ロシアW杯 ピッチ上から離れた“こぼれ話”集

2018年7月5日更新

ベスト8が出そろい、小休止中のロシアW杯ですが、連日行われてきたピッチ上の熱戦とは違うところで、W杯に絡んださまざまなエピソードもネットや巷をにぎわせています。そんな“こぼれ話”をいくつかピックアップしてみました。

本田圭佑の「きよきよしい」発言

「清々しい」を誤読 ネットで話題に

『NEWS ZERO』のインタビューで飛び出した「きよきよしい」

本田圭佑選手(32)が、「清々(すがすが)しい」という言葉を間違えて「きよきよしい」と読んでいるのではないかと、インターネット上で話題になっている。
きっかけは、2018年7月3日放送の「NEWS ZERO」(日テレ系)が伝えた本田選手の最新インタビュー映像。惜敗したロシアW杯・ベルギー戦を振り返る中で、本田選手の口から「きよきよしい」という言葉が飛び出したのだ。

5秒ほどの沈黙ののち…

本田選手は…
「本当に、子供の頃からこのW杯のためだけにサッカーをやってきたといっても過言ではない。そういう大会だった」
と大会を振り返った。そして、そんな自らの気持ちをどのように表現するべきかを、じっくりと考えるように言葉を詰まらせる本田選手。そして5秒ほどの沈黙ののち、「きよきよしい」と心境を語った。

ネットがすぐに反応

本田選手の発言は、たちまちツイッターやネット掲示板で大きな注目を集めることに。前後の文脈を考えると、やはり「清々(すがすが)しい」と言いたかったのではないかなどとして、
「きよきよしいって...清々しいって事かな...」
「きよきよしいってなんやねん本田」
「新たな本田語録が誕生『きよきよしい』」
とのツッコミ投稿が相次いで寄せられたのだ。

「視聴者を試している」との声も

本田の過去の言動などをふまえて、単純な誤読ではなく「あえて視聴者を試しているのでは?」という声もあがっていました。

本田選手の読み間違えを指摘する声があがる一方、「わざと『きよきよしい』と言っているかもしれない」との意見も。
「『清々しい(すがすがしい)』をあえて『きよきよしい』と読んでみる。ACミランの10番を背負った男が、こんな初歩的な間違いするわけないやろと。みなさんを試してるんですね」
「『清々しい』を『きよきよしい』と読む。それがケイスケホンダ」
「新たな本田語録が誕生した」

「お恥ずかしい。漢字が苦手で」清々しく反省ツイート

潔い反省コメントに称賛の声

「視聴者を試している」といった深読みをよそに、本人はTwitterで「お恥ずかしい。漢字が苦手で」と素直に誤読を認めました。この投稿は5日10時半の時点で3万5000回以上のリツイート、16万件以上の「いいね」と、すさまじい勢いで話題を集めています。
また、潔く間違いを認めたことに対して、ネット上では「恥ずかしい部分をさらっと認めるところがかっこいい」「言い訳しないところさすがです」などと称賛の声が集まっています。

投稿のリプライ(返信)欄には、
「自分の恥ずかしい部分を認める男はかなりカッコイイと思います」
「素直に間違いを認めるところ流石の人間力」
「本田選手にもそんなミスあるんだなと驚きですが、言い訳しないところさすがです」
など、自らの誤りを認めた本田選手を称える声が続出。お笑い芸人の間寛平さん(68)も、「あなたは凄い」とのリプライを送っていた。

日本のグループLの勝敗を全的中させた「半端ない」タコ

北海道で水揚げされたミズダコの「ラビオ」

日本代表の快進撃を見事に的中

開幕前は「3戦全敗なのでは…」などとあまり期待されていなかった日本代表ですが、ご存知のとおり、初戦のコロンビア戦で勝利すると、次戦のセネガル戦では2-2のドローと、戦前の予想をくつがえす奮闘を見せました。
そしてポーランド戦の負けも含めて、この予想の難しかった日本の勝敗を完全に的中させたタコが「半端ない」と話題に。

注目を集めているのは、北海道で水揚げされたミズダコのラビオくん。
日本代表がW杯初戦に挑む19日の朝、タコ漁が盛んな北海道・小平町にて、日本代表を応援しようと、漁業者らが「タコで日本代表の勝敗を占う」催しを実施したところ、その予想が見事に的中しているのだ。
占い方法は、円形のビニールプールに、日本の国旗が書かれたゲージ、対戦相手の国旗のゲージ、引き分けのゲージを設置し、中央にタコを放して、試合結果を占うというシンプルなもの。
ラビオ君は初戦のコロンビア戦で「勝ち」を予想。セネガル戦は「引き分け」、ポーランド戦は「負け」とすべて的中させた。
3戦全部を当てる確率は27分の1。

