英中銀、新型ウイルスの影響抑制で関連当局と連携

3月２日、イングランド銀行（英中銀）は、新型コロナウイルス感染拡大が英の金融システムや英経済に及ぼす影響を抑制するため、財務省や海外の関連当局と連携している、と述べた。イングランド銀行前で２０１４年５月撮影（２０２０年　ロイター/Luke MacGregor）

［ロンドン　２日　ロイター］ - イングランド銀行（英中銀）は２日、新型コロナウイルス感染拡大が英の金融システムや英経済に及ぼす影響を抑制するため、財務省や海外の関連当局と連携している、と述べた。

イングランド銀の広報担当者は「状況を注視し、世界経済や英経済、および金融システムに及ぼす影響を精査している」と述べたうえで、金融の安定を確保するため、あらゆる必要な措置を講じるよう、財務省や英金融行動監視機構（ＦＣＡ）をはじめ、他国の当局と緊密に連携している、とした。

ＦＣＡも、新型ウイルス感染拡大に対応するため、金融サービスセクターと緊密に協力している、と発表した。

市場では、日米豪の中銀による金融緩和観測が急速に高まっている。