バラエティでブレイク中! Toshl(X JAPAN)特集

2018年7月27日更新

今年に入り、バラエティ番組での活躍がめざましいX JAPANのボーカルToshl。どうやら、日本が世界に誇るロックバンドのボーカルとしての姿とのギャップに視聴者が釘付けになっているようです。今回は、テレビ番組への露出が増えるようになったきっかけや過去の洗脳騒動、YOSHIKIとの関係性などをまとめてみました。

活躍の場を広げてブレイクを果たしたToshl

『アイス総選挙2018』でプレゼンターに初挑戦

最近のToshlの大きめな話題といえば、7月8日にテレビ朝日系で放送された特番『国民1万人がガチで投票! アイス総選挙2018』でプレゼンターに挑戦したことが挙げられます。

芸能界屈指のアイス好きで、近年は“スイーツ男子”として知られるようになったToshl。日本を代表するアイスメーカー13社が一堂に会した開票会場では、なんと「We are X!」のコール&レスポンスの「X」を「アイス」に換え、「We areアイス!」と気合いを入れる張り切りよう。各社のプライドがぶつかり合う緊迫した雰囲気を伝えつつ、ライブ会場のように盛り上げていくToshlの燃えるようなプレゼンテーションに注目だ。

アイスメーカーに対して「あらためて『ありがたいな』と」

収録を終えたToshlは、大好きなアイスへの想いとアイスを作る企業への感謝の気持ちを語っています。

プレゼンターという役をいただきまして、どうしていいかわからなかったのですが、あっという間に時間が過ぎていました(笑)。僕はアイスが大好きなので、このような番組に携わることができて本当にうれしかったです。
僕ら世代は“ホームランバー”にはお世話になりましたね。僕も野球少年だったのですが、部活の後に買って食べるのが好きでした。こういった僕たちが幼少時から親しんできたアイスが数十年の時を経た今でも食べられるというのは、作り手の企業のみなさん想像を絶する汗と涙の賜物だと思います。今日あらためて「ありがたいな」と感じました。

別番組でも“スイーツ愛”を披露

1月29日放送の『ペコジャニ∞!』(TBS系)に出演した際にも“スイーツ愛”あふれるエピソードが明かされています。

7日間のレコーディングでスイーツの差し入れは40件、総額20万円にまでなるというエピソードや、差し入れられたスイーツの箱を見るだけでどの店かを当てる特技も披露。
中でも、ぷるぷる食感のスイーツに目がないToshI。特にくず餅が好きで、ツアー前にくず餅を気持ち悪くなるまで食べすぎた結果、事務所からはくず餅禁止令を出されたとか。
すると、仕事中突如行方不明に。スタッフが探しに行ったところ、デパ地下のくず餅売り場に立ちすくみ、じっとくず餅を見つめるToshIの姿があったという……。

バラエティ進出のきっかけもスイーツ絡み

初の冠番組『ToshlスウィーツKURENAI!』

バラエティ進出のきっかけは、2015年6月にスタートした動画アプリの番組『ToshlのスウィーツKURENAI』だった。Toshlが視聴者の悩みに答えながら、X JAPANの名曲『紅』にのせてスイーツを紹介するという異色の番組だ。
番組でスイーツ名をシャウトしたり、悩み相談に答えたりする様子がウケた。Toshlの意外な一面が業界内で話題を呼び、地上波テレビ番組から、とくにバラエティのオファーが増えていったという。

この番組をきっかけに、バラエティ番組に対する心境に変化があったことをToshl自身が振り返っています。

当時の僕は“洗脳”の闇から抜け出したばかりで、まだ塞ぎ込んでいた。話をいただいた時は、自分が笑い者になるような気もしたし、何より僕自身バラエティを見下していた部分があって乗り気ではなかったんです。
でも、スタッフひとりひとりの力で、自分は再びここに立たせてもらっているのだと感じた時、恥ずかしい気持ちになったんです。みんながいい番組を作ろうと黙々と仕事されている中、自分だけ不機嫌って何様なの? 大人げないなと

“洗脳”に苦しめられた12年間

1998年、Toshlは当時の妻に連れられて入った自己啓発セミナー団体「ホームオブハート」で洗脳を受けている。施設から逃げ出す2010年までの12年間にわたり、全財産を搾取された。
その間、Toshlはホームオブハート主宰者のMASAYAと組んで音楽活動を展開。2008年にはX JAPANの再結成ライブも行なっているが、そういった活動で得た収入や印税なども含め、全てを組織に吸い上げられた。
被害総額はおよそ15億円にも上るのだとか。施設から着の身着のままで逃げ出したというToshlは、小銭1枚持たない完全な無一文だったと、壮絶な過去を告白した。

