「私の悪口を言っていたみたいですね!」 勘違いした“パワハラ上司”の詰問に「圧がすごい」【漫画・作者インタビュー】
オトナンサー / 2024年5月19日 6時10分
職場での理不尽な出来事について描いた漫画シリーズ「ぷろ子と圧子【覚えのない悪口】」が、Instagramで合計1200以上のいいねを集めて話題となっています。
作者の職場では、ある上司が自分の気に入らない部下に、よくパワハラをしていました。パワハラを受けた子から話を聞くことしかできずにいた作者でしたが、「自分の悪口を言われている」と思った上司が、作者を問い詰めにやってきて…。読者からは、「表現が面白い!」「圧がすごい」「メンタル強いですね」などの声が上がっています。
■パワハラを受けた人は退職
この漫画を描いたのは、Instagramやブログ「ふわとろ∞ぷろ子半熟ライフ」などで漫画を発表している、ブロガーのふわとろ∞ぷろ子さんです。ふわとろ∞ぷろ子さんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.今回、漫画「ぷろ子と圧子【覚えのない悪口】」を描いたきっかけを教えてください。
ふわとろ∞ぷろ子さん「この出来事を夫に話したところ、『繊細な人は、上司にこんなこと言えないよ』と言われました(笑)。そのことに衝撃を受けたのがきっかけです。自分のことは『繊細』だと思っていたので」
Q.ふわとろ∞ぷろ子さんの職場では、このような出来事はよくあるのですか。
ふわとろ∞ぷろ子さん「あります。パートで入社してくる新人さんが、毎度困惑していますね。女性上司だけでなく、長年働いている女性スタッフも数人、似たような圧をかけてくることがあります」
Q.上司から圧力をかけられた人は、その後どうされていますか。
ふわとろ∞ぷろ子さん「辞めてしまいました。残念です。その前も、その後も多くの人が…」
Q.考え方や価値観の違う人たちが集う環境で仕事をしていく上で、どのようなことが大切だと思いますか。
ふわとろ∞ぷろ子さん「『与えられた仕事を黙々とこなせばよいのでは?』と思うのですが、私の働いていた環境では『こうあるべき』といった、マニュアル以外の私情が入ってしまうことが多々あり、それが問題だと思いました。
同じ環境でも、立場や能力差があるのは当然で、業務以上のことを他者に求め過ぎることは、プレッシャー以上の『圧』を与えがちです。うまくやっていくためには、お互いにある程度の許容が必要だなと思いますね」
Q.漫画「ぷろ子と圧子【覚えのない悪口】」について、どのような意見が寄せられていますか。
ふわとろ∞ぷろ子さん「『どの職場にもこういった方はいるんですね』『表現が面白い』などの意見を頂きました。皆さんに楽しんでもらえたように思います。他にも『ぷろ子さんは繊細ですよ』と、私をフォローしてくださるコメントもありました」
オトナンサー編集部
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