TotalEnergies社とLPG燃料新造「LPG・アンモニア運搬船」2隻の定期用船契約を締結
Digital PR Platform / 2024年5月16日 10時5分
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)のグループ会社であるMOL ENERGIA PTE. LTD.(社長:小倉 美樹、本社:シンガポール)は、TotalEnergiesの子会社であるCSSA Chartering and Shipping Services SA社(以下、「CSSA」)とLPG(Liquified Petroleum Gasの略、液化石油ガス)二元燃料新造VLGC(Very Large Gas Carrier)2隻(以下、「本船」)の定期用船契約を締結しました。本船は韓国の現代三湖重工業株式会社にて建造され、2026年に竣工予定です。
本船はLPGおよび重油の二元燃料船で、LPGを燃料として利用した場合、重油と比較してCO2を約20%、SOxやPM等を約90%削減することができます。また、輸送する貨物としてはLPGだけではなく、アンモニアを輸送することが可能な仕様となっています。燃焼時に二酸化炭素を排出しないアンモニアは、次世代のクリーンエネルギーとして今後大規模な需要の増加が見込まれています。
TotalEnergiesとは、これまで舶用油の取引およびLNG船ならびにLNG燃料供給船の長期用船契約締結など、多分野にわたって良好な関係を築いてきました。今回の用船契約締結を通じて、より強固なパートナーシップを構築していきます。
当社グループは経営計画「BLUE ACTION 2035」(註1)で環境戦略を主要戦略の一つとして位置付け、「商船三井グループ環境ビジョン2.2」(註2)において、2050年までのネットゼロ・エミッション達成を目標に定めています。今後もグループ一丸となってネットゼロ・エミッションの実現に取り組み、低・脱炭素化社会の実現に貢献していきます。
【本船概要】
[画像1]https://digitalpr.jp/table_img/2741/88257/88257_web_1.png
<TotalEnergies会社概要>
石油やバイオ燃料、天然ガス、グリーンガス、再生可能エネルギーおよび電力を製造・供給するフランスに本社を置く多国籍のエネルギー企業です。安価で環境に優しいエネルギーを多くの人々へ届けるべく、TotalEnergiesでは10万人以上の従業員がエネルギー事業に従事しています。130以上の国々において、TotalEnergiesは人々の豊かな生活に貢献するべく、持続可能な開発を掲げてプロジェクトに取り組んでいます。
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