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【大谷翔平と一問一答】サヨナラ打“勝負の分かれ目”は直前5球目のファウル「いい結果につながった」

スポニチアネックス / 2024年5月20日 8時46分

ドジャース移籍後、初のサヨナラ打を放つ大谷(AP)

 ◇ナ・リーグ ドジャース3―2レッズ(2024年5月19日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)は19日(日本時間20日)、本拠ドジャースタジアムでのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。第4打席に一塁へ内野安打を放って2試合ぶりの安打をマークすると、延長10回に移籍後初のサヨナラ打を放った。4打数2安打で打率.353。前日に6毛差で打率トップに立っていたブルワーズのウィリアム・コントレラス捕手(26)はこの日のアストロズ戦は5打数無安打で打率.341に落とし、大谷がトップに返り咲いた。チームは今季2度目のサヨナラ勝ちで2カード連続勝ち越しを決めた。

 最大の見せ場は2-2で迎えたタイブレークの延長10回だった。2死一、二塁で大谷。カウント1―2から内角速球を引っ張ると、打球は右翼線で弾み、本拠ファンが大熱狂の移籍後初のサヨナラ打となった。大谷はベンチから飛び出てきたナインからウオーターシャワーで祝福され、満面の笑みを浮かべた。大谷のサヨナラ打は自身4年ぶり2度目となった。

 大谷の一問一答は以下の通り。

――今週末はボブルヘッドデー、大谷翔平の日制定とスペシャルな感じがしますか?

「特別な週末だった。ボブルヘッドデーは打てなかったので、それ以降しっかり打ちたいなと思っていたので今日はいい形で打ててよかったと思います」

――最後の打席特別な対策は?

「長打ではなくて、単打をしっかり打つスタイルのバッティングだった。いい結果になってよかったと思います」

――決して簡単な球ではなかったと思うが、きれいにあそこに運べたのは?

「初球もいい球でしたけど、そこは見送ってよかったと打席の中で思っていた。その前のスライダーだったり、そこらへんの厳しいボールをファウルにできていたところが結果的にいい結果につながったのかなと思います」

――頭は冷静だった?

「ゾーンの確認だけしないといけないので。毎打席どういう状況でもそれだけは徹底しないといけないですし、それができていればいい結果につながるかなと思います」

――タイブレークで8番から始まる打順だったが、自分に回ってくるイメージは?

「僕の前で終わるならそれはそれでいいことなのでそれでいいと思っていました。回ってきたので自分の仕事、自分のバッティングをしたいと思っていました」

――今季、打率を残せていることについては?

「どの打席も基本的なことはかわらないですけど。ボール球を振らずにストライクを振っていく作業自体は変わらない。その状況、状況に合ったバッティングがあると思うので、その状況に合ったバッティングができれば必然的に率も残ってくるかなと思います」

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