呉智英のニュース

上野千鶴子氏の「平等に貧しく」発言に呉智英氏の見解

NEWSポストセブン / 2017年02月27日07時00分

論調の多くは批判的だが、評論家の呉智英氏が、独自の見解を解説する。 * * * 2月11日付東京新聞・中日新聞の連載企画「この国のかたち2017」で、社会学者の上野千鶴子が発言している。タイトルは「平等に貧しくなろう」だ。 これが批判を呼んでいる。お前が率先して貧しくなれ、というわけだ。だが、これとは違う意味で上野の発言は気になる。 上野の発言は、日本の人 [全文を読む]

ゴー宣評価の呉智英氏 小林よしのり氏『卑怯者の島』を語る

NEWSポストセブン / 2015年08月06日16時00分

京都国際漫画ミュージアムで開催中の「マンガと戦争展」のイベントとして企画された小林氏と評論家・呉智英氏の特別対談。漫画家・小林よしのりに早くから注目し、「ゴーマニズム宣言」を初期から評価していた呉智英氏だが、意外にも小林氏に会うのは「記憶する限り17~18年ぶり」だという。 呉氏は対談で、小林氏の漫画家としての歩みを振り返りながら、新作『卑怯者の島』につい [全文を読む]

「韓国慰安婦証言」スクープ!私はこう思う!(4)“ペテン師が歴史を作った”-評論家・呉智英

アサ芸プラス / 2013年11月07日09時58分

一般の女性を拉致して慰安婦にしたことは、朝鮮人に関して「ない」と言われていました。なのにペテン師というか、虚言癖のある吉田氏が、ありもしない話を本にして、それ以来、強制的に拉致されたと言われるようになったのです。 従軍慰安婦を“性奴隷”と最初に表現したのは、作家の吉田清治氏。77年、『朝鮮人慰安婦と日本人』(新人物往来社)という著書で、戦時中に日本軍人が朝 [全文を読む]

呉智英 ネットの悪ふざけ投稿は「文明的な問題」と指摘

NEWSポストセブン / 2013年10月28日07時00分

評論家の呉智英さんはこう指摘する。 「若者の悪ふざけなんて昔からあった。戦前の旧制高校では、わざとバンカラで街を練り歩いたり、悪ふざけにしても身内だけのコミュニティーでのものにすぎなかった。それがインターネットの普及によって、局地的な自分たちだけの悪ふざけだったものが全国的に広がってしまうんです。 そこで、おれもマネしてみようと思う者が出てきてしまった。 [全文を読む]

呉智英氏 吉本隆明の「大衆の原像」の理解に一週間かかった

NEWSポストセブン / 2012年04月01日16時00分

評論家の呉智英氏(65)が「吉本隆明」について振り返る。 * * * 戦後の思想家でベスト3とかベスト5を選べと言われたら、客観評価として私は吉本隆明を入れるだろう。 全共闘世代の学生、左翼思想傾向の知識人に、確かに大きな影響力があったからである。だが、私は吉本に影響を受けていない。むしろ懐疑的であった。 先日の死去に際し、多くの論者が、大衆の視点という言 [全文を読む]

橋爪功の長男逮捕に呉智英氏「成人した子は明確に別人格」

NEWSポストセブン / 2017年06月08日07時00分

2世タレントが罪を犯すと、親が自粛するのが当たり前のようになっているが、評論家の呉智英さんはこう話す。 「日本は欧米に比べ、昔から家族主義的な文化風土が強い。武士の時代から続く“誰かが罪を犯したら一族郎党で責任をとる”という感覚です。 だから、成人していても子供の不祥事によって親の評判は落ちがちで、特にイメージ商売の芸能人にとっては、共演者やテレビ局、ス [全文を読む]

