新iPad Proレビュー 性能向上で生成AIもOK、画面の美しさと本体の薄さに惚れる
マイナビニュース / 2024年5月14日 6時0分
アップルが、新しいiPad ProとiPad Airを発表しました。特に、iPad ProはMacBookとは違うベクトルの進化を見せ、ペンでの作業効率を高めたApple Pencil Proとのコンビでクリエイターの創作活動を高められる存在になっています。
しかし、クリエイターではない普通のユーザーにとっても、iPad Proは魅力の多い存在だと感じました。美しいTandem OLEDディスプレイは、写真編集や動画配信、ゲームの満足度を引き上げてくれます。ニューラルエンジンの性能向上は、イマドキの生成AIへの対応もバッチリ。何より、高性能でありながらきわめて薄いiPad Proはシビれるほどカッコよく、所有欲を思い切りくすぐられました。
本体の軽さと薄さはインパクト大!
先日ロンドンで開かれたイベントでお披露目された新しいiPad ProとiPad Airですが、やはり注目はシリーズ初の装備や機能を多く盛り込んだiPad Proといえます。
iPad Proは13インチモデルと11インチモデルの2製品がありますが、今回試用したのは大画面の13インチモデル。本体を手にして驚いたのが、本体の軽さと薄さです。重さはセルラーモデルでも582gと、従来の12.9インチiPad Proより102gも軽くなりました。新旧モデルを持ち比べると、約100gの違いは数字以上の感覚でした。これだけ軽いと、ビジネスバッグに入れて毎日持ち歩くのも苦ではなさそうです。
軽さ以上にインパクトがあったのが本体の薄さ。厚さ6.4mmだった従来モデルに対して新型は5.1mmと、1.3mmほどスリム化されたわけですが、こちらも数字以上に「うっす!」と感じます。これだけ薄いと、単に可搬性に優れるというだけではなく、薄さという価値に心がくすぐられ、これは所有したい…と感じました。
これだけ薄くなると気になる本体の剛性ですが、角を指でつまんで持って上下にゆっくり振ってもびくともしない印象で、通常の使用ではまったく問題なさそうです。
画面表示は美しく、ゲームにも好適
薄さに息をのんだのも束の間、さらに息をのんだのが画面表示の美しさ。新しいiPad Proは、2枚の有機ELパネルを重ねて明るさを稼ぐタンデムOLEDという新技術を採用しており、黒い部分は漆黒のまま明るい部分の輝度を高めています。液晶テレビと有機ELテレビの違いと同じで、夜景の写真も明るい部分が浮かび上がるような表示で思わず見とれました。Apple TV+で配信している動画も、ひときわ没入感高く楽しめました。
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