高橋正嘉のニュース

<現場を分からないプロデューサーたち>テレビ業界の人材不足が抱える粗製濫造プロデューサー問題

メディアゴン / 2015年04月16日07時43分

高橋正嘉[TBS「時事放談」プロデューサー]* * *4月になると新入社員が入って来る。すると良いテレビマンになるためには? ということを良く聞かれるようになる。そう聞かれて考えてもみれば、これといった早道は無いような気がする。よく言われるのはテレビ局と番組制作プロダクションでは育て方が違うということである。昔風にいえば、テレビ局は士官教育をやり、プロダク [全文を読む]

<「本来自分にあるはずだと思う才能」って何?>有能なテレビ番組ディレクターにはどうやってなるのか

メディアゴン / 2015年03月18日02時55分

高橋正嘉[TBS「時事放談」プロデューサー]* * *テレビ業界を目指してやってきた若者が、何の悩みもないまま有能なディレクターの育っていく、というようなことはまずない。一度は辞めようかと悩むものだ。辞めるというのは、会社を辞めてどこかに移るか、フリーになって個人でやろうか、などという選択肢も含まれる。だからといって悩んだ人がこの業界から足を洗ってしまう、 [全文を読む]

<どこまでがテレビが扱えるテーマなのか>テレビは終末期ケアの現場を取材できるのか?

メディアゴン / 2015年02月02日01時13分

高橋正嘉[TBS「時事放談」プロデューサー]* * *テレビ番組を作る時には、真摯にテーマを取り上げなければならない場合がある。それが人の生き死にかかわるような難しいテーマだと、笑いに落とし込んだり、深入りせずに逃げたりすることも出来なくなる。課題を指摘し、行政や責任者に何とかしろ!といえる時などはまだ良い。逆に「こうしたらうまく行きますよ」と役に立つ情報 [全文を読む]

<ネットカフェ難民たちの先輩>なぜ、そのマッサージ師は囲碁センターに住み着いていたのか?

メディアゴン / 2015年01月30日02時20分

高橋正嘉[TBS「時事放談」プロデューサー]* * *ノンフィクションの番組はネタが命といってもよい。どういうネタを探すかでその番組の「良し悪し」が決まる。その良し悪しには「意外さ」という要素がある。だが、これが結構、難しい。面白そうなネタを求めて探してしまうからだ。しかし、想像して探したもの(=考えた筋立て)には、やはり限界がある。もちろん、これでは「意 [全文を読む]

<テレビ業界を去ってゆく人たち>テレビ業界が若年層が多く高年齢層が少ないピラミッド構造を形成している理由

メディアゴン / 2015年01月17日00時32分

高橋正嘉[TBS「時事放談」プロデューサー]* * *かつて、大阪からやってきたテレビマン志望のある若者から、 「僕、性格が暗いのです。だから大阪にいることがつらくなって東京へ出てきたのです。ギャグでも言わなければいじめられそうな雰囲気には付いていけないのです。東京へ出てきて楽になりました」という話を聞いたことがある。彼はしばらくテレビの仕事をしていたが、 [全文を読む]

テレビ番組制作者は「速い展開」と「ネタ数を増やす」ことを混同してはならない

メディアゴン / 2014年12月04日20時17分

高橋正嘉[TBS「時事放談」プロデューサー]* * *最近のテレビ番組は速い展開を好むようだ。それはドラマもバラエティーもドキュメンタリーも同じだろう。確かに一話に詰め込む情報量は増えたように思う。しかし、「速い展開」ということと「ネタの数を多くする」ということは別だ。最近、「速い展開」と「ネタ数を増やすこと」が混同されているようにも思う。つまり、ただネタ [全文を読む]

<辞めた理由は「テレビがつまらなくなったから」>有能なディレクターは「不必要なモノにかける努力」に徒労した

メディアゴン / 2014年11月18日18時02分

高橋正嘉[TBS「時事放談」プロデューサー]* * *情報を上手に生かしている番組は珍しい。そのネタに対して知識のない人に、「これ知ってますか?」と教えるような情報の出し方しか知らなければ、おのずと番組の作り方は限定されてしまう。知識のある人にとって見れば既に知っていることだから、「なんと陳腐な番組か?」と思われてしまうこともあるだろう。「多いか少ないか」 [全文を読む]

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