ちなみに「ラビオ」という名前は、町名の「小平(おびら)」を逆さまにしたものだそうです。

しかし「出荷」され…こちらも話題に

「全試合的中」で話題になったラビオ君ですが、決勝トーナメント前にすでに出荷されていたことが明らかに。
もともと「グループリーグが終わるまで」出荷を見送る方針で、加えて占いには生きのいいタコが適しているため決勝トーナメントの勝敗予想は「2代目ラビオ君」を起用する予定とされていました。しかし同時に、「当面いけすで保管」「水族館などから声が掛かれば譲りたい」との方針も伝えられていたため、「残酷過ぎる」などと批判の声も寄せられる事態となりました。

すべて予想を的中させ、そしてその後保管されていると報道されたラビオ君でしたが、実は浜茹でされ出荷されていたことが明らかになりました。
これに対しネットでは「ひどすぎる」「残酷過ぎる」「3回的中させたのに」「多幸でありますように」などと残念なコメントが寄せられております。

海外でも話題に

「ラビオ君出荷」は海外でも報じられて話題になっているようです。

なぜかベルギー戦での日本と同じくらい大きく取り沙汰されているのが、北海道の予想タコ・ラビオくんである。これまでの日本戦の勝敗を全的中させておきながらベルギー戦を待たずして市場に出荷されたことは不可解と、ロシアではかなりショッキングに受け止められた。「日本の占いタコが食べられてしまった」との見出しが躍っている。

軽く確認しただけでも、イギリスの「BBC」と「DailyMai」、中国でも報じられているようですね。

「残酷だ」という声に対してイベント事務局がコメント

「ラビオ君は特定のタコを示すものではない」

「ラビオ君」が出荷されたと報じられていることについて、ミズダコ占いを行う「タコ箱漁オーナー2018 in おびら」の事務局が「ラビオ君は特定のタコを示すものではない」とするコメントを発表しました。
同事務局は、「イベント当日の朝に漁をしたミズダコの中から一番元気なタコを選んで占ってもらう企画であり、ペットとして飼育する意図ははじめからございません」とした上で、「ラビオ君は特定のタコを示すものではなく、出荷は日常の漁獲業務の一つ」と説明し、理解を呼びかけています。
占いを企画した同町の水産加工会社「オロロンマーケット」と阿部さんは当初「ラビオ君は当面いけすで保管する」としていたが、阿部さんは29日「生きがいいうちに出荷しないと品質が落ちるので、19日のうちに浜ゆでし、出荷した」と明かした。同社も「夢がなくなると思った。誤った情報を流し、申し訳ない」と謝罪した。

なお、毎日新聞が伝えたところによると、初代ラビオ君は「結果をすべて的中させて力尽きた」「27日までに、動きが鈍くなり、ゆでて出荷された」ということで、衰弱していたようですので、出荷されたのは致し方ないことだと言えそうです。
また、同じ「タコ占い」として、南アフリカ大会で予想した全8試合を的中させて有名になった「パウル君」が大切に保管されていたことと比較されがちですが、パウル君は水族館で飼育されていたタコであるのに対し、「ラビオ君」は食用のタコ。このへんも考慮する必要がありそうです。

ちなみに、「2代目ラビオ君」による決勝トーナメント1回戦ベルギー戦の予想は、残念ながら「ハズレ」となりました。

まだまだいた! ラビオ君以外の予想動物たち

前出のパウル君の登場以来、W杯の際は動物が勝敗を占うことが恒例になった感があります。そこで、ラビオ君以外に今大会で報じられた動物たちをいくつか集めてみました。

ネコの「アキレス」(ロシア)

昨年のコンフェデカップで有名に

ラビオ君より前、というより昨年から話題になっていたのは、ロシアのネコ「アキレス」です。

このネコは北西部サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館にすむ雄の白ネコ「アキレス」。昨年のコンフェデレーションズカップでも4試合中3試合の結果を的中させるなど高い的中率を誇っており、予言が注目されている。
アキレスにもあまり知られていない一面がある。同博物館の職員・アンナさんによると、目が青いほとんどの白ネコと同じく、アキレスも耳が聞こえない。しかし、そのことによってかえって集中力が増すほか、他の感覚器官が鋭くなり、サポーターの大声援に面しても冷静さを保つことができるという。

アキレスは開幕戦での地元・ロシアの勝利を的中。そのまま4試合連続で結果を的中させ、大会序盤の大きな話題に。しかし5試合目で初めて“失敗”したあとは、その動向を伝えるニュースを見かけることが減りました…。

クラゲ(山形県鶴岡市)