2014年には洗脳を語った本を発売

14年になると洗脳について述べた著書『洗脳 地獄の12年からの生還』(講談社)を発売した。著書にはToshlの元妻である守谷香とMASAYA氏が結託し、Toshlがミュージシャンとして稼いだ売り上げをすべて搾取したこと、反発すると「化け物アゴ男」「宇宙的犯罪者」とののしられ、殴る蹴るの暴行を受けていたことなどが明らかにされている。

洗脳騒動を語る理由とは?

メディアでたびたび洗脳騒動について語っている理由には、過去への謝罪と洗脳の恐怖を伝え続けていく使命感があるようです。

彼は2014年に番組のインタビューで、団体の広告塔として多くの被害者を出してしまったことを「命令されてやっていたとはいえ 僕は実行犯ですから」「人生を取り戻せないほどの被害に遭わせてしまい、本当に申し訳ないという言葉だけですね」と詫びており、バラエティに出演した理由を「自分と同じような被害に遭われる方がいないように…謝罪の意味も込めて真実を伝えられたら」と話した。
その後もいろいろなメディアで「洗脳騒動」に触れており、今回の『金スマ』でも「またトラブルに巻き込まれないか」との不安がつきまとうことを率直に明かしている。「洗脳」の怖さを伝え続けるのが自分の役割だと考えているかのようだ。

ドッキリも増えたきっかけは『めちゃイケ』

2016年3月に放送された『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)では企画「リアクションが全く想像できない芸能人にどっきりを!」のターゲットとして出演。これが地上波バラエティ番組からのオファーが増える契機になったようです。

打ち合わせ時に大好きなケーキが出てきて、食べようと思ったらそのケーキが爆発したんです。クリームが僕の顔に飛び散って、つい周囲に“すいません”って反射的に謝ってしまって……(笑)。その反応がウケたのか、以後、ドッキリも増えました

ネットからは「可愛い」などの反応

Toshlのリアクションに対して、Twitterでは「優しい」「可愛い」「女子力が高い」などの反応がありました。

最終回では洗脳や“バケモノアゴ男”をネタにする一幕も

かつての人気企画である「クイズ濱口おさる」に出演したToshl。『アンナチュラル』(TBS系)のパロディで、遺体役として部屋に運ばれたToshlに対し、よゐこ・濱口優とおさるがどのように行動するかを当てるクイズ企画だ。
その中で、遺体として台の上で沈黙するToshlに、極楽とんぼ・加藤浩次が「Toshlさんの洗脳が解かれる!」と洗脳騒動をネタにする。
加藤の発言を皮切りに、MCのナインティナイン・矢部浩之も「洗脳が解けてるから出てきてるの」と、ツッコミを入れながらも洗脳をネタにする。
さらに、岡村隆史に至っては「バケモノアゴ男」とギリギリの発言も繰り出したが、Toshlは笑いを浮かべながら遺体役を演じ続けた。

「今は自分を出し惜しみせずに精一杯やっていきたい」

バラエティ番組へ進出に対して冷ややかな視線が向けられることに対しては…

「そういう声があるのは理解しています。僕は、もともと幼少時から人前で歌うのが好き、人に笑ってもらうのも好き、スイーツも好き、中学時代はアナウンサーにもなりたかった、ラジオのパーソナリティもやってみたかった、ロックスターにも憧れた。
でも、ロックというのもやりたかった一つの枠にすぎない。その枠さえもどんどんぶっ壊して、本当に自分がやってみたかったことを自由に思いっきりやってみたい。その結果、また求めてくださる方、喜んでくださる方、応援してくださる方がいて、今の僕は成り立っている。何に対しても、やると決めたら情熱を持って真剣に思いっきり楽しみながら取り組んでいれば、少しでも僕のことを気にかけてくださるファンの方には、感じて頂けるものがあると思う。
だから、今は自分を出し惜しみせずに、子供の頃から夢見てきたことを精一杯やっていきたいんです。そして人生は必ずやり直せるということを実践してみたい。
今は、初めての青春が来たと思っています。50歳過ぎてるんですけどね(笑)。遅春(おそしゅん)来たって」

