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クルマに出現する「光るカメ」は危険のサイン! 見慣れない「謎マーク」の意味は何? そのまま走り続けるのはNG!

くるまのニュース / 2024年5月9日 20時10分

クルマのメーターパネルには様々な警告灯が表示されますが、中でも「光るカメ」のマークが表示された時は絶対に放置してはいけません。一体どのような意味なのか、解説します。

■謎の「光るカメ」は危険なサイン!

 クルマのメーターパネルには様々な警告灯が表示されますが、見慣れないマークが表示されている時には、何らかのトラブルが発生している可能性もあるため確認する必要があります。
 
 中でも「光るカメ」のマークが表示された時は絶対に放置してはいけないといいますが、これは一体どのような時に表示される警告灯なのでしょうか。

 メーターパネルに表示される警告灯には、ライトを点けた時やパーキングブレーキをかけた時など、特定の操作や状態によって表示されるマーク以外にも、注意喚起やトラブルの通知のために表示されるものが存在します。

 そのため、普段見慣れないマークが表示された時には、そのマークの意味する内容をしっかりと確認して、必要に応じてディーラーや修理工場に持ち込むなどの対応を行うことが大切です。

 中でも先述した“光るカメ”のマークは、ハイブリッド車や電気自動車に表示される可能性のあるもので、「駆動用バッテリーの残量が極端に少なくなっている時」や「駆動用バッテリーの温度が極端に高くなったり低くなったりしている時」に点灯します。

 マークの名称はメーカーごとに異なりますが、例えば日産では「出力制限表示灯」と呼び、リチウムイオンバッテリーの残量が極端に低下している時や温度が極端に低い時に点灯します。

 日産車でこの表示が出た時には、走行用モーターに供給される最大電力が制限されるため、アクセルを踏んでもスピードが上がらなくなることがありますが、出力制限表示灯が消えれば通常通りの走行が可能です。

 一方で、出力制限表示灯に加えて「e-POWERシステム警告灯」が点灯している時は、何らかの異常が考えられるため、すみやかに安全な場所に停車して販売店に相談するよう呼びかけています。

 他にもトヨタでは「出力制限警告灯」、マツダでは「出力制限警告表示」の名称で、日産の例と同様にEVシステムの過熱などが原因でEV出力が低下している時に表示されます。

 例えばマツダの電動SUV「MX-30」では、カメのマークに加えて「出力が制限されています。意図した加速ができません」などの文字情報がメーターパネル内に表示されます。

 このカメのマークが表示された時には、まずバッテリーの残量低下や異常な高温または低温などが原因と考えられるため、できるだけ早く駆動用バッテリーを充電することが必要です。

 そして基本的にバッテリーが充電されてマークが消えた場合にはそのまま走行することができますが、日産の「e-POWERシステム警告灯」やトヨタの「EVシステム異常警告灯」など、EVシステムやハイブリッドシステムの警告灯が点灯しているときは、バッテリー残量低下以外の原因が考えられるため、安全な場所に停車してから早めに販売店や修理工場に連絡し、その後の対処について相談しましょう。

※ ※ ※

 このように、メーターパネルに表示されるマークの中には、クルマに生じたトラブルを知らせるものが含まれるため、普段からどのような時にどのマークが点灯するのかを把握しておくことが大切です。

 また、それぞれのマークが示す内容や対処方法は取扱説明書などに記載されているため、見慣れないマークが点灯した時には早めに安全な場所に停車して、どのようなトラブルが発生しているのか確認してみると良いでしょう。

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