笑いあり涙あり…Twitterで話題の漫画まとめ

2019年1月29日更新

Twitterには日々さまざまなテーマの漫画が投稿されています。その中で最近話題になっている漫画を集めてみました。癒やされたり、くすっと笑ったりしてしまうものから、考えさせられるもの、思わず涙が出ちゃう感動ものまで、一挙に紹介していきます!

Twitterで話題の漫画 癒やし・笑える編

クマとたぬき

ツイッターで1.2億PV超え、WEBで話題となり書籍化にもなった今もっとも心なごむ動物マンガ。自分の鼻歌で寝てしまったり、出来の悪い剥製ごっこをしたり、アライグマのかわいいポーズを真似しようと無理したり・・・おだやかなクマとお調子者なたぬきの、コミカルで愛おしい毎日。四季折々の森の風景の中で描かれる、モフモフなふたりの友情にクスッと笑って癒やされる作品です。

パフェねこシリーズ

SNS疲れをはじめとする人間関係の悩みをTwitter上で描いたマンガ「パフェねこシリーズ」は、かわいい猫が悩みを回避するコツを解説してくれます。Twitterで累計50万以上リツイートされて話題になり、『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』(著:Jam、監修:名越康文/サンクチュアリ出版)として出版もされました。

先輩がうざい後輩の話

ちょっぴりガサツだけど面倒見のいい先輩・武田と、そんな彼に素直になれない(?)後輩・五十嵐。
今日も五十嵐は武田をうざいと思いつつ、本当はまんざらでもなかったりやっぱり本当にうざいときもあったりと自覚のない二人の微妙な距離感にもだえちゃうことまちがいなし!
気になる武田と五十嵐の出会いや、ちょっとオトナ(?)な風間と桜井のお話しを含む約40Pの描き下ろしも大収録でおとどけします!!

「次にくるマンガ大賞 2018」WEBマンガ部門1位

マンガやアニメがドラマや映画の原作となることも少なくない昨今、現在大流行中のマンガはもちろん、次にくるマンガ探しには熱がこもっている。そんな次に大きなムーブメントを巻き起こすのではと考えられる作品を選んで表彰してしまおうというのが、今年の開催で4回目を迎えるniconicoと雑誌ダ・ヴィンチのコラボ企画「次にくるマンガ大賞2018」だ。
Twitterで驚異的な41万5000いいねを集めた1位の「先輩がうざい後輩の話」には「今、最も尊い作品」「毎週金曜は尊さ供給DAY」「ニヤニヤ出来る」といった言葉に共感が集まるなど、女性人気の高い作品が受賞という時勢を感じさせた。

ぎゅうにゅう日記

ゆるかわいいイラストと独自の感性で描く育児漫画が人気を集めるぎゅうにゅうさん。
Twitterのフォロワー数は、なんと20万人以上をほこり、ママのみならず多くのファンから支持を集める人気コミックライターさんです。
そんなぎゅうにゅうさんが、ブログで公開していた我が子との日々のエピソードに書下ろしのイラストを加えた書籍『ぎゅうにゅう日記 わりとどうでもいい育児のキロク』(主婦と生活社)は、いい味だしてる親子の脱力系育児漫画。
ページをめくるたびにキュンとする、かわいすぎるイラストに心をつかまれること間違いなし。
そして独自の感性で突っ走る娘と愛がだだもれしちゃう母、たまに登場する祖父母と夫が奏でるストーリーは、爆笑必須の内容です。

耐え子の日常

上司からコピーのついでに伝説の剣を抜くよう命じられる、同僚とランチの約束をしていたのに大蛇に飲み込まれてしまった――などなど、とんでもない理不尽の数々にOLの耐え子が「平気平気!」と耐えまくるTwitterのギャグ漫画「耐え子の日常」。
「耐え子の日常」は2015年からSNSで投稿を開始、現在フォロワー数はTwitterでは14万人、Instagramでは16万人を超える人気アカウント。どんな不幸な目に遭っても「平気平気!」と笑顔で応えながら耐えまくってしまうOL・辛抱耐え子の日常を描いたショート漫画ですが、特徴はなんといってもその逸脱性です。

