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ホンダ新型「フリード」ついに3代目の姿が公開 8年ぶり刷新「エアー」「クロスター」6月発売

東洋経済オンライン / 2024年5月9日 13時0分

3代目となる新型フリードは、前述のとおり、フリード エアーとフリード クロスターの2タイプを設定する。

フリード エアーの外観は、ミドルサイズミニバン「ステップワゴン」の6代目(2022年5月発売)に新設定した「ステップワゴン エアー」を彷彿させる。とくにフロントフェイスには、サテンのメッキ加飾を施した細めのフロントグリル、ボリューム感を持たせたフロントフードやバンパーなどを採用。また、どっしり感のある台形デザインとなったリアビューも、よりミニバン的なイメージに変貌した。そして、これらにより、「エアー」というネーミングはもちろん、シンプルかつクリーンな印象など、まるでステップワゴン エアーの弟分と思えるほど、両モデルのフォルムは近しくなったといえる。

ただし、ヘッドライトやテールライトについては、フリードらしい「小粋な印象」をさらに強調したデザインを採用する。ヘッドライト・ユニットの上部にある片側2基、左右で計4基のオーバル形状のライトは、デイタイムランニングライトやポジションライト、ターンライトを兼ねた多機能タイプ。ハイビームとロービームを兼ねるヘッドライトは、その下部に小型タイプを採用する。なお、ハイビームとロービームと自動で切り替えるほか、照射範囲も自動調整するアダプティブドライビングビーム搭載車もオプション設定だ。

また、テールライトには、シンプルな四角形状に十字を入れたユニットを上下に並べ、どことなくユニークな印象も加味。上の四角がターンライト、下の四角はテールライトとストップライトを兼用する。さらに上下四角の間にもストップライト、下の四角いライト下はバックライトも装備する。

一方、フリード クロスターは、現行モデル以上にタフなイメージを演出していることが特徴だ。フロントグリルやリアバンパーには金属調で、立体的デザインの専用ガーニッシュを採用。また、フロントのロアガーニッシュにはフォグライトを装備するほか、フロントバンパーの開口部も大型化。ボディサイド下部や前後フェンダーにも黒基調のガーニッシュ、さらにヘアライン仕上げのルーフレールなども備え、アウトドア・ユースを想起させるデザインを採用する。

ホンダは、これら2タイプを設定した理由について、ユーザーが「自分のライフスタイルに合わせて選べるようにするため」だという。フリード エアーは、通勤や買い物、小さな子どもを幼稚園や習い事へ送迎するといった日常使い、休日のドライブなど多様な用途で使うことを想定。さまざまなシーンで、現行モデルのフリードやフリード+以上に、上質感や使い勝手の良さを感じられるクルマに仕上げたという。

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