残念ながら2戦連続ハズレ…

サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本の第2戦(日本時間25日)となるセネガル戦を前に、山形県鶴岡市立加茂水族館でクラゲが勝敗を占い、日本が勝利すると予想した。
クラゲの勝敗予想は円柱形の水槽に東南アジア原産のクラゲ「カトスティラス」を30匹入れ、日本、セネガルの国旗のついた容器2つと引き分けの容器の計3つを沈め、どれに一番早く入るかで占った。

このクラゲの勝敗予想では、コロンビア戦(日本負け予想)、セネガル戦(日本勝ち予想)と2戦連続でハズレ…。この結果を受けて、ポーランド戦の「日本負け」予想の時は「かえって験がいい」とハズレ(日本の勝ちか引き分け)への期待が膨らみました。しかし、結果はご存知のとおり…。
なお、決勝トーナメントのベルギー戦は「日本勝ち」予想だったとか。全体的に、なんとも残念な感じの予想となったようで…。

ヤギの「ザビヤカ」(ロシア)

「ベルギー優勝」を予言

開催国となるロシアでは、ヤギに優勝チームを占わせる人が現れた。”神託のヤギ”と呼ばれるザビヤカは、ロシア、フランス、アルゼンチン、ブラジル、ドイツなど強豪国の中から優勝国を予想。ベルギーが優勝すると予言した。

ベルギーは日本に勝ってベスト8に残っているだけに、今のところは予言的中の可能性を残しています。
ちなみにこのザビヤカは、開催都市のひとつであるサマーラの動物園で飼われているヤギで、同じ動物園にいるリスザル、メンドリ、キツネ、ラクダ、スカンク、パイソンを含めた7匹の動物の中から、来園者の投票により「予言者」として選ばれたとのこと。

インコの「オリビア」(栃木県那須町)

「神のクチバシ」過去の的中率は8割近く

栃木県那須町大島の那須どうぶつ王国でも22日、占いをする大型インコ、ヨウムの「オリビアちゃん」(雄、13歳)がセネガル戦の結果を占った。
日本代表の金星発進となった初戦の占い(18日)ではコロンビアの旗を選び、見事に“大ハズレ”。過去のW杯での日本戦の的中率は8割近くとされ、「神のクチバシ」と呼ばれるオリビアちゃんにとって雪辱戦となった。

オリビアちゃんの勝敗予想を振り返ると、コロンビア戦(日本負け予想)はハズレ、セネガル戦(日本勝ち予想)もハズレ、ポーランド戦(引き分け予想)もハズレ…。決勝トーナメントのベルギー戦は「日本負け」予想で、観客の「外れてほしい」の祈り虚しく、最後だけ的中となりました。

ライオン(コロンビア)

日本vsコロンビア戦を予想

コロンビアの動物園にいるライオンが日本vsコロンビア戦の勝者を予想し、ライオンはコロンビアを選んだそうです。結果はハズレとなりましたね。

「イケメン監督」に注目集まる

毎回のようにW杯では「イケメン選手」が取り上げられて注目を浴びますが、今大会では「イケメン監督」にも注目が集まりました。

セネガルのアリュー・シセ監督

シセ監督は、その端正な顔立ちや引き締まった体型から「イケメン」だとツイッターなどで注目を集めていた。42歳と今大会の最年少監督で、唯一人の黒人監督だという点でも関心が集まっている。
米紙「ワシントン・ポスト」は、こう報じている。
「セネガルのアリウ・シセは、今W杯最年少で、唯一の黒人監督。彼はセクシーの象徴でもあるのだ」
記事では、サッカー界最大のスーパースターに断りを入れ、「クリスティアーノ・ロナウドとW杯に参加した他のふさわしい若者に謝罪しておくが、今大会のセクシーの象徴第1号が登場した。それは、監督なのだ」と言及。ポルトガルのスーパースター、数々のイケメン選手を差し置き、シセ監督が今大会の“男の中の男”に選ばれた。

「心もイケメン」との声も

シセ監督の人気はとどまることを知らない。ついには、地元ロシアの記者から記者会見で「W杯のセクシーの象徴としての立場を築いていますが」と、質問を受けるまでとなった。指揮官はこの質問に「女性たちに聞いてくれよ」と笑顔で対応し、「自分がセクシーの象徴だなんて思わないよ。世界やセネガルには何百人のアリウ・シセがいるんだからね」と謙遜していたという。それでも、「愛されるのは良いことだね」とクールに語った。