絶殺うさぎとクソ鈍感たぬき

全3投稿にわたる物語です。

たぬき「うさぎさん、この『ヴォヴォヴォーン』という音はなんだい?」――我々の知らない「かちかち山」の物語が展開する漫画『絶殺うさぎとクソ鈍感たぬき』がとにかくインパクト大でした。キャラも世界観もいろんな意味でヤバい。
作者は「笑うメディア クレイジー」で『幼女社長』を連載中の漫画家・藤井おでこさんで、以前には漫画『硬すぎた桃太郎』でもTwitter民に衝撃を与えて話題に。
Twitterでは「死ぬほど笑った」「すげえ面白い」といった声から、「衝撃のラスト」「結末が泣ける」とまさかのオチに驚きつつも気づいたら感動していたという声も寄せられ、元のお話と違うところから物語を考察・妄想する声も上がる反響を呼んでいます。

床暖房すごい

作者は、2人組漫画家・うめ先生のアシスタントをしている漫画家のたきりょうこさん。以前話題になった日常漫画でも描かれているように、うめ先生の愛猫はたきさんの作業椅子がお気に入りなようで、仕事場に到着するとすでに椅子の上に猫ちゃんが乗っていることが多いんだとか。作業をするために床に降ろしても、普段ならまた乗ってくる猫ちゃんですが、床暖房をオンにすると……?
これに対しTwitterでは「とてもほっこりした」「絵がもうすでに暖かみがある」と、優しい絵柄も含め癒やされた声や、「わかる」「あるある」と共感の声が寄せられ話題に。また、さまざまな暖房器具で同じように“溶ける”猫ちゃんやワンちゃんの写真も寄せられており、なんとも幸せなスレッドとなっています。

となりの席の伊藤さん

全4投稿にわたる物語です。

見た目やノリが不良っぽいギャルと、席替えでその隣の席になった地味な女の子の漫画『となりの席の伊藤さん』が、どちらにも感情移入してうるっとしつつも温かい気持ちになる展開で人気を集めています。一度読んだら再読したくなる。
作者は古城まなさんで、同作は漫画家を育成する「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室」の課題として描いた作品。
「ギャルと地味な子の話」と投稿されたTwitterでは、「うるっときた」「尊い…」と感動する声や「かわいい」「理想の百合」といった声、またギャルの伊藤さんの距離感のつかめなさに共感する声などが上がり話題になっています。伊藤さんの不器用さを知ってから最初から読むとまた良き……良き……。

好きだった産婦人科の先生

「好きだった産婦人科の先生をふと思い出しました」と、思い出を描いた漫画が多くの人の心を打っています。
この漫画は、Twitterにまめきちさんが投稿したもの。妊娠25週までお世話になったという若い女の先生は、口数が少なくあまり笑わない人だったそうです。
この漫画にリプライ欄などでは、「ちょっとホッコリしてウルっと来ました」「こんなすてきな先生に出会えたら、泣いちゃうなぁ…」「人との距離の取り方がお上手なんでしょうね」「こういう助産師になりたい」「やだすごいほれるこの先生!」「こういう人めっちゃ好き」「先生もお母さんもステキや」といった声があがっていました。

アナウンサーが早口言葉ラッシュに襲われる漫画

 温泉地へぶらり一人旅しようとバスに乗ったフリーアナウンサーが遭遇してしまった、早口言葉で波乱の展開が巻き起こる漫画が話題です。作者は漫画家の空カケルさん。これは滑舌が試される……!
アナウンサーを襲う早口言葉の世界で、ラストは予想できたようなできなかったような衝撃的な結末に。ハイテンションに畳み掛けてくる早口言葉を描いた漫画に読者からは「世にも奇妙な物語に採用」「完璧な流れ」「流れるようなオチが芸術」の声が寄せられています。

