ムバッペに続け!ロシアW杯期待の若手選手たち

2018年6月25日更新

19歳にしてフランス代表の10番を託されたキリアン・ムバッペ。21日のペルー代表戦でフランスのW杯史上初となる10代でのゴールを記録しました。ムバッペ以外にも今大会での活躍が期待される若手選手たちを紹介します。

ロシアW杯での活躍が期待される若手選手たち

キリアン・ムバッペ(フランス)

ポジションFW
所属パリ・サンジェルマン
生年月日1998年12月20日
身長 / 体重178cm / 78kg

19歳でフランス代表の10番を託された新星

ロシアW杯で最注目の10代は、フランスのキリアン・ムバッペで間違いない。1998年12月生まれの彼は、16歳でプロデビューし、18歳でフランス代表としての第一歩を刻んだ。17-18シーズンからパリ・サンジェルマンへ移籍すると、ブラジル代表で背番号10を着けるネイマール、ウルグアイ代表の点取り屋エディンソン・カバーニらのチームメイトに刺激され、爆発的なスピードを武器としたウイングから得点能力も兼ね備えたストライカーに変貌を遂げた。

ロシアW杯ではフランスの背番号10を背負う。母国フランスが上位進出を果たすためのキーマンとして、ムバッペはひのき舞台に立つ。

期待に応えたフランスのW杯史上最年少ゴール

19歳の若さながら背番号「10」を託されたムバッペは先発メンバーに名を連ね、34分に大会初ゴールを記録。ペナルティーエリア内でこぼれ球に反応。FWオリヴィエ・ジルーのシュートが相手DFに当たり、ゴール前へ浮き上がったところを押し込んでゴールネットを揺らした。
FIFA公式ツイッターによると、フランス代表の歴史上、10代の選手がW杯で得点を記録したのは今回が初めてだった。ムバッペは19歳183日でゴールを決めてみせた。

イルビング・ロサノ(メキシコ)

ポジションFW
所属PSVアイントホーフェン
生年月日1995年7月30日
身長 / 体重175cm / 70kg

ドイツを破る値千金の決勝ゴールMOMに

先発出場したロサノは35分、ペナルティエリア内左でハビエル・エルナンデスからのラストパスを受けると、切り返しでDFをかわし、右足シュートで先制点を記録。これが決勝ゴールとなり、1-0で王者ドイツ撃破という快挙に大きく貢献した。

メキシコではゴール後の歓喜で地震の発生源に!?

前半35分に決勝ゴールを挙げたFWイルビング・ロサノ(22=PSVアイントホーフェン)はまさに国の英雄。7月1日に大統領選挙が実施されることもあって「ロサノを大統領に!」と連呼する声が各所から沸き起こった。

この歓喜の輪はグアダラハラ、トルーカなどの大きな都市にも広がり、この日はまさにお祭りムード。なおAP通信によれば、ソカロ広場ではロサノのゴールのあと、数万人がいっせいに歓喜のジャンプを繰り返したために人為的な軽度の地震が観測されている。

アレクサンドル・ゴロヴィン(ロシア)

ポジションMF
所属CSKAモスクワ
生年月日1996年5月30日
身長 / 体重180cm / 69kg

W杯の活躍で移籍金高騰の新エース

2018 FIFAワールドカップ ロシア開幕戦のサウジアラビア代表戦で、素晴らしいパフォーマンスを見せたゴロヴィン。1ゴール2アシストをマークする活躍で、5-0の大勝に貢献した。

ゴロヴィンについてはW杯開幕前から、ユヴェントスからの関心が報じられていた。すでに獲得オファーを提示済みとも伝えられている。ただ、移籍金2000万ユーロ(約25億6000万円)から2500万ユーロ(約32億5000万円)と推定されている提示額に対して、CSKAモスクワは3000万ユーロ(約38億4000万円)を要求している模様だ。

ロドリゴ・ベンタンクール(ウルグアイ)

