一度は訪れたい 世界の秘境・絶景特集

日本から遠く、その交通事情により訪れることが難しいような場所から、比較的気軽に行ける観光地まで。美しい街並みや神秘的な自然遺産など「一生に一度は見てみたい!」と思えるような世界の秘境・絶景11選をまとめました。(2016年10月9日更新)

[写真] 絶景!旅するフランス人フォトグラファーがとらえた世界の朝日 / TABIZINE

空に浮かんでいるような神秘的な光景

1.ウユニ塩湖(ボリビア)

(写真:GIZMODO)

人気パワースポットランキング1位に断トツで選ばれたウユニ塩湖は、アンデス山脈の高原に広がる塩原。湖に薄く水が張り、風が強くなく、晴れている、これらの条件を満たすと湖面に澄み切った「天空の鏡」が現れ、湖上のすべてがまるで空に浮かんでいるような神秘的な光景を見ることができる。

いまだ謎に包まれている「空中都市」

2.マチュ・ピチュ(ペルー)

(写真:TABIZINE)

インカ帝国の都市の遺跡であり、世界文化遺産でもあるマチュ・ピチュは、世界各地に点在する「空中都市」と呼ばれる観光地の代表格。特に太陽が当たった時の遺跡の景色は非常に壮大で、多くの観光客を魅了し続けている。

様々な種類の“青色”が見られる湖

3.プリトヴィツェ湖群(クロアチア)

(写真:Daily Beauty Navi)

「日本人に人気の海外の自然スポット」1位に選ばれた人気スポット。水の透明度が非常に高く、時間帯や日照角度などの条件によって絶え間なく色を変化させる16の湖と、至るところで流れ落ちている92もの滝。これらが複雑にそして美しく絡み合い、独特の景観が紡がれる。

約600mの巨大な岩から眺める景色

4.プレーケストーレン(ノルウェー)

(写真:TABIZINE)

「死ぬまでに行きたい世界の絶景」にたびたび紹介される、ノルウェーの断崖絶壁プレーケストーレン。水面から約600mの巨大な岩から眺める景色は圧巻。

世界一ロマンチックなトンネル

5.愛のトンネル(ウクライナ)

(写真:TABIZINE)

ウクライナ西部、クレーヴェンの人気スポット「愛のトンネル」。一瞬絵画と見間違うような美しいトンネルは、恋人同士で手をつないで歩くと願いごとがかなうと言われている。

自然が生んだ巨大な石灰の城

6.パムッカレ(トルコ)

(写真:TABIZINE)

トルコ南西部に位置するパムッカレの周辺は石灰層が強く、炭酸カルシウムを多く含んだ温泉が湧き出ており、長い年月をかけて石灰棚が成長する。真っ白な石灰棚とそこに溜まった淡いブルーの水が生み出す美しさは自然が生んだ芸術。

自然の神秘が生み出したアート

7.アンテロープ・キャニオン(アメリカ)

(写真:TABIZINE)

大自然と時の流れが生み出した美しい渓谷、アンテロープ・キャニオン。そこに差し込む太陽の光の加減により、岩肌は様々にその色を変化させ、まるで異世界に迷い込んだと錯覚を起こしてしまいそうな絶景を見せる。

異星に来てしまったかのような光景

8.ホースシューベンド(アメリカ)

(写真:TABIZINE)

上で紹介したアンテロープ・キャニオンの近くでもうひとつ見ることができる絶景、ホースシューベンド。馬蹄(Horseshoe)のように曲がって流れるコロラド川が浸食して作り出した美しい岩で、多くの写真家たちにも愛されている。

天井の穴から降り注ぐ幻想的な光

9.ベナジルビーチ(ポルトガル)

(写真:TABIZINE)

ポルトガル南部にある人気の別荘地ベナジルのビーチには、長い時間をかけて波によって侵食された岸壁が広がる。洞窟の天井部分には穴が開いており、そこから注がれる太陽の光が洞窟内を照らし、幻想的な雰囲気を醸し出す。

絵本から飛び出したような街並み

10.タリンの旧市街(エストニア)

(写真:TABIZINE)

エストニアの首都タリンの旧市街は「タリン歴史地区」として世界遺産に登録されている。14世紀頃の建造物の多くがそのままの形で残る街並みは絵本から飛び出してきたかのようで、「中世が生きた博物館」とも呼ばれるほど。

世界最古の国立公園にある7色に輝く温泉

11.イエローストーン国立公園(アメリカ)

(写真:TABIZINE)

アイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州の火山地帯にまたがる自然遺産で、世界最古の国立公園。広大な土地に、様々な温泉、間欠泉、噴気孔などの熱水現象が見られる。特に7色に輝く温泉や、高く吹き上がる巨大な間欠泉には自然の神秘を感じられる。

【おまけ】Infoseekスタッフの体験記

実際にイエローストーン国立公園に訪れたことがあるInfoseekスタッフのTさんが撮影した写真を掲載させていただきます。

(バスケットの中で当時の様子を懐かしそうに語るTさん)

広大な土地に点在する温泉、間欠泉を目指し、ひらすら歩く。

公園中の至る所にバッファローの群れが。

壮大で美しい渓谷も見られます。

温泉を発見するたびに上がるテンション。
Tさん「温泉なんで硫黄の匂いが立ち込めていました。」

温泉は80度から90度とかなり高温のため、レトロ感抜群の注意喚起の看板と思われるものが設置されていた。

Tさん「どの温泉もメチャ熱そうでした。注意の看板もあって、時々茹で上がったネズミが浮いていました…。」

間欠泉が噴出すスポット。
Tさん「何mかわからないですが、時々すごい勢いで吹き出るんです!」

お目当ての「Fountain Paint Pot」
真っ青に透き通ったマッドポットは必ず見ておきたいもの。

「もう一度行きたいです。」と語るTさん。
絶景と呼ばれる自然の神秘には、地球の裏側にあってもまた足を運びたいと思わせる魅力がある。