特集2017年10月3日更新

最近話題になっている“スーパーフード”を紹介

ここ数年の間に頻繁に耳にするようになり、健康的なおやつや食材として注目されているスーパーフード。そんなスーパーフードの中で、最近人気や注目度が上昇しているものをみていきましょう。

目次

スーパーフードとは

そもそも「スーパーフード」という言葉は1980年代頃のアメリカやカナダで専門家の間で言われ始め、一般に広まったのは2000年代以降です。定義としては、栄養分が豊富、そのほとんどが低カロリー、抗酸化作用が高い、老化や生活習慣病の予防によい、とされている食品群です。

タイガーナッツ

タイガーナッツは「ナッツ」といえども、実は「カヤツリグサ」という植物の地下茎にできる塊です。ビタミンEをはじめとする鉄分やマグネシウムなど普段の食事では摂りにくい栄養素が高く、食物繊維も豊富。それでいてナッツに比べてカロリーは低いところも安心ですね。

ごぼうの5倍以上、豊富な食物繊維

タイガーナッツは食物繊維がとても豊富。皮がついたままの製品の食物繊維は100g当たり33.04g。ごぼうは100g当たり5.7gなので、ごぼうの5倍以上含まれていることになります。

どんな味?どんな食感?

筆者も時々おやつに食べていますが、ほんのり甘みがあってクセがなく、歯ごたえはしっかりしています。食事前に摂ることで食べ過ぎ防止にもなるかもしれません。また、タイガーナッツは血糖値の上昇を抑えてくれる「低GI食品」としても注目されています。

前田敦子もハマってたタイガーナッツ

前田敦子も以前、Twitterでタイガーナッツに「完全にはまりました」とつぶやいていました。

チアシード

どんな味?どんな食感?

無味無臭です。食感はそのままだとプチプチ、水にもどすとぷるぷるのゼリー状になります。

チアシードは栄養価が高く、特にグルコマンナンという水溶性の食物繊維が豊富に含まれており、便秘予防や腸内環境を整えるのに効果的です。また、貧血予防の鉄分、その他ミネラルやアミノ酸、αリノレン酸などが豊富です。αリノレン酸は、オメガ3系の脂肪酸で、人間の体内で作れない必須脂肪酸ですが、大さじ1杯のチアシードで1日の摂取量の約2gをクリアできるほど豊富に含まれています。

特定の青魚に多く含まれる「オメガ3系脂肪酸」を多く含んでいるとのことで、なかなか魚を食べられないときの体調サポートにもなりそう。春頃には期間限定で「ガリガリ君リッチ グリーンスムージー味」にもチアシードが入っていたのを思い出しました。

キヌア

キヌアとは、ペルーやボリビア周辺で生産される雑穀で、リシン、メチオニン、イソロイシンなどの必須アミノ酸を多く含んでいて、その量は白米と同じくらいかそれ以上とも言われています。雑穀なのにたんぱく質も鉄分も食物繊維も豊富なうれしい食材。

見た目はキビやアワに似ていますが、栄養価はケタ違い! 雨量の少ない標高2500m以上の寒冷地が原産のため、厳しい環境で生き抜く栄養が凝縮されているのだそう。白米と比べて、私たちの皮ふや髪を作るたんぱく質が約2倍、貧血や冷えに効果があるといわれる鉄は約5倍、デトックスに欠かせない食物繊維は約10倍も含まれているんです!

