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進化したJR四国の振子特急、2700系「南風」の実力 出力も設備もランクアップした最新の気動車

吉野川沿いに高知をめざす「南風」。四国山地の隘路も振子にものを言わせて時速80km以上の駿足(三繩ー祖谷口) (写真:久保田敦 )

鉄道ジャーナル社の協力を得て、『鉄道ジャーナル』2024年11月号「2700系『南風』が象徴するJR四国の矜持」を再構成した記事を掲載します。 雰囲気を残しながら座席も設備も現代流に進化 今回の四国訪問のスタートは岡山7時08分発、2700系気動車特急「南風1号」に乗車した。 【風景の中の2700系】児島よりJR四国のエリアに入り鷲羽山の下を抜けると雄大な瀬戸大橋。「阿波の青石」と呼ばれる変成岩が荒々しく露出する様子を見て渡る第二吉野川橋梁 四国の特急列車といえば険しい線形をものともしない振子車両が思い浮かぶ。その看板車両だった2000系を置き換えたのが2700系だ。2019年1月に最初の車両… [全文を読む]

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