Twitterで話題の漫画 考えさせられる・ためになる編

介護サービス「利用者さんの視点漫画」

コミックス「40代女性マンガ家が訪問介護ヘルパーになったら」「中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます」の著者であり、現在もヘルパー業と漫画家業を掛け持ちしている、吉田美紀子さん。介護職として認知症の人とも関わっていく中で、介護サービスを利用している認知症の人視線の漫画をツイッターに投稿しています。
同作は漫画家であり介護ヘルパーでもある吉田美紀子さんが、経験をもとに制作。「患者にしてみれば、介護する家族や職員はやりたいことを妨害する怖い他人」という切り口は、多くの読者の心を打ちました。
家族の介護経験がある人からは、「介護するこちらも不安だけど、される側も不安なんですね」「漫画に出てくる『知らない人』のように怒ってしまい、反省している」など、切実な感想が。介護職経験者からの共感も多く、自分で動ける認知症患者が「幸せだったころに住んでいた、帰りようのない場所に帰ろうとする」「家族の世話をしようと自宅を目指す」といった、切ない事例が寄せられています。

HSP(超敏感な人)あるある

繊細で環境の変化によく気が付き、周りに気を使いすぎる傾向がある人、意外といると思います。その結果、些細な事でくよくよしてしまったり、気を使いすぎるあまり精神的に疲れやすかったり、人混みやガヤガヤしたところに出るとすぐに疲れてしまったり……そんな超敏感体質で人一倍感受性が強い人の事を、「HSP (Highly Sensitive Person)」と総称しています。
そんな、HSP当事者のある漫画家が、「カウンセリングの時に言われた言葉に救われた」と4コマ漫画にした体験談がSNSで話題になりました。

ゴミ清掃員の日常

お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一は芸人として活動する傍ら、2016年よりゴミ収集会社の清掃員をしている。
彼は日々清掃員として働くなか、体験にもとづいた「治安が悪いと言われている地域の集積所は不思議と汚い」、「ビン1本位わからないだろうと可燃ゴミに入れている人がいるが、1年も働けば持った瞬間、音と重みですぐわかる」、「『8時前に出したのにゴミを取りに来ていない』というクレームを受けるが、回収した集積所は全て記憶しているから、瞬時にウソだとわかる」などのツイートが話題になっている。

きっかけは事務所の先輩・有吉のリツイートから

「クスッと笑ってもらえたらいいな、と思って“ゴミ清掃員の日常”をツイートしていたら、有吉(弘行)さんがリツイートしてくれたんです。だからもう、有吉さんを笑わせるつもりで呟いていたところはあります(笑)」(滝沢)
有吉は太田プロダクションの先輩にあたる。
「そのうちにダイレクトメッセージで、具体的にアドバイスをくれて……。こっちの方向に(芸人としての)仕事もあるぞ、と教えてくれたのが有吉さんでした。本当に感謝しています」(同前)
有吉がMCを務める「有吉ベース」(フジテレビONE)では、滝沢をゲストに迎えて「清掃員オーディション」なる企画まで放送された。

新年早々トイレに5時間閉じこめられた話

誰もいない家のトイレで閉じ込められた経験を描いた漫画が投稿され、新年早々Twitterユーザーの涙を誘っています。
実家に帰省していた漫画家の細川真義さん。昼食は家族みんなで外食することになったのですが、細川さんはおなかの調子が悪かったため、ひとり家に残ることにしたのだそうです。家族が出かけ、細川さんはトイレへ。そして、出ようとしたところドアが開かない……。家族が出かけた矢先に冬のトイレに閉じ込められてしまったのです!
Twittter上の反応を見ていると、閉じ込められた経験がある人も少なくないようです。漫画を読んだ読者からは自らの体験談や、自分はこんな対策をしたといったコメントが届いています。ドアは閉めない、ドライバーを常備するなど、閉じ込められない工夫をしつつ、万が一閉じ込められても助けを呼べるようにしておきたいものですね。

課長の就活マナー講座

「今どきの若いモンは真面目に働きすぎなんだよ」と、「今どきの若いモンは」が口グセだけど若者の味方をしてくれる課長の漫画「今どきの若いモンは」シリーズで、就活マナーを描いたエピソードが人気です。
石沢課長も相変わらずかっこいいし、恵比寿課長の考え方も必要。この2人の下で働けば、バランスの良い人間に育つことができそう! 読者からは「課長好き」「どちらの課長の考え方も必要」など共感が寄せられています。
作者の吉谷光平さんは、サイコミとTwitterで『今どきの若いモンは』を連載中。単行本も刊行されています。