音楽活動では「Toshl」と「龍玄とし」の名義で活動中

4月30日、そのToshlが「龍玄とし」名義でツイッターを開始、一夜にして2万を超えるフォロワーを集めた。
「名義となっている“龍玄とし”とは、Toshlがサウンドプロデューサーを務めたスマホ向けゲームに自身がキャラクターとして登場した際の「ゲーム内ネーム」だったのですが、本人が気に入ったのか、自身の活動時に名義として使い始めたものです。主に、ゲームやプロデュース関連の際に使用しているようです」(エンタメ誌ライター)
洗脳騒動などを乗り越え、そのイメージを変えるために改名を考えていて、有名な占い師にも相談に行っていたとか。そして、この龍玄としが気に入り、その占い師にお伺いを立てたところ『非常にいい』という反応だったため、使用に至っているという経緯があります。

スマホゲームの音楽アルバムを「龍玄とし」としてサウンドプロデュース

大人気アプリゲーム・ドラマチックファンタジーRPG『オーディナル ストラータ』、通称“オデスト”から初のキャラクターソングアルバム『オデスト キャラソン1』が8月15日(水)に発売されることが決定した。全曲の作詞・作曲・編曲、サウンドプロデューサーに“龍玄とし【Toshl (X JAPAN)】”を迎え、華麗なるクラシックの楽曲を“魂のロック”として見事に蘇らせた。美しくも激しい音律に乗せた歌声は、時空を超え奇跡のサウンドクリエーションとして響き渡る。

ちなみに、このゲームのテーマ曲『CRYSTAL MEMORIES』や関連楽曲の『時の海へ』は「Toshl」名義で制作しています。

AK-69と「Toshl」としてコラボ楽曲を発表

新曲3曲のうち、1曲のコラボレーションにToshl(X JAPAN)が参加することがこの度明らかになった。全世界からのリスペクトをうける最高峰のロック・ボーカリストとHIPHOPキングという最強のコラボレーションの登場となる。
HIPHOPを“日本のお茶の間"へ届けるべく、“見えない垣根"を無くしたい、と常に考えているAK-69。そんな音楽のジャンルを超えるコラボレーションをルーティンで探っているAK-69が、無理を承知でアプローチをしたひとりがToshl (X JAPAN)である。そんな中、そのToshl より『多くのコラボレーション依頼のある中で、日本を代表するHIPHOPアーティストAK-69さんとは是非チャレンジさせて頂きたい』というポジティヴな返事が到着し、遂に奇跡のコラボレーションがここに実現することになった。

コラボ楽曲『BRAVE feat.Toshl(X JAPAN)』のYouTube動画が話題

この衝撃のコラボレーション楽曲を制作するスタジオ内に潜入したトレイラー映像が先日アップされおおきな話題を呼んでいるが、楽曲配信と同タイミングで、その続編となるドキュメント映像もアップされた。映像内ではクリエイティヴな世界を生きる“アーティストの生き様"が垣間見えるスリリングな会話が繰り広げられ、ファンならずとも非常に興味深い内容となっている。

9月には「Toshl」として和田アキ子のトリビュート・アルバムに参加

和田アキ子のデビュー50周年を記念して9月に発売されるトリビュート・アルバム『アッコがおまかせ ~和田アキ子50周年記念トリビュート・アルバム~』に「Toshl」として、楽曲『幸せのちから』での参加が予定されています。

ToshlとYOSHIKIの関係性

YOSHIKIとは幼稚園からの幼なじみ

メンバーの中でも、YOSHIKIとToshlとの結びつきはとりわけ深い。2人は幼稚園の頃からの幼なじみで、小学校から高校まで同じ学校に通った。
ToshI「幼稚園からずっと一緒で、小学生のときに音楽を始めました。中高時代はコピーバンドをしていましたが、曲のピッチを上げ、速さを倍にして、勝手にアレンジしたり、メドレーを作っていたりしていましたね。YOSHIKIの才能もあり、普通の中高生がやらないような奇抜なことをすでにやっていたんです」
中山「Xを結成したのはいつ?」
ToshI「高2でオリジナル曲を作り始めて、バンド名をXにしました。実は高3のとき、YOSHIKIは音楽大学の推薦入学が決まっていたんです。彼にはクラシックピアノで音楽を極める道が用意されていた。でも、僕は東京に出て、勝負してみたいなと思っていた。どうやら僕が彼を説得したらしいのですが、僕はあまり覚えていないんです。YOSHIKIは『ToshIが言ったんじゃーん!』っていうんですけどね(笑)」

YOSHIKIがアップした写真から“Toshl排除説”が浮上?

