演出を務める香取が頑なに反対したとされている。

稲垣、草なぎ、香取の3人が「休止明けのグループ活動がイメージできない。休止といってファンに期待を持たせるのは失礼。休みより解散したい」と、今月10日に事務所に正式に申し出た。

事務所役員による協議で12月31日をもって解散することが正式に決定した。

いっぽうで木村拓哉は当初、8月10日までは活動休止の案にて収束していたため、家族連れで行っていた旅行先のハワイで解散の旨を伝えられた。

ジャニーズ事務所が各メディアにSMAPが解散することをFAXで発表。解散はするが、メンバー5人は今後もジャニーズ事務所に所属しソロとして活動していく予定。

また、SMAPメンバー5人もそれぞれコメントを発表している。

フジテレビが8月17日、メンバー5人全員が出演する唯一のレギュラー番組「SMAP×SMAP」の放送を年内で終了すると発表。

8月15日の放送では、番組冒頭で24秒間にわたるテロップを表示。

グループ解散発表後、8月18日に稲垣吾郎、8月19日に木村拓哉、8月20日に中居正広、そして8月21日に草なぎ剛と香取慎吾が、それぞれがレギュラー番組を務めるラジオ番組で解散について謝罪。各メンバーがファンに謝罪と感謝の言葉を並べたが、木村拓哉は「解散」という言葉を使用せず、継続派であった木村と解散強硬派の温度差が感じられた。

SMAP解散をうけて各方面からコメントが出ている。

2020年東京パラリンピック応援サポーターに就任していたことから丸川五輪相や、クールジャパンを推進する経産相など政界からの声も。

解多くのSMAPファンがいる中華圏や韓国などでも関心の大きく。中国の芸能ニュースサイトは「トップグループがついに終わりを告げ、悲しくなる」と報じた。ヒット曲をもじって「世界に一つだけの花が枯れた」とネットにつづるファンも。

TwitterでもSMAPの解散について多くの声があがっている。