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ダルビッシュ 日本投手のメジャートップランナーへ 続くパイオニア・野茂英雄への挑戦

スポニチアネックス / 2024年5月20日 11時9分

ブレーブス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(AP)

 ◇ナ・リーグ パドレス-ブレーブス(2024年5月19日 アトランタ)

 パドレスのダルビッシュ有投手(37)が19日(日本時間20日)のブレーブス戦で日米通算200勝を達成した。2004年ドラフト1位で日本ハムに入団し、通算20年目で到達した金字塔。衰えを見せない活躍を続けているだけに、今後もメジャーで様々な記録を打ち立てていきそうだ。

 日米通算勝利数では1位の黒田博樹(203勝)、2位野茂英雄(201勝)を超えるのは時間の問題と言える。しかし、メジャーのみでの成績を見た場合、依然として日本人メジャーのパイオニアが高い壁として立ちはだかる。

 通算奪三振1975はすでに日本投手のメジャートップ。しかしそれ以外は「野茂」が各分野で1位に君臨する。

 (1)勝利数

 メジャー14年で123勝を挙げた野茂に続き、2位のダルビッシュは13年で104勝。日本投手トップの野茂まで19勝。

 (2)投球回数

 メジャーで1976回1/3を投げた野茂に続き、2位のダルビッシュは1672回。まだ、およそ300イニングの差がある。

 (3)登板試合数

 ダルビッシュは275試合で歴代6位。長谷川茂利の517試合を筆頭に上原浩治(436試合)、田沢純一(388試合)、斎藤隆(338試合)とリリーフで活躍した投手が上位に並ぶため、323試合の野茂は歴代5位。ダルビッシュは、それに次ぐ6位となっている。

 先発登板数だけで見ると1位は野茂の318試合で、275試合のダルビッシュは2位。大きな故障もなく、安定して活躍していることの証明とも言える。

 22年シーズン後にパドレスと6年契約を結んだダルビッシュ。30代後半での6年契約はMLB史上初めてのことだった。故障のリスクが高くなる年齢での長期契約は球団からの信頼の証。チームの勝利を最優先するダルビッシュだが、今後は日本投手のトップランナーとして、パイオニア・野茂氏の数字を追う戦いにも挑むことになる。

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