アマランサス

前出のキヌアより栄養価がすごいと言われているアマランサス。別名「スーパーグレイン」=「驚異の穀物」とも呼ばれているそうです。ごはんと一緒に炊くだけでなく、おかずやスイーツ作りまで幅広く使えるところも魅力です。

その魅力は、何と言っても高い栄養価です。話題のキヌアと比較してみても、女性に欠かせない鉄が約7倍、不足すると肥満の原因になるとも言われるカルシウムが約5倍。腸内で水分を保って便を柔らかくする働きのあるマグネシウムや、体内の水分バランスを保つカリウムも、キヌアより多く含まれています。

スピルリナ

スピルリナは藻の仲間で、世界最古の植物とも言われるそうです。藻は植物と動物どちらの性質ももっていますが、植物特有の細胞壁がないため、栄養の吸収率も高いと言われています。

な、な、なんと、「ガリガリ君」のソーダ味の青色は、スピルリナから抽出した天然の着色料によるものでした。今までてっきりケミカルななにかだと思い込んでいました。ごめんなさい。

健康食品などにも使用されているスピルリナは、アミノ酸やビタミン、ミネラルなど、50種類を超えるさまざまな栄養成分を含んでいます。その中でも特に豊富なのがアミノ酸。 (中略) スピルリナにはこの必須アミノ酸である「イソロイシン」「ロイシン」「リジン」「フェニルアラニン」なども豊富に含んでいます。
これらの必須アミノ酸は、摂取することによって肝臓機能の強化、免疫力向上、カルシウムの吸収促進、ホルモン・酵素の生成、また筋肉を作る役割などを果たすので、体調やホルモンバランスを整えるのに役立ってくれますよ。

ココナッツオイル

3~4年前から芸能界や美容業界で注目の集まったココナッツオイル。美容アイテムとしてだけではなく、食用でも幅広く使われています。一般的な油に比べて脂肪として蓄積されずエネルギーになる「中鎖脂肪酸」が多いので、代謝アップに期待です。

食用として日常使いする場合のポイントは、精製していない「ヴァージンココナッツオイル」を選ぶこと。酸化に強い油なので、炒めものや揚げものなどの加熱調理にも向いています。コーヒーやスムージー、お味噌汁などにティースプーン1杯を入れて手軽に楽しむこともできますよ。

火付け役だったミランダ・カー

また、美肌と美髪のために、未精製のココナッツオイルを毎日大さじ4杯分とっているそうです。

サチャインチオイル

亜麻仁油やグレープシドオイルあたりは聞いたことがありましたが、こちらも良質なオイルのひとつとして話題のようです。

オメガ3(α-リノレン酸)が50%も含まれていることにプラスして、天然のビタミンEが豊富なため、抗酸化作用に優れていることが特徴。熱しても栄養素が壊れないため、幅広く使用できるのが魅力です。

サジー(シーバックソーン)

ギリシャ神話や1200年前のチベット医学の経典にも書かれていたそうです。かなり古くから親しまれていた植物だったのですね。日本では「サジー」と呼ばれるのが一般的で、日本では主に北海道で栽培されています。

レモンよりビタミンCが多く、アボカドよりビタミンEが多く、かぼちゃよりβ-カロテンが多く、ホウレン草より鉄が多く、ブルーベリーより抗酸化力が高いと、美容と健康に欠かせない栄養素の揃ったミラクルフルーツです。

モリンガ

『お通じ』や『おならの臭さ軽減』に一役買うかも?!

「モリンガは、北インド原産の、亜熱帯植物で、日本ではワサビの木と呼ばれています。インドの伝統医療『アーユルヴェーダ』の古代文献でも、300以上の病気を治す木として記録されています。そのモリンガが今、『奇跡のハーブ』として健康志向の強い人たちに大人気なんです」

種、葉、茎、花、根もすべて食べることができるそうで、筆者も植えてみようか検討中です。

ウィートグラス

デトックス効果で注目されているウィートグラスは、アメリカ版青汁と呼ばれているそうです。小麦の種子から発芽した若い新芽で苦味やえぐみが少ないそう。

ウィートグラスとは小麦の種子から発芽した若い芽のことで、「地球上で最もデトックス効果のある食べ物」と言われる野菜です。成分の70%が強いデトックス効果を発揮するクロロフィルで構成され、他にもビタミン、カルシウム、マグネシウム等の栄養素が豊富で、30mlのジュースで緑黄色野菜2kg分の栄養素を摂取できるといわれています。

