武田薬が反発、新型ウイルス治療薬の開発を材料視=東京株式市場
ロイター / 2020年3月5日 9時24分
3月5日、午前の東京株式市場で武田薬品工業が反発。4日に新型コロナウイルス感染症治療薬として血しょう分画製剤の開発を開始したと発表したことが材料視されている。写真は2018年米マサチューセッツ州ケンブリッジで撮影(2020年 ロイターS/Julie Steenhuysen)
[東京 5日 ロイター] - 5日午前の東京株式市場で武田薬品工業<4502.T>が反発している。4日に新型コロナウイルス感染症治療薬として血しょう分画製剤の開発を開始したと発表したことが材料視されている。
回復した患者の血しょうを基にしており、回復した患者の体内にある抗体が、新たな感染者の免疫システムを高め、感染を防ぐことができる可能性がある。
武田はまた、既存の製品の中から新型ウイルス感染症の患者に対して、有効な治療薬の候補を模索する考え。取り組みは早期段階ではあるものの、優先順位は高いとしている。
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