危険なエスカレーター歩行 先駆的提唱者は本多勝一氏だった

NEWSポストセブン / 2017年05月29日16時00分

評論家の呉智英氏が、多数派となった片側あけと歩行の危険性について、検証を訴える。 * * * 産経新聞5月17日付の「談話室」(投書欄)に載った大阪在住の79歳の元会社員の投書に共感した。政治だの経済だのといった大きなテーマを“庶民の視点”で語る投書にろくなものはないのだが、この投書者の“小さな”体験と提言は重要である。 投書者は「地下鉄の駅に降りる長いエ [全文を読む]

【書評】鋭い観察眼で中野翠が見たあの著名人の60年代

NEWSポストセブン / 2017年05月25日16時00分

彼はのちに呉智英というペンネームで評論家となる。 新崎青年は同じ頃早稲田で民青の活動家だった宮崎学の回想記『突破者』にも登場する。その回想記中の、「当時は髪も流行の長髪、なかなか堂々たる美男子だった」という一節に、中野氏は、「異議あり!」と言う。「長髪だったのは確かだけれど、『流行の』という感じではなかったし、美男子というには太り過ぎていた」。 のちに朝日 [全文を読む]

フランス革命の三目標 本当は「自由」「平等」「義兄弟」

NEWSポストセブン / 2017年05月15日16時00分

右翼が革命歌をなぜ好んで歌うのか、評論家の呉智英氏が、フランス革命が掲げた三目標の本当の意味とともに解説する。 * * * フランス大統領選挙は、中道左派のマクロン候補が右翼のルペン候補を破って勝利した。フランスは一応の政治的安定を見せた。 ところで、今回の選挙を前にした我が国の報道を見ると、ルペンへの警戒心とともに一種のとまどいが感じられた。 朝日新聞は [全文を読む]

「保守派」とオカルトや偽史との奇妙な親和的関係

NEWSポストセブン / 2017年04月24日16時00分

近頃、保守派の論客と紹介されることがある評論家の呉智英氏だが、実は保守派と呼ばれるのを好まない。それというのも、オカルトや偽史に対して、保守派の人たちが親和的でありすぎるからだという。江戸時代からみられる具体的な実例をあげながら、保守とオカルトとの奇妙な親しさについて、呉氏が解説する。 * * * 最近「保守」がトレンディらしい。私も筆者紹介などで保守派の [全文を読む]

呉智英氏 韓国を「南朝鮮」と呼ぶ人に反応

NEWSポストセブン / 2017年04月10日16時00分

北朝鮮と韓国をどう呼ぶのかの移り変わりについて、評論家の呉智英氏が考察する。 * * * 先日東京の新橋駅を降りると、右翼が街頭演説をやっていた。内容は例の調子だったが、一つだけ、おっ、面白い、と思った。まだ勢いがあった頃の日本共産党が使っていた言葉が使われていたのだ。右翼活動家はしきりに、南朝鮮、南朝鮮、と言っている。 共産党は二十世紀末まで「韓国」とい [全文を読む]

朝日新聞が紙面に「酋長」使用 呉智英氏は評価

NEWSポストセブン / 2017年03月13日16時00分

この言葉は多くのメディアから使われなくなったが、その歴史を振り返るとともに、最近の新たな潮流を評論家の呉智英氏が解説する。 * * * 朝日新聞に新しい潮流が見られる(ような気がする)。3月2日夕刊の「続・南の国境をたどって」を読んで、そう感じた。与那国島の伝説の女傑の話である。 「むかし、与那国島に女性の『酋長』がいた。言い伝えによると、名をサンアイ・イ [全文を読む]

「林彪」の読み方は「リンピャオ」か「リンビャオ」か

NEWSポストセブン / 2017年02月13日16時00分

原則に忠実であろうとするあまり、読者を混乱させる奇妙な表記があふれるバカらしさについて、評論家の呉智英氏が解説する。 * * * この一月、朝日新聞に「林彪(りんぴょう)事件をたどってII」という全十回の特集記事が連載された。支那文化大革命期の1971年9月、有力者の林彪がソ連亡命を企てたが搭乗機が墜落し、林彪は死んだ。謎に包まれた事件を追った連載で、なか [全文を読む]

『安倍でもわかる政治思想入門』著者が語る、病んだ日本に必要な本当の「保守」とは?