ひとりの私とカトリシア

全6投稿にわたる物語です。

意見や行動が“みんな同じ”なクラスが嫌いな女の子を描いた創作漫画「ひとりの私とカトリシア」が、「感動しました」「良い漫画」「もっと広まって欲しい」と好評を博しています。作者は漫画家のちみさん。
主人公の浅井佳奈は、小学校4年生で学級委員長をしています。委員長だけど、自分のクラスは大嫌い。
Twitterでは、佳奈と同じような経験をしたという人から「共感した」といった声が寄せられ、「大勢の気が合わない人間より一人の自分を肯定してくれる人間が良い」「ずっと思ってることを絵にしてくれた素晴らしい漫画」と称賛する声も見られます。

血液検査の結果の紙、どうしたらいいのか

健康診断などの血液検査でもらう結果の紙、正直どうしたらいいのか迷ってしまった経験ってないでしょうか。書いてあることはよくわからないけれど、なんだか大事そうだし、個人情報だし。でも、保管しても特に役に立たない気がする……。そんな悩みを払拭してくれる漫画が話題です。
漫画の作者は薬剤師をテーマにした漫画を手掛ける油沼さん。漫画は血液検査をした主人公が「この検査結果の紙、どうしよう」と悩む場面から始まります。
読者からは「わかる人に情報を届ければいいのか」「お薬手帳に貼ります」など共感するコメントが寄せられています。
作者の油沼さんはマンガハックで漫画「薬剤師さんの備忘録」を連載中。

ゲイバーに飲みに来てくれた「女性」の話

人は生まれながらにして性を与えられ、その後の人生を「男らしく」「女らしく」生きることを求められる場面は多いもの。でも、「らしさ」って一体何なのでしょうか。そんなことを考えさせられる体験談を描いた漫画がTwitterで共感を呼んでいます。
「女だから」という固定観念に違和感を覚えたり、苦しんだ経験がある人は意外と多いかもしれません。生きているだけで支配や性的な対象になるというのは「自由」とは程遠いことですもんね。どんな性別でも、世間的に与えられた役割にとらわれることなく「自分」で居られる場所が増えるといいなと思わせてくれる漫画です。

左利き

「左利き」ゆえに苦労した経験を描いた漫画「左利き」がSNS上で話題となっています。左利きで一番つらかったのは小学校時代の書道だったと振り返る女性。先生から強制的に右手で書かされたためで…という内容で「とても共感した」「先生のシーンは心が痛んだ」「つらい思いをする子が減ってほしい」「右利き中心の社会は生きづらい」などの声が上がっています。
この漫画を描いたのは、イチョウ ヨワシ(ペンネーム、21)さんです。イラストレーターとして活動しながら、漫画家を目指しています。鈴鹿市社会福祉協議会のマスコットキャラクター「かりんちゃん」の制作を担当しました。

迷子で泣く子を助けた体験漫画

迷子に遭遇した体験を描いた漫画がSNS上で話題となっています。用事に遅れそうだと、走っていた男性。すると、壁際で泣いている男の子を見つけ…という内容で、「助けてくれてありがとう」「私は声をかける」「悲しいが助けるにもリスクがある」などの声が上がっています。
この漫画を描いたのは、にしもとのりあき(ペンネーム、25)さんです。2016年から漫画家として活動しています。「先生失格!」「愛すべきヲタ芸に捧ぐ」「生き物の調律師ヘレン」などの作品を手がけています。

Twitterで話題の漫画 キュンとなる恋愛編

仲の悪い許嫁の話

ツンデレな許嫁を描いた漫画の続きが気になると話題です。
親が決めた許嫁だけれど仲の悪い男女。一緒に食事をしていても話が弾まずイラっとすることも。ツンケンする女性を「本当にかっわいくねぇ女!」と言いつつも、男性は大量の誕生日プレゼントを渡します。
自分たちは親が決めた許嫁でそこに愛はないはずなのに、とときめいた様子で戸惑う彼女。2人が今後どうなっていくのか気になります!
かなりの険悪な状態からの急激なデレ展開がたまりません。「尊い」「続きが見たい」などの声が寄せられています。
作者の鉢谷くじらさんはTwitterでイラストや漫画などを公開しており、単行本『妖怪の嫁になりまして』を販売中です。