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幼稚園の頃からの幼なじみであり、洗脳騒動での決別を乗り越えて取り戻した二人の絆に再びヒビが入っているのではないかと、最近ささやかれています。

新曲「Red Swan」を発表したX JAPANが“危機的状況”に陥っている。YOSHIKIがボーカルで幼なじみのToshIをグループから排除しようとしているというのだ。
“決裂”が噂されるようになったのは、7月13日にYOSHIKIのインスタグラムで公開された1枚の写真がきっかけ。YOSHIKIのコメントが〈今、某所で #レコーディング 中。X〉となっていることから、X JAPANの新曲のレコーディングだと思われる。YOSHIKIを中心にメンバーのPATA、HEATH、SUGIZOが並ぶ。だが、肝心のToshIの姿はない。
「新曲はX JAPAN名義ではなく『X JAPAN feat. HYDE』になっています。HYDEはL’Arc~en~Cielのボーカル。HYDEが歌うのであればToshIは必要ない。そのためYOSHIKIがToshIを排除しようとしているのではないかとささやかれているんです」(スポーツ紙芸能記者)

「X JAPAN feat. HYDE」にネットもざわつく

この「X JAPAN feat. HYDE」名義に、ネット上のファンもざわつきました。

最終的には「YOSHIKI feat. HYDE」に決定

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この騒ぎを受けてか、20日にはアーティスト名義を「YOSHIKI feat. HYDE」に変更することが発表され、YOSHIKIは次のようにコメントしています。

「YOSHIKI CHANNEL」にて20日、 TVアニメ「進撃の巨人」オープニングテーマ 『Red Swan』 が、 正式なアーティスト名 「YOSHIKI feat. HYDE」で、 リリースされることが正式発表された。
「今回の件で変な事をネットに書くようなところは、 自分についている国際弁護団で訴える準備をしているよ(大笑)」などと冗談を交え、 最後には、 「X JAPANのメンバーやHYDE、 今回話をくださった製作委員会には心から感謝しています。 」と語った。

ToshlとYOSHIKIの間に“深刻な問題”が?

上記の発表をした配信番組内のコメントによって“Toshl排除説”を払しょくしたYOSHIKIですが、二人の間には“深刻な問題”が横たわっているようです。

「彼らは、他のバンドとは契約形態が違うんです。2007年の再結成後、メンバー個々がYOSHIKIが統括する音楽出版社と契約する“契約方式”に変更されました。そんな中、Toshlは昨年、契約が切れた後、契約を更新していません。ギャランティーの未払いなどがあったためといわれています。現在はX JAPANとして活動する際には、コンサートや曲ごとに契約する“都度契約”になっていると見られています」
「6月23日、24日と日本のロックバンドを集めた『LUNATIC FEST.2018』という音楽フェスが開かれたのですが、そこにYOSHIKIだけが単独出演しました。X JAPANが出ると聞いていたので関係者は戸惑っていました。出るつもりだったToshlは、自宅でこのフェスの生中継を寂しそうに見ていたと聞きました」(前出・音楽関係者)

X JAPANのこれまでの軌跡

最後に、X JAPANのこれまでの活動についても軽くおさらいしておきましょう。

インディーズ時代から最近までの活動

X JAPANは、V系(ヴィジュアル系)の始祖として有名だが、デビュー前は、もっとも熱かった80年代後半期の関東インディーズメタル・シーンで揉まれ、這い上がってきたバンドだ。
デビュー2年目には武道館、3年目には東京ドームを成功させた。1992年、海外進出を目指すなかでX JAPANに改名。チケットはプラチナ化し、その圧倒的なパフォーマンスで現役ながら伝説のバンドといわれた。
だが、1997年にToshlが洗脳騒動で脱退すると、「代わりのボーカルがいない」という理由で人気絶頂の最中に解散。翌1998年にはメンバーのhide(享年33)が急逝するなど衝撃が続いた。

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2007年にX JAPANの再結成が発表されるとファンは歓喜に震えた。世界進出を果たし、2014年には米マディソン・スクエア・ガーデンやカーネギーホールでの公演を成功させた。