アサイー

アサイーは、抗酸化物質アントシニンが豊富に含まれ酸化抑制作用が高く、「自然の日焼け止め」とも言われています。

アサイーは「ミラクルフルーツ」と呼ばれるほど栄養価の高いフルーツで、美容とダイエットに欠かせないビタミンB群、C、E、食物繊維や、さらにはレバーの3倍の鉄や、カルシウム、亜鉛、銅などミネラルも多く含まれています。
そして、強い抗酸化作用を持つことでお馴染みのポリフェノールの含有量は、ブルーベリーの約18倍!

レッドフルーツ(アセロラやゴジベリーなど)

アセロラ

アセロラは「ビタミンC」の含有量が多く、キウイフルーツ100gあたりの含有量69mgに対し、アセロラは1700mgと豊富に含まれています。
ビタミンCはシミを予防する効果やコラーゲンの生成を助ける作用があるだけでなく、ストレスに対抗するホルモンを作る材料にもなります。また、含まれる「アントシアニン」は眼精疲労と眼精疲労からくる肩こりに効果が期待されています。

ゴジベリー

「アセロラ」に比べて「ゴジベリー」はまだ聞き慣れない人も多いかもしれませんが、杏仁豆腐の上に乗っているあの赤いクコの実のことです。

ゴジベリーに含まれている「ルチン」はビタミンCとともに働き、紫外線、ストレスなどで発生する酸化物質を除去し、体の酸化を防ぎます。「ゼアキサンチン」は黄色い色素成分でコレステロールの酸化を予防。糖質代謝に欠かせない「ビタミンB1」が豊富で疲労回復効果が期待できます。また、「ビタミンC」や「タンニン」も含まれており、シミを予防する効果が期待されています。
「東洋医学ではクコは実の部分を『拘杞子』、葉を『枸杞葉』、根の皮の部分を『地骨皮』と呼んで、それぞれ治療薬として使ってきました。拘杞子は主に、解毒作用や、滋養強壮、免疫力強化、また血糖値を下げたりコレステロールを低下したり、目の疲れを癒すという働きがあると伝えられています」

カカオニブ

カフェのスイーツメニューなどに取り入れられているのを見かけるようになりました。

カカオニブとは、チョコレートの原料となるカカオ豆をくだいて、皮などを取り除いたもの。抗酸化作用はもちろん、毛細血管の血流を改善する働きや肥満抑制効果、肌の新陳代謝を高めるなど、様々な健康美容効果が証明されていて、カカオポリフェノールが豊富です。カリカリとしたクセになる食感です。

メープルウォーター

デトックスと聞くと、濃厚なスムージーや青汁を飲んで…と想像しがちですが、そのトレンドも変化しているようです。

加工されていないメープル(かえで)の樹液からつくられたのがメープルウォーター。ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなど栄養も豊富で、血糖値を押さえてくれる働きや、免疫を高めてくれる作用もあります。

健康油(アマニ油・米ぬか油・グレープシードオイルなど)

スーパーなどでさまざまな種類の油が簡単に手に入るようになりました。

アマニ油

日本アマニ協会によれば、アマニ油には、細胞から肌を元気にしてくれるオメガ3脂肪酸や抗酸化作用のあるリグナンが含まれているため、美肌に役立つのだそうです。
ただし、アマニ油は水に溶けやすく熱に弱いので、加熱すると栄養成分が壊れてしまいます。そのため、ドレッシングなどとして生で食べるのがおすすめ。

油についての豆知識は下記の記事をご参照ください。

もち麦

糖質制限中でご飯をガマンしている方も、これなら大丈夫。また、スープやサラダなどにも幅広く使えます。

もち麦は「もち性」の大麦で、ぷっくりとした粒ともちもち食感が特徴の雑穀の一つです。
大麦はビールや麦茶などの原料にもなっているように、香り高く、淡泊な味わいの中に大麦の風味が感じられます。

