【ダカールラリー2022ステージ9】ホンダのホセ・イグナシオ・コルネホ選手が今大会2度目の優勝
バイクのニュース / 2022年1月13日 20時0分
ダカールラリー2022のステージ9は、Monster Energy Honda Teamのホセ・イグナシオ・コルネホ選手が今大会2度目の優勝を飾りました。
■猛プッシュで勢いにのるホンダ勢!
ステージ9は、Monster Energy Honda Teamのホセ・イグナシオ・コルネホ選手が今大会2度目の優勝を飾りました。2位は、Red Bull KTM Factory Teamケビン・ベナビデス選手、3位には、リッキー・ブラベック選手が入っています。
Monster Energy Honda Teamのホセ・イグナシオ・コルネホ選手が今大会2度目の優勝
ステージ9は、アラビア半島のエンプティクオーターを通る全長491kmのコースで、ワディ・アド・ダワシルの周辺に287kmのスペシャルステージが設定されています。
ステージ8でコルネホ選手は、終盤にかけてミスをしてしまい表彰台を惜しくも逃しました。しかしステージ9では、後方から追従するライダーたちになるべく目印を残さず、コースを切り開きながら進み、2度目のステージ優勝を果たしています。
チームメイトのリッキー・ブラベック選手も猛プッシュを見せ、ステージ3位を獲得し好調をキープ。ホアン・バレダ選手も安定したライディングで、コルネホ選手からわずか2分10秒差のステージ5位を獲得しています。これによりバレダ選手は、総合首位と約11分差の6位に。そして、パブロ・キンタニラ選手も8位を獲得、総合では首位と4分41秒差の4位につけています。
2位は、Red Bull KTM Factory Teamケビン・ベナビデス選手
総合首位は、Red Bull KTM Factory Team マティアス・ウォークナー選手、2位GASGAS Factory Racingサム・サンダーランド選手、3位Monster Energy Yamaha Rally Teamエイドリアン・ヴァン・ベヴェレン選手です。
■リッキー・ブラベック選手(ステージ3位/総合10位)
リッキー・ブラベック選手
今日はうまくいった日だったと思います。僕自身いいライディングで走ることができたので、ポジティブな1日になりました。チームとして、ライダーたちやメカニックたちはすばらしい仕事をしています。段々と分かってきたことがあります。タイムを失わない日もあれば、よくも悪くも結果に現れる日もあるということです。日々学ぶことがたくさんあると感じています。今日もチームとともに、1日を終えることができてうれしく思っています。タフな日があと2日残っているので、引き続きプッシュして戦わなくてはなりません。タイムを上げるために毎日速く走る努力をしていますが、もしかしたら別の方法もトライしなくてはならないかもしれません。
■ホセ・イグナシオ・コルネホ選手(ステージ1位/総合7位)
ホセ・イグナシオ・コルネホ選手
今日はいいステージになったと思います。昨日は終盤に多くタイムをロスしてしまったので、今日はコースを切り開きながら昨日の分のタイムを取り戻すのが目標でした。もっと多くのタイムを稼げればよかったのですが、今日のステージはとてもスピードが速かったのでそこまで大きな差をつけることは困難でした。「プッシュする」という自分のやるべきことがしっかりできたので、満足しています。残り3日となりましたが、チームは引き続き安定したパフォーマンスを維持しながら、総合順位で更に上を目指して戦っていきます。
■ホアン・バレダ選手(ステージ5位/総合6位)
ホアン・バレダ選手
今日はうまくいったステージになりました。何人かのライダーが前方にいる状況の中、10番手からスタートしました。安定したペースで走り、ナビゲーション面でも正しい選択ができたと思います。距離を進めていくにつれ、段々と調子がよくなってきたので、終盤はさらにプッシュすることができました。実際は前方のライダーのナビゲーションが上手くミスなく進んでいたので、ハイペースで走ることができていたようです。前のライダーたちとの差をあまり詰めることはできませんでしたが、また一つステージを無事に終えることができ、体調も回復の兆しを見せながら、ダカールラリーの終盤争いに挑むことができます。最大限の力を発揮してゴールをすることを目標に、最後まで走ります。
■パブロ・キンタニラ選手(ステージ8位/総合4位)
パブロ・キンタニラ選手
今日の目標はサム(サンダーランド/GASGAS)に追いつくことと、ナビゲーションでミスをしないことだったので、それを果たすことができ今日はいい日になりました。最終的に給油後にサムに追いつくことができ、総合順位でもタイムを上げることができました。明日のステージはいいポジションからスタートできそうです。コースを切り開く必要はなさそうですが、前後には速いライダーたちがいるので、明日はその点を注意しなければなりません。現状のタイム差はとても僅差で、きっと最後までこの状況は続くでしょう。今はとてもレースを楽しんでできています。
※ ※ ※
ステージ10は、759kmの距離を走りきるのに高いナビゲージョン力が要求される日です。
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