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「家庭ごみ」を鉄道貨物で札幌へ 市内唯一の焼却施設改修工事で輸送を検討 北海道函館市

STVニュース北海道 / 2024年5月20日 15時35分

北海道函館市は、家庭ごみの焼却施設の改修工事に伴い、市内で回収したごみを札幌市に鉄路で輸送することを検討していることが分かりました。

函館市は去年から、市内唯一の市営ごみ焼却施設「函館市日乃出清掃工場」の改修工事を進めています。

改修工事では1日あたり200トン~300トンを処理する焼却炉3基を2028年までに順次更新する計画です。

このうち、3基同時に停止する時期が、2024年度から26年度にかけて77日間あり、ほかの都市への委託を検討しています。

委託先は隣接する北斗市のほか、札幌市も候補の1つで、その場合は回収したごみを札幌の焼却施設まで鉄道貨物で輸送する想定です。

背景にあるのは、2024年問題によるトラックのドライバー不足で、家庭ごみを貨物コンテナで運ぶことになれば道内初です。

函館市は20年ほど前に焼却施設を大改修した際、生ごみを含むすべてのごみを市内に埋め立てましたが、異臭などが問題となったため、今回はほかの都市の協力を得て焼却したい考えです。

函館市と札幌市は近くごみ処理委託の協定を結ぶ方針で、札幌市が受諾した場合、10月上旬に2週間、1日約12トンのごみを廃棄物専用のコンテナに積み、札幌市白石清掃工場まで輸送するということです。

函館市によりますと、今年度の札幌への委託経費は約2000万円を見込んでいるということです。

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