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山口真由氏「自民党なんだと思う」上川氏「うまずして発言」が口をつき、受け入れられた要因分析

日刊スポーツ / 2024年5月20日 11時25分

上川陽子外相(2023年2月1日撮影)

元財務官僚で信州大特任教授の山口真由氏は20日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、上川陽子外相が静岡県知事選(5月26日投開票)の応援演説で、自民党推薦候補の当選を念頭に「この方を私たち女性が(知事として)うまずして、何が女性でしょうか」と述べた発言を1日で撤回した問題に言及した。

上川氏は18日の会合で「(知事選出馬に)一歩踏み出していただいたこの方を、私たち女性がうまずして、何が女性でしょうか」と発言。自民推薦候補を新しい知事として、女性有権者の力で「生み出す」という趣旨だったとみられるが、「うまずして、何が女性でしょうか」のくだりは女性の出産を想定させる側面も否めず、上川氏は19日に発言撤回を表明した。

山口氏は、今回の発言報道をめぐって「切り取り」という指摘があることを念頭に「切り取り、揚げ足取り、というのはすごく分かるが、違う思いもわき上がってくる」と述べた。

「上川さんがこの言葉を生み出した『空間』があるのだと思う。自民党女性支持者が集まっていて、その方々は恐らくは多くは結婚して子どもがいる。ここにウケると思って、うめ、それが女性だ、というのを上川さんが政治的なセンスでひねりだしたというのが、自民党なんだと思う」とした上で「そういう強固な支持層に抱えられている限り、トップを変えてもそう簡単には変わらないなというのは、ひしひしと感じてしまう部分もあった」とも述べた。上川氏が各報道機関の世論調査で「次期首相候補」の1人に挙げられていることが念頭にあるとみられる。

番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一が「この空間では、これを言ったほうがウケがいいと…」と口にすると、山口氏は「そこの女性たちには、絶対、受けたんだと思う」と述べた。

解説で出演したテレビ朝日政治部官邸キャップの千々岩森生記者は「この発言の後には、拍手が起きている。その場では、多くの方が受け入れたんだろうと思う」と述べた。発言があったのは屋内での集会で、女性支持者ら約100人が出席していた。

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