週プレNEWS / 2017年02月02日06時00分

ニーチェの代表作『アンチ・クリスト』を現代語訳にした『キリスト教は邪教です!』『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』『ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒』『ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒』(以上、講談社+α新書)『日本をダメにしたB層の研究』(講談社+α文庫)『日本を救うC層の研究』(講談社)『死ぬ前に後悔しない読書術』(KKベストセラ [全文を読む]

100年前のロシヤ革命、革命と反革命どちらなのか論じるべき

NEWSポストセブン / 2017年01月30日16時00分

評論家の呉智英氏が、ロシヤ革命(ロシア革命)について、これから様々に現れるであろう論考について、解説する。 * * * 今年はロシヤ革命百年に当たる。これから秋にかけてマスコミに愚論が次々に現れるだろう。私はこの連載で逐一これを叩かなければならない。ああ、考えただけで嬉……じゃなかった、面倒くさい。 その序論として、マスコミは1917年にロシヤで起きた政変 [全文を読む]

移民拡大論に植民地主義反対派の左翼が同調する不思議

NEWSポストセブン / 2017年01月16日16時00分

40年前の新聞に掲載されていたコラムから、評論家の呉智英氏が、日本の人口問題解決として現在、有力になっている移民拡大論について問題点を指摘する。 * * * スクラップ帖に、ちょうど40年前、1977年1月の興味深い記事を見つけた。朝日新聞経済欄に今も続く「経済気象台」というコラムだ。経済学者、財界人、ジャーナリストの匿名リレー連載である。この回は「復平」 [全文を読む]

なぜ日本で「支那」が憚られるも海外で「China」がOKか

NEWSポストセブン / 2016年12月21日16時00分

評論家の呉智英氏が、なぜ日本では「中国」と呼ぶことが強制されるようになったのかについて解説する。 * * * 沖縄における機動隊員の「土人」「支那人」発言がジャーナリズムの一部で今も批判の的となっている。しかし、よく観察してみると「土人」批判が中心となり「支那人」批判は勢いを減じている。「支那人」批判が論理的に成り立たないと気づきだしたのだろう。「東シナ海 [全文を読む]

「差別認定」という善意の政治は差別の総量を少しも減じない

NEWSポストセブン / 2016年12月05日16時00分

そもそも「土人」という言葉は差別語なのかについて論じた評論家の呉智英氏が、差別を認めることが果たして差別を減じることにつながっているのかについて論じる。 * * * 沖縄で機動隊員が口走った「土人」「支那人」問題は予想以上に根が深い。ここで根が深いというのは、日本人の差別意識には根深いものがあるという意味ではない。日本人の差別意識については別途考察するとし [全文を読む]

無期刑と死刑の距離を埋める「流刑」 島周囲に機雷敷設提案

NEWSポストセブン / 2016年11月22日07時00分

彼らに評論家の呉智英氏が新たな提言をする。 * * * この10月7日、日本弁護士連合会(日弁連)は人権擁護大会で2020年までに死刑廃止を目指すとする宣言を採択した。この宣言案に対し、犯罪被害者の会の顧問弁護士らから強い反対意見が出て大会は紛糾したが、賛成多数で宣言は採択された。 私は死刑問題について30年近い前から発言しているのだが、弁護士など法律実務 [全文を読む]

差別されている側が差別者に謝罪する例は日本以外になし

NEWSポストセブン / 2016年11月21日16時00分

評論家の呉智英氏が、「支那」という言葉はそもそもどういう意味を持つのか、そこに差別はあるのかについて解説する。 * * * 米大統領選挙でトランプが勝利した。大方の予想を裏切る形になったが、トランプ勝利を予測していた人もごく少数いる。その一人が国際政治学者、藤井厳喜である。この9月に出た『最強兵器としての地政学』で「トランプ候補が当選する」と明言している。 [全文を読む]

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