初恋の姉ちゃんと高校で再会

小さい頃一緒に遊んでくれた大好きだったお姉さんと、後に先生と生徒という形で再会したら……男子高校生と女性教師の微妙な距離感を描いた漫画がたまらないと話題です。
お姉ちゃん先生の「教師である」というヨロイによって、初めは笹原君の気持ちは伝わりませんでしたが、その後ついに思いが届きました! この後、どうなっていくのかが気になる~! 読者からは「かわいすぎる」「尊い」など萌えたぎる感想が寄せられています。
作者は、イラストレーターの西沢5ミリさん。Twitterでイラストや漫画などを公開しています。

告白

好きな女子に告白されたのに、男子が冷静に断る理由とは? ふたりの思惑が交差する告白シーンを描いた漫画が、まさかのオチでした。
最後は「お、お前もか……」と思わずツッコミを入れてしまうほど、オチが秀逸。この漫画を読んだ読者からは「結局どうなった?」「最後は予想できない」などコメントが集まっています。
作者は、立葵さん。以前ご紹介したパパと娘とそのボーイフレンドの絶妙な関係を描いた「まりちゃんのパパ」シリーズをはじめとして、クスッとしたりほっこりできる男女の恋愛や人間関係などを中心にTwitterで漫画などを公開しています。

一人で初詣に行ったら同級生が巫女さんのバイトしてた漫画

漫画家の千氏夜さんが描いた、初詣に行ったら同級生の巫女さん姿に思わずドキドキしてしまった漫画が尊いと話題です。
親は仕事で不在、友達もいない篠木くんは、お正月に一人で初詣へ。おみくじを引こうとした彼に応対したのは、巫女さんのバイトをしていた同級生の井上さんでした。
思わぬところで大吉級の幸運に恵まれた篠木くん。この漫画には「尊い」「尊さがゲシュタルト崩壊」「初々しい」などの声が多数寄せられています。冬休み明けの2人がどういう会話をするのか、気になるところですね。
作者の千氏夜さんは主にTwitterで漫画やイラストを投稿しています。

Twitterで話題の漫画 思わず涙が…感動編

機械の母と娘の話

森の中に住むロボットと、ロボットを母親だと思い込んでいる女の子の漫画「マザー」に涙する人が続出しています。作者は漫画家の江戸川治さん。
物語は自我を持った「MOTHER(MT)」と呼ばれるロボットが有毒ガスをまき、人類を滅ぼしたとされる世界が舞台。森の中の家に、MTとニーコという少女が住んでおり、なぜかニーコにはMTが人間の姿――自分の母親に見えています。
切ない結末にTwitterでは「涙が止まりません」「感動しました」といった感想が多く寄せられています。機械と人間ではあっても、2人の間には深い愛情が感じられました。本当の親子と言ってもいいほどに……。
「マザー」は江戸川さんが以前に読み切りで描いた作品。他にも過去の読み切り作品をTwitterに投稿しています。

レナの幸せな時間

全10投稿にわたる物語です。

「博士に安らぎをもたらすこと」――ただ一つの目的のために生まれたクローン人間の少女が、足りない“感情”を求める漫画「レナの幸せな時間」が感動的と話題です。苦しみながらも博士への献身を貫き通す少女の姿に心打たれます。
博士が安らぎを得るためというエゴのために作られたレナ。博士の感情がエゴから愛情へ変わり、レナも博士によって愛情を知ることとなり、ようやく本当の安らぎを得ることになったのでした。この作品には「尊い」「感動」「久し振りに号泣した」などの反響が多く寄せられています。
作者の三簾真也さんは現在週刊少年サンデーで『水女神は今日も恋をするか?』を連載中。Twitterでは「レナの幸せな時間」の他にも漫画やイラストを投稿しています。

そのほかのTwitterで話題の漫画

中学の時こんな先生いた

先生も人間なので、虫の居所が悪い日もあるでしょうし、人の好き嫌いもあると思うのですが、誰がどう見ても理不尽な対応や贔屓(ひいき)をしてしまうと、多感な子どもたちの心に忘れられない負の記憶として刻まれてしまうこともあるのではないでしょうか。そんなモヤっとする思い出を描いた漫画に共感が集まっています。
この漫画を読んだ読者からは「こんな教師いた」「筆箱の抜き打ちとか初めて聞いた」「水玉がだめなの?」と、理不尽さに同意する意見が多く見られました。こういう経験って、遭遇するとなかなか忘れられないですよね……。

大凶を引いて大喜びする女の子…なぜ?