この間にも、2008年に東京ドームで行われた復活ライブにサポートギタリストとして参加したSUGIZO(LUNA SEA)が、その翌年に正式加入。10年に行われたライブでは、元メンバーのベーシスト・TAIJIがスペシャルゲストとして参加し、18年ぶりの共演が実現した矢先の翌年7月に急逝…といった話題もありました。

2017年公開の映画『WE ARE X』が全米で立て続けに快挙

日本でも、現在大ヒットロングランを記録しているX JAPANのドキュメンタリー映画「WE ARE X」が、一足先に全米で発売が開始され、アカデミー賞を総なめにした、あの「LA LA LAND」や、ディズニーの超大作「モアナと伝説の海」を凌ぎ、配信・ダウンロードで米iTunes「Editors’ Choice」に選出され、更にDVD・Blu-Rayでも米Amazon 「Indie of the Week」に抜擢される快挙となっている。
各国映画祭での受賞や、オリジナルサウンドトラックのUKロックチャートナンバー1など、前代未聞の快挙を打ち立て続けている本作。今回の選出で、あらためて各所からの反響の大きさが証明される形となった。

欧州でも数々の賞や音楽チャートに入り込むなどの反響がありました。

2017年に英国・ロンドンのSSEアリーナ・ウェンブリー(ウェンブリーアリーナ)で開催された最も優れた公演に与えられる賞「2017年度SSEアリーナ・ライブアワード」で1位に輝き、映画「WE ARE X」のサウンド・トラックも、UKロックアルバムチャートで1位を獲得しているなど、日本国内のみならず今や世界をも圧倒するロックバンドX JAPAN。

今年4月、世界最大級の音楽フェス「Coachella 2018」に出演

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米カリフォルニア州インディオで4月13日~15日、20日~22日に開催された世界最大級の音楽フェス『コーチェラ・フェスティバル』に出演したX JAPAN。海外メディアからは「日本から来たロックレジェンド」「X JAPANのステージは“epic”(雄大な、偉大な)という形容詞があう」といったコメントが見受けられ、高く評価されている。
アメリカ最大級にして、今や世界屈指の音楽フェスとして認知される『コーチェラ・フェスティバル』は、出演枠獲得だけでも至難の業であり、まさにここは世界のトップアーティストへの登竜門と言われている。

語り継がれるX JAPANの伝説

オリジナルアルバムをなかなか出さない伝説

X JAPANといえば、なかなかアルバムを出さないことで有名だ。前作のオリジナル・アルバム『DAHLIA』(1996年)発売から、すでに20年以上経っている。これまで何度も「出します」とアナウンスがありつつも結局は出ず、一部では“出す出す詐欺”と称されている。

再結成ライブ開始時間が遅れて演奏時間が40分だけ伝説

2008年に再結成ライブを行ったX JAPAN。このライブは機材の関係で、開始時間が大幅に遅れたことがファンの間で知られている。
「開始時間が3時間押して、演奏時間が40分だけ」とも言われているが、実際は開始時間が2時間半の遅れで、ライブそのものは2時間だったそうだ。では、なぜ遅れたのか。実はこのライブで、メンバーの強い思いから亡くなったHIDEさんの3D映像を映し出すことになっており、最新の機材を米国から取り寄せたため調整に時間が掛かったという。

YOSHIKIがライブ中に壊したドラムセットの数伝説

マツコが「ドラムセットはどれくらい壊したのか?」聞いたところ「100個くらいは壊した」と答え、さらに「炎上しそうだけど」と前置きしてドラムメーカーが「壊してくれ」と提供してくれることも明かした。

YOSHIKIがお正月特番でお菓子食べ過ぎ伝説

今年の元旦に放送された「芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ! 2018お正月スペシャル」(テレビ朝日系)に、GACKTとコンビを組んで出演したX JAPANのYOSHIKI。初出演のこの番組の控室で、YOSHIKIが頻繁に口にしていた「あのお菓子はなんだ」と番組を観た視聴者がざわついた。この菓子が、東京・銀座に本店を構える「銀座あけぼの」の「チーズおかき」であることが明らかになるや、売れ切れ続出となるほど人気を呼んだことは記憶に新しい。

このほかにも、YOSHIKIには数々の伝説が語られています。

「初の東京ドーム公演前日のリハーサルで、カレーが辛いと言って帰ってしまった事件」や「写真撮影の前に、シャワーが熱いと言って帰ってしまった事件」「金沢から東京までタクシーで帰った事件」「ホテルが暑いから氷を敷き詰めた事件」など