ポジションMF
所属ユベントス
生年月日1997年6月25日
身長 / 体重187cm / 72kg

強力攻撃陣にボールを配給する中盤の要

▽隣国アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズで2015年にプロデビューを果たしたベンタンクールは、2017-18シーズンからイタリア王者ユベントスに5年契約で移籍。すると、初年度から公式戦27試合に出場し、準主力としてセリエA優勝とコッパ・イタリア優勝の2冠に貢献した。

▽ベンタンクールの持ち味は長短の正確なパス、187cmの長身を生かしたボール奪取、そして卓越した戦術眼にある。守備を重視するウルグアイ代表の中で、前線のFWスアレス&カバーニという強力なタレントにボールを繋ぎ、チームの爆発を促すことができれば、ロシアW杯中にも一気にスターの仲間入りを果たすだろう。

グループAではエジプト代表戦とサウジアラビア代表戦にそれぞれフル出場。中盤の守備とボール運びにおいてその能力を遺憾なく発揮し、チームの勝利と決勝トーナメント進出決定に貢献している。

ガブリエル・ジェズス(ブラジル)

ポジションFW
所属マンチェスター・シティ
生年月日1997年4月3日
身長 / 体重175cm / 73kg

献身的な守備と攻撃陣全体の質を上げる動き

チッチ監督就任後に代表入りしてからは、不動のレギュラーとして活躍する若き才能。裏を取る動きやキレのあるドリブルで予選7ゴールを挙げたが、ジェズスの特徴は何といっても前線からの献身的な守備。これまでの生粋のゴールゲッターが揃っていたブラジル代表フォワードとは異なるタイプ。
前線で敵を引きつけてのスペースを作る動きにも長けており、ネイマールら他の選手の攻撃をサポートする。チーム全体の攻撃力を引き上げる重要な存在。

ウスマン・デンベレ(フランス)

ポジションFW
所属FCバルセロナ
生年月日1997年5月15日
身長 / 体重178cm / 67kg

サイドを切り裂くウインガー

レンヌの下部組織時代から注目されてきた逸材。昨季ネイマールの抜けた後釜としてFCバルセロナに移籍し大きすぎるほどの期待を背負うも、インパクトのある成績を残せていない。しかし実力は折り紙付きで、ひとたびボールを持てばサイドからキレのあるドリブルでカットインし、強烈なシュートを放つ。一足先にゴールを決めたムバッペに続くことができるか?

トレント・アレキサンダー・アーノルド(イングランド)

ポジションDF
所属リヴァプール
生年月日1998年10月7日
身長 / 体重175cm / 69kg

ノーキャップで代表入りした19歳の右サイドバック

右サイドバックを主戦場とする19歳のアーノルドは今シーズン公式戦34試合に出場して、3ゴール3アシストを記録。特にチャンピオンズリーグではプレーオフも含めて12試合に出場し、チームの11年ぶり決勝進出に貢献した。
サッカーの母国イングランドでは、トレント・アレキサンダー・アーノルドの代表入りが話題となった。1998年10月生まれの19歳は、5月のメンバー発表まで一度も代表でプレーしたことがなかったからだ。

イングランドの名門リバプールに在籍する彼は、攻撃力豊かな右サイドバックとして売出し中だ。6月7日に行なわれたコスタリカ戦で代表デビューを飾った彼は、中盤でもプレーできる幅広いプレースタイルを生かし、チームの力になっていくかもしれない。

ダビンソン・サンチェス(コロンビア代表)

ポジションDF
所属トッテナム
生年月日1996年6月12日
身長 / 体重187cm / 81kg

コロンビアの若きディフェンスリーダー

イングランド・プレミアリーグのトッテナムでも活躍する、若きディフェンスリーダー。187cmの大柄な体格ながらスピードも兼ね備えた対人守備や、ビルドアップ能力にも長けている。FCバルセロナも興味を示したことがあるなど、高いポテンシャルを秘めた逸材。19日の日本代表戦では大迫勇也に競り負け、その後の香川のPKのきっかけとなるシュートを打たれるなど一時的に評価を下げるも、25日のポーランド戦では3-0の無失点勝利に貢献した。