敵地の異様な光景は「オオタニを見るため」 ジ軍番記者が断言…7億ドル男の集客力
Full-Count / 2024年5月17日 7時20分
■オラクルパークに大量のド軍ファン「彼は間違いなく人気もの」
ドジャース・大谷翔平投手が出場した13日(日本時間14日)からの宿敵・ジャイアンツとの3連戦はオラクルパークの観客席に青いユニホームが目立った。敵地では異例の光景。ジャイアンツの番記者は「オオタニには間違いなく集客力がありますから」と“大谷効果”を説いた。
これまでトロント、サンディエゴなどで大ブーイングを受けてきた。ましてやドジャースの宿敵、ジャイアンツの本拠地。特大のブーイングが浴びせられると予想されていた。しかし、大谷が打席に立つと洗礼をかき消すように「レッツゴー・ドジャース」コールが沸き起こった。
スタンドを見ると、オレンジ色と青色は半々のようにも見えた。7回に流れる「Take me out to the ball game」の歌詞では、好きな球団を叫ぶのが好例だが、ドジャースファンの叫び声も負けていなかった。
2018年にMLB公式サイトのエンゼルス番として大谷を取材し、現在はジャイアンツ番記者を務めるマリア・グアルダード記者は「ドジャースファンはいつもここでは結構多い」としつつ「間違いなく集客力がありますから、彼がこの街に来ているときは常に、人々は彼のプレーを見るために球場に来ようとする気分が高まるのでしょうね」と影響力を明かした。
その結果もあってか大谷は14日(同15日)に特大の12号を放つなど、3連戦で打率.500(14打数7安打)、1本塁打、3打点、OPS1.319という驚異の活躍を見せた。グアルダード記者も「彼は間違いなく人気ものですから、どこに行ってもたくさんの声援を受けるでしょう」と笑顔。6月に再びドジャースがオラクルパークを訪れるが、青い背番号「17」のユニホームに着替えるファンも増えるかもしれない。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
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