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戦中は体制迎合的な言説を繰り返し、新憲法制定時には反動的な「松本案」を起草した宮沢俊義・東京大学教授。だがひとたび日本国憲法が制定されると、「八月革命論」という謎の理論で憲法解釈の主流派を形成していく——終戦時の国会議事堂とその周辺 - 写真=時事通信フォト

日本国憲法がアメリカ人によって起草されたことは歴史上の事実だ。しかし日本の憲法学者たちは「敗戦によって天皇制の神権主義から国民主権主義への転換という『革命』が起こった。それが日本国憲法の成立の法理だ」と主張する。東京外大の篠田英朗教授は「こんな荒唐無稽な解釈が受け入れられるのは日本だけだ」と指摘する——。 ※本稿は篠田英朗『憲法学の病』新潮新書の一部を編集部で抜粋・再編集したものです。 ■「八月革命論」というアクロバット 日本の憲法学のガラパゴス的な性格を決定づけたのは、 [全文を読む]

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