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3月の追加利下げ、正当化する情報ない見込み=米セントルイス連銀総裁

ロイター / 2020年3月5日 8時59分

米セントルイス地区連銀のブラード総裁は4日、今月17─18日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)について、追加利下げを正当化する新たなデータはあまりない見込みだとの認識を示した。写真は2018年10月、シンガポールで講演するブラード氏(2020年 ロイター/Edgar Su)

[セントルイス 4日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は4日、今月17─18日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)について、追加利下げを正当化する新たなデータはあまりない見込みだとの認識を示した。

連邦準備理事会(FRB)は今週、新型コロナウイルスの感染拡大による米経済への影響を和らげるため、FOMCを待たず、50ベーシスポイント(bp)の緊急利下げを実施した。[nL4N2AW3Z7]

ブラード総裁は講演で「3月の会合の結果を予見することは望まない」とした上で、「新たな情報はそれほどないだろう」と語った。

また、緊急利下げの適切な幅を決定する上で「われわれは可能な限り最善の判断を行った」とし、FRBは現在、新型ウイルスの「かなり大規模な感染拡大への備えが整っている」との考えを示した。

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