こういった受け答えに対して、「シセ監督は中身もイケメン」「心もイケメン」といった声がTwitterには寄せられていました。

「#吹奏楽部のシセ先生」も盛り上がる

あまりの人気っぷりにTwitterでは「#吹奏楽部のシセ先生」といった大喜利タグも盛り上がっていたようで…。

モロッコのエルベ・ルナール監督

<PROFILE>
アフリカ・ネーションズカップを2度制した経験を持つ智将。色気漂うワイルドな風貌は、日本でも話題を呼んでいた。

<ZONE女性編集部員の一言>
「ほとばしるダンディズム。第3ボタンまで開けた白シャツの似合いっぷり! ハリソン・フォードの風格!」
おそらく、今ロシア大会で最もダンディな監督と思われるのが、北アフリカのモロッコを指揮するエルベ・ルナール監督。シワが程よく刻まれた端正な顔立ちといい、がっちりとした体格といい、ハリウッド俳優にもひけをとらないダンディっぷりが話題。
49歳のフランス人で、20年ぶりにモロッコをワールドカップ出場まで導いた立役者です。試合では白シャツをさらりと着こなしていて、日焼けした小麦肌がさらに際立ちます。

「もう見られないのか…」グループL敗退で悲しみの声

グループリーグでスペイン、ポルトガルという強豪と同居したモロッコは、2戦を終えた時点でリーグ敗退が決定。第3戦ではルナール監督のラストに悲しみの声が寄せられました。

渋い振る舞いがこの日で見納めとあって、ツイッター上ではため息が漏れている。
「モロッコの監督を決勝トーナメントで見られないのはとても残念です」
「ダンディイケメンが見られなくてショック」
「白シャツが似合ってた」
「もう見られないのか…残念」
「モロッコ敗退してるじゃん…ルナール監督…」

日本の西野監督やドイツのレーブ監督も

スペースの都合上カットしますが、日本の西野朗監督やドイツのヨアヒム・レーブ監督も「イケメン監督」して話題になっていました。

ドイツ撃破でメキシコ歓喜 喜びすぎて地震発生?

地震の原因は「大量の人々が飛び跳ねた」から?

歴史的な一撃は、文字通りメキシコを揺らした。英紙「ザ・サン」は、メキシコが16日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦、ドイツ戦で先制ゴールを挙げた時間に、首都メキシコシティで地震が観測されたと報じた。
記事では、その瞬間に世界的な地震観測機関がメキシコシティで「微震」にあたる振動を観測したことを報じた。そして、その原因は「恐らく、メキシコのゴールで大量の人々が飛び跳ねたことによるもの」という結果も報じている。
メキシコで地質学を調査・分析する『SIMMSA』は公式ツイッターで「メキシコシティで観測された地震は人為的なものだった。メキシコ代表がゴールを決めた時、(サポーターの)大量のジャンプによって起きた可能性がある」と発表。

…というふうに当初は伝えられていましたが、「AFPBB News」の記事では専門家の意見などを紹介しつつ、「大群衆の動きは地震計で検出され得るが、地震を引き起こすことはない。メキシコ市で17日に地震が起こったという証拠はない」と結論付けています。

ナイジェリアのユニフォームが大人気

「普段着でもいける」日本でも完売店続出

現在ある代表の「ユニフォーム」に話題が集まっている。それは、アフリカ代表・ナイジェリアのナイキ製ユニフォーム。販売開始と同時に飛ぶように売れており、英公共放送局BBCによると、事前販売予約の時点で、すでに300万着の注文があったとのこと。その人気は国内にも波及しており、サッカーグッズ専門店のオンラインショップを見ても軒並み完売。SNSでも「入荷しても瞬殺で売れてしまう」との書き込みが見られた

なぜここまで注目が集まった?

【ナイキ担当者】 スポーツアパレルとしては類を見ない斬新なデザインだったことで注目が集まりました。ですが、ここまで人気を大きく押し上げたのは、ナイジェリアをルーツに持つ人気アーティスト、ウィズキッドやスケプタ、Not3sらが着用していたことが理由として考えられます。

英国メディアの格付けでも1位

英紙ミラーが6月13日、W杯出場32チームの「ホーム」と「アウェイ」のユニフォーム、計64枚を一つひとつ吟味して、「かっこよさ」をもとにランキングを発表した。そこで堂々と1位に輝いたのは、ナイジェリアのホーム・ユニフォームだ。

なお、同じイギリスの「テレグラフ」のランキングでは、アウェーユニフォームが30位、ホームが38位とイマイチな評価になっています。

乾貴士のユニフォームに海外メディアが注目

「W杯出場選手で唯一の…」

日本代表MF乾貴士のユニフォームに英メディアが注目していると伝えた。
記事によると、英国のサッカー情報サイト・Squawkaが、乾のユニフォームに書かれている名前の「INUI」が独特の字体で書かれていることから、逆さまから見ても「INUI」と読め、「完璧な対称」が実現されていることに気が付いたという。

南米チリのメディアも同じことを伝えているようです。