おみくじはいい結果が出るほどうれしいものですが、逆に大凶を引いて大喜びする女の子を描いた漫画が「ステキ」「心温まる」と評判です。大凶がうれしい理由とは……?
神社で巫女さんのバイトをしている女の子。そこに同級生の「斎藤さん」がおみくじを引きに来ます。斎藤さんは休み時間も勉強をしている成績トップの理系女子。とっつきにくいタイプで、あまり話したことはありませんでした。
弟を勇気づけるために悪い結果を引きに来る斎藤さん。その優しさに「斎藤さんと友達になりたい」「ステキなお姉さん」「いい人」とお友達になりたい人から称賛が寄せられています。
作者は漫画原作者の泉福朗さん。漫画『海王ダンテ』『ポセイドンの財宝』の原作を手掛けています。

美しい国

全8投稿にわたる物語です。

あるところに、それはそれは美しい国がありました――まるで童話のような語り口で始まる星海ゆずこさんによる創作漫画がTwitterで「ドキドキした」「とてもステキなお話」と話題になっています。美しい国の人々は年をとっても姿は老いない。その理由は“人魚を食べる”ことにありました。
星海さんのTwitterで全30ページで公開された同漫画には多くのいいねが集まっており、コメントの中には純血の人魚のララが語った“ヒミツ”や、ラストの展開を考察するリプライも寄せられるなど、さまざまな反響を呼んでいます。

「パラデル漫画」

パラデル漫画を知っているだろうか? 吉本興業所属のお笑いコンビ「魂の巾着」の本多修が制作しているこの漫画が今、話題になっている。
通常のパラパラ漫画は、一枚一枚の絵をパラパラと捲ることでそれがストーリーになっていくものだが、このパラデル漫画は、その絵をコマ撮りにしている模様。枚数は嵩むし、かなりの労力と言えるだろう。
加えて石や粘土などの小道具も使っていることから、漫画の枠に収まらないエンターテイメント作品であることが分かる。

「パラデル漫画」のきっかけは謹慎中のTwitter投稿

「もとはお笑いコンビ『魂の巾着』として吉本の劇場に出てたんですが、仕事でミスして3か月謹慎になっちゃったんです。時間が空いたので、ちょっとツイッターでリツイートをめちゃくちゃ多く稼いでみたいなと...そこでパラパラ漫画を投稿してみたら、それまで20リツイートくらいだったのが、9万リツイートもされて」
と、パラパラ漫画をツイッターに投稿したことが始まりだったと明かした。

ドラマ紹介動画やミュージックビデオにコラボ参加

俳優の坂口健太郎が主演する日本テレビ系ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(19日スタート、毎週土曜22:00~ ※初回15分拡大)の“パラデル漫画”動画が配信を開始した。
今回の動画は、坂口演じる弁護士・黒川拓と父親・黒川真(草刈正雄)の関係や、拓の口癖「人間キオスク」と呼ばれるゆえんなど、登場人物のキャラクターを、パラデルらしい実写と絵が融合した軽快なタッチで紹介。拓に振り回される新人弁護士・和倉楓(川口春奈)も登場する。

昨年12月12日にリリースされたBEGINのアルバムに収録されている『君の歌はワルツ』のミュージックビデオもパラデル漫画で構成されています。

このミュージックビデオは、各メディアで取り上げられ今話題となっているお笑い芸人の本多修(魂の巾着)が手掛けたものなっていて、パラパラ漫画の絵や写真が飛び出す、2次元と3次元が交錯する”パラデル漫画”で構成。そんなパラデル漫画とレコーディング風景を融合させた映像となっている。