ビーポーレン

ミツバチからの恵みです。ヨーグルトと併せて食べて花粉症対策にするひとも。

ビーポーレンとは蜜蜂が集めた花粉の事で、その豊富な栄養素から”パーフェクトフード”と呼ばれ注目されています。なんと100種類以上もの栄養素を含んでいるのだとか。
味は花粉なだけに、甘みとほろ苦さがあり少し独特。
ビーポーレンにはビタミンやミネラル、タンパク質をはじめ、体内で作れない必須アミノ酸が豊富に含まれています。髪や肌を美しく保つ美容効果や、免疫力アップにも効果的なので体調を崩しやすい季節の変わり目にもぴったり。
蜜蜂の生命力の源にもなっている花粉は滋養強壮にも効果抜群! 男性にもオススメなので、パートナーの健康維持にも一役買ってくれますよ。

スルフォラファン

かなり前から色々な野菜で○○スプラウトたるものの存在はありましたが、昨年あたりからはTVCM等の影響もあり、格段に知名度が上がったように思います。

スルフォラファンは、抗酸化作用が高いのはもちろん、肝臓の解毒機能を高めて、体内の毒素を除去してくれるのでお酒好き女子はマスト。また、その効果は3日間持続するため、3日に1度50gを目安に食べればOKなのも嬉しい!

2017年下半期にブレイクしそうなスーパーフード

だいぶ一般的になりつつあるスーパーフードですが、こちらもトレンドがあるようです。2017年下半期に注目・ブレイクするスーパーフードが「一般社団法人 日本スーパーフード協会」から発表されています。上で紹介したスーパーフードもありますので、気になる方はチェックしてみては。

【2017S/Sトレンド予測 スーパーフードランキング TOP10】
第1位  レッドフルーツ<アセロラ、ゴジベリー>
第2位  青いスーパーフード<進化系スピルリナ>
第3位  酸化しないスーパーオイル<米ぬか油>
第4位  MUGIGOHAN<大麦(もち麦)>
第5位  プラントウォーター<メープルウォーター、バーチウォーター>
第6位  カカオニブ
第7位  シーバックソーン
第8位  進化系チアシード<ローストチア>
第9位  ビーポーレン
第10位 スプラウテッド・アーモンド

自然製品を幅広く取り扱っているオンラインショップ iHerb.com では、新商品やベストセラー商品を絞込検索できます。

手軽にスーパーフードを摂取するには

いくら栄養価が高く身体に良いと聞いても、そもそも調理する時間のない忙しい方や、自分で調理してまでは…というかたもいらっしゃると思います。手軽に使えそうなオススメ商品をいくつかご紹介します。

雑穀ふりかけ

ふりかけなら簡単に食べられる同商品には元々、ごま、もちきび、もちあわ、キヌア、うるちひえ、はと麦、アマランサス、大豆の8種類の雑穀が入っていたのだが、今回のリニューアルではえごまがプラスされて9種類の雑穀が摂取できるようになる。

ふりかけなら手軽に始められそうですね!

アサイー入りドリンク

レトルト商品にもスーパーフードが入る時代が来ました!

レトルトカレー

ホントのところどうなの?

栄養豊富なアイテムをたくさん紹介してきましたが、体に必要な分量以上に摂り過ぎると、ほかの栄養が吸収されなくなってしまったり、単に摂取カロリー過多になるというデメリットもあります。世界レベルで色々な情報が飛び交う昨今、情報に踊らされずぎないことも大切です。

たくさんの果物、野菜を取ってバランスの取れた食事をして日常的に運動するということが、究極の“スーパーフード”です。

栄養分が高く低カロリーで身体に良い「スーパーフード」。レトルト食品もあって、より身体に取り入れやすくはなったとはいえ、栄養が偏らないようにバランス良く摂取して健康的な身体づくりに役立てたいものですね。